※この日記は島旅を
続けながら作成し
アップロードを
続けています。
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7/6
(水) 伊丹空港のスタバでコーヒー飲んで、飛行機で鹿児島へ。夕日に輝く桜島や開聞岳を見ながら、鹿児島港より、フェリーで喜界島へ向けて出発。一番安い二等船室に寝場所を確保。
大型フェリーは錦江湾を出て外海に入るとすごいうねり。ローリングがすごく二等船室の畳上で寝たきり状態になる。喜界島を考えているうちに寝てしまう。 |
鹿児島錦江湾の桜島 |
フェリー 「喜界」 |
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7/7(木) 午前四時過ぎに船内放送でたたき起こされる。 喜界島に五時前に上陸。しかし島はまだ寝てる。
町をぶらぶらしていると七時半ころにやっとお店が開く。さっそくお弁当買うて朝ごはん。
喜界島は、今、工事が多く、工事関係者で、ホテルや民宿はほとんど一杯である事が分かった。この島での宿泊予定を急遽変更、奄美大島への船便はもうないが、小さな飛行機が昼から飛ぶのでさっそく予約。島をうろうろしてから、午後の便で奄美へ飛ぶ。
バスで奄美大島を北から南へ二時間半かかって縦断し古仁屋到着。目の前のホテルが空いていたので泊まる。
喜界島ムチャカナ公園 |
喜界島池治ビーチ |
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7/8(金) 奄美地方は、朝から、雨が降ったり止んだり。悩んだけど結局レンタルバイクを借りてAM8:00のフェリーで、加計呂間島へ日帰り旅行に出かけた。
加計呂間島で、国民的人気映画「フーテンの寅さん」最終回の撮影が島のあちこちで行われ、そのロケ地にはモニュメントが建っていた。
島の南側諸鈍(しょどん)には、寅さんとリリーさんが暮らした家が今でも残っていて、家の前に立つと映画のシーンを思い出す。
また作家島尾敏雄の文学碑が立つ呑ノ浦にはベニヤ板でできた舟に爆薬を満載し敵に突っ込んだ特攻舟震洋が復元してあった。
生間(いけんま)に上陸し、安脚場(あんきゃば)、諸鈍(しょどん)とまわるうち、雨がはげしくなり島巡りを中断して、古仁屋に帰り、二泊目の夜。
奄美大島南端 古仁屋港
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加計呂麻で寅さんとリリーが
暮らした家 |
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7/9(土) 朝から晴れ上がり真夏日。このところ奄美郡島は、通称郡体つまり奄美郡島内総合体育会が各島で行われていて各地で大フィーバーて゜ある。
今日は次の徳之島に移動する予定日で、港へ出かけたら港は、各島対抗の手漕ぎ舟競争でお祭り騒ぎ。乗込むべき船が 全然来なくて大幅遅れ。(だいたいこの航路の時刻表なんてあってないような南国タイムである)
おかげで、港のレース見物ができた。たまたま女性の部を見物したが、皆さん美人だが腕も太くたくましい。
夕方、徳之島に上陸した。電話予約したレンタルバイク屋さんへ直行。船が着いた平土野港とは島の反対にぎやかな亀徳へ向かう。
新しいきれいなホテルを見つけ、値段を聞くと一泊7800円とまあまあなので、泊めてもらう。
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古仁屋港での
島対抗美人レース |
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7/10(日) 徳之島は今日も、夏空だぁ。 レンタバイクで島一周ツアーへ出かけた。
名もないきれいなビーチがあちこちにあり、しかも誰もいない。あちこちで写真を撮った。この島へ来るまで知らなかったが、第46代横綱朝潮太郎もギネスブックに載った世界最長老の 泉 重千代さんもこの島の人である。
またこの島の沖合で撃沈された戦艦大和の慰霊碑もたっていて、そこにも参拝した。また闘牛が盛んで島のあちこちに闘牛場があり、たまたま訪れた伊仙町の闘牛場では、場内で運動させていた牛を見ることができた。
夏日の今日、Tシャツでバイクに乗って島めぐりしていたが、たっぷりと日焼け止めクリームを塗っていたのだが、夜部屋で鏡を見たらすごい日焼け。南の島の太陽(ティーダ)をなめたらアカン。
ビーチのハマユウ |
ハイビー |
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7/11(月) 今日は移動日で次は沖永良部島。
借りっぱなしのバイクを返そうと電話したら、レンタル屋の白間さんは「鍵つけたまま、港にほっておいてくれ。なにわしのバイク誰も取らん」だってさ。のんびりした島である。
この朝、徳之島から乗込んだ船は、昨日で終わった郡島内総合体育大会の選手団で、超満員である。足の踏み場もないとはこのことで、ロビーからレストランから床という床には布団が敷いてある。なぜか僕も沖永良部選手団室へ放り込まれた。
沖永良部の和泊港にはたくさんの出迎えの人が来ていて「何とか君優勝おめでとう」とか「なんとかチーム準優勝よくやった」というふうな横断幕をたくさんもって迎えに来ていた。
沖永良部は、真夏のカンカン照り。 ビーチもきれい。さっそく予約したホテルへ。フローラルホテルは島の南端知名町にあった。町営なのかあまりサービスよくないがまあまあ安くてきれいなホテルである。
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7/12(火) 朝から島を歩き回っているうちに、あまりの暑さに一休みして、おばあ達のガジュマル木陰会議に、参加させてもらってしばし休んだ。
お昼ごはんは街中の大衆食堂に入ったら、なんと本日の日替わり定食は「ゴーヤチャンプルー定食」沖縄は近いぞう。
午後から美瀬の浜「びしのはま」というきれいなビーチで写真を撮っていて、蛸取りオジイと知り合いになった。そのオジイは85歳で毎日家からこの海岸まで自分で車を運転して蛸取に来るそうな。
この島にはリゾートホテルと呼べるようなホテルはまだない。まあ観光客があまり来ないからきれいな自然があちこちにのこっているのだろう。
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7/14(木) 町の中心はミコノス通りなんて名前がついている。この島はどこでもきれいなビーチで、島の周りが全部ビーチと呼んでもいい。ミコノス風白い建物喫茶店でギリシャ風サンドイッチ、地中海サラダとギリシャコーヒーを注文して昼食とする。
昼からさっそく海にもぐる。しかし上からは見えないけど海の中はゴミだらけ。タイヤ、ホイール、農機具部品、おもちゃ類、空き缶空き瓶が海底に。がっくりきた。
クルマで移動して三箇所潜ったがいずこも同じ、ゴミの海底。しばらく海岸で呆然としていたら海ンチュオジイが釣りから手漕ぎ舟で帰ってきてしばらくお話した。そのうち「台風が来るから舟を引き上げるのを手伝ってくれ」というようなことを言われたので手伝う。浜の最上部まで引き釣り上げたので、重くしんどかった。
あまりのどが渇いたので、近くの店で飲み物を買い、おばさんに今の出来事を言うと、腹を抱えて笑いこけ、「まあまあ、遊びに来たのにすいませんねえ。島の人間はみんな人はいいのだけれど、たまにそういう図々しいのがいるから気をつけてくださいね」といわれた。
レストラン「ミコノス」 |
与論のビーチ |
おじいと引き上げた舟 |
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7/15(金) 島の小高い丘の上に昔城があったそうで、その城跡に サザンクロスセンターという建物が建っている。1階から3階まで与論の昔の生活様式などが写真と民具で展示してある。5階の展望フロアからは360度のパノラマが楽しめる。
昨日あたりから台風がフィリピン近海からまっすぐ石垣へ向いて進んでるのが気になる。昨日より風がだいぶ強い。干潮時だけ姿を見せる「百合が浜」へ渡してくれるグラスボート屋さんへ電話してみると「今日の干潮は6時30分、波があるから砂浜は完全には現れないけど、舟は出す。明日は台風で多分舟は出せないなあ」という話なので、急いでクリスタルビーチに駆けつける。
グラスボートが近づくとたしかにビーチは水の中。ボートのそこが砂にめり込むのが見える。客はみなボートから降りて、泳いだりしているが水深は大人のひざくらい。30分くらいそこにいて、引き返す。風も強く、しぶきが上がる。
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7/16(土) 台風5号は石垣島の南東にあり、まもなく石垣、宮古、多良間が強風域に入るとのこと。しかし与論は今のところ天気はよいが、風は強い。せっかく与論島に来たのやから、せめてきれいなさんご礁と熱帯魚をたくさん見たいと思いグラスボート屋さんに電話してみると、強風で波が高く舟は出せないとのこと。残念。
与論民俗村へ行くことにした。建物が何棟かあって、それぞれに昔の民具や漁具や農具が展示してあり、おじさんが説明してくれる。
午後は熱帯、亜熱帯植物や珍しい蝶がいるユンヌ楽園という施設へ行った。ここにも昔の建物が保存してあった。蝶はケージに入っているのではなく、広い庭をいろんな蝶がふわふわと飛んでいてきれいであった。
早めに宿に帰り、ホテルでのんびりする。きょうは与論最後の日なのでホテルレストランで2500円の豪華定食を食べた。
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7/17(日) 台風5号は宮古、石垣を暴風域に巻き込み猛烈に荒れ狂いながら西の与那国へ向かっているとのこと。
ホテル横の飛行場でRAC40人乗り機が那覇から到着し、それに乗り込む。小さな飛行機は強風をまともに受けて、大きく揺れながら、15分ほどで那覇空港へ。
2週間ぶりに都会に帰ってきた。モノレールに乗り国際通りへ行き牧志公設市場二階の大衆食堂でまずはソーキソバを食べる。食べ終わると、国際通りの観光案内所でホテルとレンタカーを紹介してもらった。ホテル「那覇グランド」に荷物を預け、レンタカーにて玉城村へ。
玉城村の新原(みいばる)ビーチの宮本亜門邸を見学に行くことにした。玉城村役場で聞くとすぐ分かった。
亜門邸は道路から下がった場所に平屋建てで、浜からは2〜3メートル高いだけで、海と一体になったせっけいである。玄関にいたるトンネルの向こうに海が見え、なかなか凝った設計である。浴室の屋根がガラスでその上に珊瑚が敷き詰めてあった。
亜門邸のとなりに「浜辺の茶屋」という喫茶店がありここもなかなかの人気のようである。海を見渡す席に座りコーヒーを飲んだ。台風の影響で海は波高く水は濁っていて非常に残念であった。
付近にはお金持ちの別荘なのか、新しくて大きな豪邸がいくつか建っていた。帰りに奥武島へ橋で渡る。沖縄らしい雰囲気の小さな島であった。そのうち雨も降り出したのでホテルに帰る。
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※ 大型の台風が沖縄に迫っていますので
一先ず島旅を中断します。
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