久しぶりに伊勢路を歩いてみることにしました。
ほとんどの熊野古道が破壊されているのですが、伊勢路はまだ峠道がたくさん残されています。
三重県の努力のたまものでしょう。
同じ世界遺産の道でも 和歌山県の「高野町石道」などゴルフ場の中を歩かせたりするので
日本の恥さらしですね。和歌山県の職員は程度が低すぎますね。
奈良県も小辺路や奥駈道など 林道でかなり破壊されても奈良県職員は知らん顔です。
それどころか世界遺産の大峯奥駈道に修験者さんたちが 宿泊小屋を造ろうとしたら
奈良県や十津川村の程度の低い職員どもが猛反対して長い間作らせなかったのです。
そこへ今は亡き財務大臣だった塩爺が奈良県や十津川村に掛け合い なんとか約小屋が2軒作られました。
塩爺は その後も奥駈道や山小屋ののメンテナンスをする「新宮やまびこぐるーぷ」に資金援助したり
自分で資材運搬の手伝いをしたそうです。
ああいう本物の政治家は 今後あらわれそうにないですね。
※この話は新宮山彦グループに直接聞きました。
また和歌山県の程度の低さは 町石道を歩けば誰にも分かりますよね。
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世界文化遺産 紀伊山地の参詣道伊勢路を歩く
1.波田須の道 その1
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は波田須の道の地図です。ピンクの部分を歩きました。
案内図の茶色の部分だけが石畳であとのグリーンの道はアスファルト道路です。
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この旗が伊勢路の世界遺産登録部分の目印です。
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国道沿いに駐車場もあります。
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駐車場の上の左側の階段を上ると
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神社がありました。
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拝殿、本殿すべて小屋に覆われていて建物はおろか 神社の名前も見当たりません。
地図では波田須神社になっています。
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しばらく歩くと石畳が出てきます。
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きれいに整備された道です。
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少し歩くとすぐに峠です。
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しばらくいしだたみのみちを下ると
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民家の庭先に出たので引き返しました。
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鎌倉時代に作られたという 伊勢路に現存する最古の石畳道だそうです。
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道のわきに石仏も祀られていました。
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伊勢路の世界遺産登録部分にはすべてこの標識が建てられています。
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石畳道を降りて国道わきのこの茶屋のわきから下へ降ります。
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眼下に熊野灘を見ながら道を降ります。アスファルトの道ですが伊勢路です。
正面の大きな楠木が「徐福の宮」で波田須集落の真ん中にあります。
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その2へ続く
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1-2波田須の道
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これも伊勢路です。
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海を見ながら降りていきます。天気が良いのでとても気持ちよく歩けます。
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伊勢路を歩き波田須の集落に到着しました。
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徐福の宮です。
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徐福がこの地に上陸したと書いてあります。それは間違いで徐福ではなく、徐福の子孫か(九州物部が
東征の時に上陸したのか、)または徐福が連れてきたたくさんの海童たちの子孫です。
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集落に入ると道が突然狭くわからなくなり、やみくもに歩きました。
この道も伊勢路だと書いてあります。駅へ向かいます。
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これが波田須液です。駅舎はありません。ホームがあるだけです。
この駅がアニメ映画「凪のあすから」で舞台になり たくさんのアニメファンの聖地になりました。
休日にはたくさんのアニメファンが全国からこの駅にやってくるそうです。
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駅舎はなく、駅からこの道を登ってきました。地図によるとコレも伊勢路です。
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これも伊勢路です。
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道はなんとかあっていました。
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伊勢路を歩いて山の上に戻ります。山の上が国道です。
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上から伊勢路を歩いて外人が下りてきました。話をするとフランスの方で東京在住だそうです。
紀伊山地の参詣道を歩いていて、小辺路や中辺路、高野町石道それに四国のお遍路旅も歩いたそうです。
今回は伊勢神宮から終点の熊野那智大社まで歩く予定だそうです。
いずれ大峰奥駈道を一人で歩くつもりだとおっしゃっていました。
私と同年代で話が合い長いこと話し込みました。
(フランス語ではありません。日本語です)
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お昼ご飯はこのカフェで食べる予定でした。このカフェは京都で活動されていた音楽家のご夫婦の方が
ここに移住して始められたそうで、このカフェもアニメ映画の舞台になり たくさんのアニメファン
でにぎわうそうですが 残念ながら今は武漢チャンコロナで休業中でした。そこで移動して
先ほどのフランス人が感動していた熊野ビーチの一つ新鹿ビーチに行きます。
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とてもきれいなビーチです。
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「熊野にはこんなにきれいなビーチがたくさんあるのに 日本人はなぜハワイみたいな詰まらんとこへ行くのだよ」
と先ほどフランスのジーちゃんが起こっていたとおり 素晴らしいビーチでした。
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新鹿(あたしか)集落の雑貨屋さんで買ったお弁当とカップ麺 それにデザートでピーチの景色を満喫しました。
天女座よりこちらのほうがよかったなあ。
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2 仁木島峠、逢神坂峠
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仁木島峠と逢神坂峠は連続しているようなので 通しで歩きます。
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地図によれば仁木島湾の入り江の横なので 登山口は浜辺と思い込んで探しましたが
見つからず この場所を何度も通り過ぎました。ここは山の中です。
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ゆっくりと走り やっとこの旗に気が付きました。これはわからんわ。
地図ではワンの入り江の横にバス停がかいてあるし。
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コンクリートの階段を上るとここに出ます。道路(国道であり、伊勢路です)のすぐ上です。
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この会談をさらに登ると
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ようやく石畳の道に出ました。伊勢路を削って低くして 国道にしたから昔の道がこんなに
山の上に取り残されたのです。
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かなり重厚な造りの道です。
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例の世界遺産の標識もやっと出ました。
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石碑に何か書いてたありますが読めません。
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ひたすら登ります。
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突然ハイキングコースの標識が出てきます。誰がこんなもん建てたのでしょうか。何のために。
「世界遺産の参詣道をハイキングにどうぞ」なんて 建てたやつの頭の中を覗いてみたいものです。
小辺路には「ここは祈りの道です。静かに昔に思いをはせて歩きましょう。そのためトレラン禁止です」
と立札がありましたが 全く同感です。誰が何のためにこんなハイキングの標識をたてたのでしょうか。
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昔の人はよく整備しましたね、感心します。あのフランス人のジーちゃんも
感動してましたからね。
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左上に峠らしきものが見えてきました。
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仁木島峠到着です。
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そのまま、しばらく平坦な道を歩きます。
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その2へ続く
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2-2 仁木島峠、逢神坂峠 その2
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石垣の上は棚田になっていたのでしょうか。それとも猪からの防護壁なのでしょうか。
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案内地図によると 庄五郎善吉地蔵と書かれていますがなにか言われがあるのでしょう。
説明看板がなくわかりませんでした。
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きれいな道が続きます。ここは雨の時は谷の水が流れるのでしょう。
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緩やかな登り道を進むと
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峠に到着しました。
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逢神坂峠です。名前の由来は 伊勢の神と熊野の神がここで出会うからとか、
昔この辺りには狼がたくさんいたとか諸説あるそうです。
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緩やかな下り坂をしばらく降りると
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こちらにも猪垣根がでてきたので このあたりで引き返します。
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道に曙草が咲いていました。我が家の裏山の岩湧山ではとっくに終わってしまった花なのですが。
海に近いこちらのほうが早く咲いて早く終わりそうなのですが。不思議です。
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仁木島峠に戻ってきました。
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石畳のジグザグを降りていきます。
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上から見下ろしてもきれいな石畳道です。
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ここの階段を降りてから国道を歩き駐車場所に向かいます。
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国道を歩いていると仁木島の集落が見えました。
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トンネル横の空き地(多分 市のなんかの施設と思いますが)に勝手に駐車しました。
すみませんでした。
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仁木島峠、逢神坂峠おわり
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3 三木峠、羽後峠
3-1 三木峠、羽後峠 その1
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三木峠と羽後峠の案内図です。この二つの峠はつながっていません。
先ほど歩いた仁木島峠と逢神坂峠はつながっていましたが、今度は農道で2キロちかく離れています。
別々に歩くことにしました。
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少し離れた空き地に勝手に車を止めて国道を歩きだします。
この道も伊勢路です。右の先にへこみが見えますがあれが入り口です。
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ここが入り口です。
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峠まで600mほどです。
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石畳の道が現れました。この道は地元のご夫婦二人で 2年がかりで掘り起こされたものです。
明治になり海岸穂国道が通ると この生活道路の伊勢路は全く使われなくなり 忘れ去られて
埋もれていました。偶然石畳の一部を発見したご夫婦は 毎日手弁当で道を掘り起こして
2年かかったそうです。今ではすっかり観光名所で 年間1万人近くが歩くそうです。
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例の世界遺産の標識も建てられています。
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この道を掘り起こされたお二人の努力に敬意を払いながら歩きます。
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振り返ると海が見えました。
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平坦な部分には敷石がありません。
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峠が見えてきました。
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おそらくあそこが峠です。
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三木峠到着です。
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羽後峠までかなり距離があるし、それにほとんどが林道なので ここから行くのは
止めました。
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こちらに行ってみよう。
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行ってみましたが残念な展望でした。もう少し周りの木を伐採してくれたらなあ。
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その2へ続く
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3-2 三木峠、羽後峠 その2
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いったん車に戻り車で林道を走ります。もちろんこれが伊勢路です。
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入り口はすぐ分かりました。
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ここから峠まですぐです。
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歩き始めてすぐに峠が見えてきました。
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羽後峠到着です。
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こんな短い区間にも 例の世界遺産標識がちゃんと建てられています。
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しばらく平坦な道を歩きます。右手の石垣は 後でわかりますが猪防護壁ではなく
棚田の跡です。
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左手に猪防護壁が現れました。この石垣の壁が延々と続いていました。
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防護壁はずっと続いています。いつの時代のものなのでしょうか。
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延々と続いています。すごい長さですね。
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右手には棚田の跡の石垣も続いています。
参詣道であると同時に 生活道路でもあった伊勢路に面して棚田も続いていたのでしょう。
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しばらく歩いてから引き返して 再び羽後峠です。
猪防護壁といい、棚田の跡といい すごい遺構でした。
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林道に戻ってきました。
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林道を引き返して国道に出る途中に 三木峠の入り口がありました。
ここまでを地元のご夫婦が発掘されたのです。
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今夜の宿の「ホテルなみ」です。
最初予約の時に狭い部屋で素泊まりでいいです。というと「ゴートゥートラベルは利用しないのですか」
と聞かれたので 」「面倒くさいのでしょう。手続きが」「いいえ、フロントでサインしていただくだけで、
65%割引になりますよ」と言われたので 「ほなら 一番広い部屋で2食付けてください」
というと
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ダブルベッドサイズのベッドが二つあり、奥のお風呂も手前のトイレも4畳半くらいの広さでした。
もちろん温泉がありましたが部屋の広い風呂でゆっくり漬かりました。
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朝起きてみると素晴らしいロケーションで 遠くに見えるのが鬼ヶ城です。
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大吹峠へ続く
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4 大吹峠 2020年10月30日
4大吹峠
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「Go To Travel」でぜいたくな朝ご飯を食べた後 大吹峠に登りました。
この峠はホテルに近く、登山口は波田須にあります。
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国道に大きな看板があるのですぐ分かりました。
駐車場とトイレと休憩小屋があります。
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ここを登ります。
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右手は棚田の跡のようです。
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棚田が右手に続きます。
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道の紅梅が緩くなったころに
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峠が見えてきました。
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大吹峠に到着です。
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少し歩いてみることにしました。
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普通の山道が続いているので 途中で引き返しました。
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引き返して大吹峠から先の伊勢路を歩いて行くと竹藪に入りまわれが全然見えなくなったので
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きれいな石畳道を引き返して登山口に戻りました。
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さあ次はいよいよ 今回のメーンイベント「八鬼山越え」に向かいます。
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大吹峠 終わり
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八鬼山越えに続く
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5 八鬼山超え
5-1 八鬼山超え その1
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予定では桜の森広場でお昼ご飯を食べて、江戸道を行き明治道を引き返し
登山口に戻るつもりです。
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国道やこの後の道路に 大きな標識があるので迷わずにたどり着けました。
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登山口駐車場とトイレです。
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駐車場からしばらくアスファルト道路(これも伊勢路です)を歩き
あの波多野と頃から石畳道へ入ります。
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この峠道は63番まであるそうな。ということは今まで歩いた伊勢路で一番長い峠道だ。
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道の右手に見えている谷筋は 地図によれば国道311号線で九鬼村へ行く道です。
山頂から九鬼村を見下ろすとは この時点ではまだ想像もしませんでした。
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初めのうちはごろごろ石が多いが
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やがてきれいな石畳道になる。
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歩き出してすぐに お墓のようなものがあります。
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説明看板を読んでびっくりしました。伊勢路で行き倒れた人は このあたりの村人が介抱したり
亡くなれば葬式も出したりしたのですね。このような行き倒れ慰霊碑はすべて誰の慰霊碑か
わかるのが凄いと思いました。
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新しい木の橋もいくつか渡ります。
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きれいな道が続くと思ったら
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説明看板があり 石畳が出来た当時の面影を一番よく残している場所だそうです。
波田須でお会いして話し込んだフランス人のおっちゃんが 「八鬼山はすごくうつくしいよ」
と感動していたわけがわかりました。
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広場に来ました。
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説明看板を読んでびっくり。この急坂を殿様は駕籠に乗って超えたのだそうだ。
なんちゅうやつだ。自分の足で歩けよ。御姫様ならわかるけど 歩くのが嫌なら
せめて馬に乗って超えろよ。
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林道建設で破壊された場所を過ぎます。三重県は古道を破壊したら昔の雰囲気を残して
なんとか取り繕いますが 奈良県や和歌山県は壊しっぱなしだから、県職員の
程度の低さがよく分かりますね。
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二つ目の行き倒れ慰霊碑を合唱して過ぎます。
戒名と俗名が書いてあるので慰霊碑だとすぐ分かりました。
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その2へ続く
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5-2 八鬼山超え その2
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山道のところどころに このような道を横断する排水側溝が設けられています。
今の山道は 堀っただけとか 先日訪れた北八ヶ岳では 足場板を土留め板にして埋め込んで
排水側溝がたくさん作られていました。山道は雨が降ると川になりやすいく、法面崩壊しやすいので
このように ところどころに排水側溝が作られています。こういう先人の知恵を真似しているのですね。
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八鬼山のふもとの村から山頂まで 五十丁あるそうで 今二十五丁なのでちょうど半分来ました。
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突然道が急坂になりました。
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七曲りというらしいです。西国一の難所の八鬼山越えのそのまた難所です。
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道はジグザグに急登します。
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道端のお地蔵様も口を開けて「がんばれ」とおっしゃっているのか、それとも
笑っていらっしゃるのか。
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ようやく光が見えてきて あれが峠だと思ったら
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また新しい急登が始まります。
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何度かだまされると ついにあれが峠かな
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ここは九鬼峠といって 九鬼の集落からの峠道です。
山頂はまだまだです。
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なに!新しい熊注意の標識です。
最初から言ってよね。登山口で言ってくれたらちゃんと熊除けスプレーもってくるのに。
今は子供のおもちゃのピストルしかもってないものね。
あんな音でクマが逃げてくれるとは思えないけどなあ。
最初から言ってよね。
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真新しい荒神堂に到着です。後ほどふもとで地元のおっちゃんたちに出会いますが
尾鷲市の市民がお金を出し合って建てたそうです。
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ここは茶店の跡だそうです。
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お地蔵さんに励まされてさらに登ると周りが明るくなってきました。
山頂は近いかな。
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峠に着いたようです。
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登山口から約50分で到着です。やれやれ長かったなあ。
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ここに昔あった茶屋跡に建てられた東屋がありました。
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その3へ続く
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5-3 八鬼山超え その3
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予定では江戸道を歩いて 明治道に出会うところまで行き 明治道を歩いて戻る計画でした。
明治道は危険なので通行禁止と書いてあり 江戸道をある程度進み そのまま引き返すことにしました。
登山口駐車場には私以外には誰も車を止めていなかったし、誰も追いついてこないということは
今日は八鬼山には私一人しか歩いていないということです。
くまモンが出ると 初めからいってくれてたらなあ、スプレーを持ってくるのに。
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平坦な道をしばらく進むと
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素晴らしい展望広場に出ました。
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眼下に熊野灘と入り江の中に集落が見えます。
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かつて武勇をとどろかせた熊野灘の無敵水軍 九鬼水軍の九鬼村です。あり入り江の中に
いくらたくさんの軍船がいても 外洋からは全く見えませんね。天然の要塞です。
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東のほうには志摩半島も見えます。
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ここでお昼ご飯にすることにしました。
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けさコンビニで買ったカップ麺と菓子パン、それに真ん中のカップはGototravelで
泊まったホテルの朝食バイキングでコーヒーカップにご飯とおかずを詰め込んできました。
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食後しばらく江戸道を歩きましたが 平坦な道が続き、まわりの景色もほとんど見えず
あまり面白くないので引き返すことにしました。
明治道出会いまで進んでも明治道は進入禁止になっていますから。
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ここで引き返すことにしました。八鬼山越えの3分の2ほど歩いたからまあええか。
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荒神堂広場には石仏も祀られていました。
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苔むした石畳の道の急降下は 非常に危険です。
滑って転倒して 骨折したり頭を打つともうそれまでです。ヘルメット持ってくるべきでした。
クルマに積んであったのになあ。
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下山途中に八鬼山の名物「ベロだし地蔵」さんがいらっしゃいました。
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例の七曲りは本当に難所でした。下るほうが非常に危険です。
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尾鷲の街が見えてきました。
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何の花でしょうか、道端にきれいに咲いていました。
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やれやれ無事に帰着できました。軽トラが4代ほど止まっていましたが
先ほど登山口から少し入ったあたりのベンチで地元のおっちゃんたち4人が
おしゃべり会をしていました。「上までいってきたか」と聞くので「山頂付近だけにクマが出ます
という看板があったけど 登山口にも張っておいてほしかったなあ」というと「だって熊は山の上にでてくるけん」
と 取り合ってもらえませんでした。それもそうだわな。おっしゃる通りでございます。
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歩いた記録です。
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登山口が海岸近くにあるので 標高差は ほぼ八鬼山の高さでした。
歩行距離は9.5`とかなり歩きました。
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6 馬超峠と天狗倉山
6-1 馬超峠と天狗倉山 その1
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登山口から馬超峠へ登り そこから分岐して天狗倉山へ登る計画です。
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登山口と駐車場です。この国道も伊勢路なので 歩く場合はこの国道を歩いて 紀北町から
尾鷲市内を目指して歩いてきます。
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登り口のこの道は後でわかるのですが、国道で伊勢路を破壊した時に復元した
偽物の石畳道です。
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しばらく歩いてこのあたりから本物の石畳道になります。
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本物の石畳道は やはりきれいです。
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例のいつもの世界遺産登録部分の標識。
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突然こんな旗が出てきました。何の意味があるのでしょうか。
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地図にはありませんが この道は谷筋のみちで、渓流沿いに歩いて行きます。
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広場に来ました。
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夜泣き地蔵です。子供の夜泣きに悩んだ親たちがここにお参りしたそうです。
今も 夜泣きに困った親たちが 哺乳瓶やおもちゃ、お菓子をお供えして夜泣きが収まるように
お参りにくるそうです。
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この排水側溝は雨水用ではなくて沢水の排水用です。もともと沢だったところに
道を通したのでしょう。すごいですね、昔の知恵と技術。
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リンドウの群生している中を歩きます。
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白いリンドウもあってびっくりしました。白いものは初めて見ました。
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あれは林道との交差点です。
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破壊した熊野古道をつくろっています。
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休憩コーナーです。ここは景色もよく周りの山が見えます。
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その2へ続く
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6-2 馬超峠と天狗倉山 その2
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ここの休憩ポイントからは 大台ケ原の日の出が岳が少しだけ見えます。
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中央奥に少しだけ見えています。山頂の岩の上に行くと真正面に見えます。
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しばらく歩くと 台風で崩れたのでしょう、足場板で仮復旧した部分がありました。
いずれ敷石で本復旧されることと思いたいですね。なんせこの道は世界文化遺産ですから。
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伊勢路のほかの部分のように 水平部分はほとんど敷石はありません。
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馬越峠に到着です。
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峠の向こう側へ少し降りてみます。
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急降下します。
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木々の間から尾鷲の町並みが見えます。以前は尾鷲市内の尾鷲神社の横からこの峠を登りました。
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再び馬越峠を目指します。
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今度は峠から天狗倉山へ向かいます。
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道の横にはリンドウの花が続きます。この山もこの峠道もリンドウがとても多くて驚きます。
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天狗倉山への道は急登続きです。短い距離で200mの高さを一気に登るからです。
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巨岩地帯に入りました。
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あの巨岩の上が山頂です。
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巨岩の足元を左に回り込みます。
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広場に到着です。
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あの梯子を登ります。
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その3へ続く
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6-3 馬超峠と天狗倉山 その3
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この上が山頂です。
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天狗倉山山頂到着です。
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眼下に銚子川と大台の峰々が広がります。
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中央奥が大台ケ原の日の出が岳です。
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二井川は今一つ眺望が望めないので いったん岩から降りて
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海側の別の岩へ登ると 眼下に尾鷲湾と熊野灘が広がります。
この景色が見たいので毎年ここに来ます。
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尾鷲の町並みが広がります。
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中央奥が昨日登った八鬼山です。山頂左の木がない場所が桜の広場でお弁当を食べた場所です。
あそこから 眼下に九鬼集落が見えましたが ここからはあの山の向こう側で見えません。
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岩の上で熊野灘の景色を堪能した後 下山します。凄い急降下です。
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馬越峠にはたくさんの人がいました。今日は土曜日で人が多いのです。
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一里塚の跡を見て下山します。
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気温はだいぶ上がったのですが 白いリンドウは開いていませんでした。
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左が駐車場から来た道ですが右の石畳道を歩いてみます。
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きれいな石畳道が続いています。これが伊勢路なのでしょうか。
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公園に出ました。説明看板があり 国道建設で破壊した伊勢路の代わりに公園周りの道を
伊勢路の石畳をまねて作ったと書いてありました。
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なーんだと落胆して 国道の伊勢路を歩いて元の駐車場へ引き返しました。
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歩いた記録です。
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馬越峠への道の勾配より 天狗倉山への道の勾配が のもすごく急な気がしますが
この記録では少しだけ勾配がきつい程度に見えます。実際はものすごく急登なのですが。
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馬超峠と天狗倉山 おわり
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