桜訪ねて

    その年に訪ねた桜の記録です。



桜訪ねて 2025


その1

私の住む大阪府河内長野市から車で20分も走ると 和歌山県橋本市です。

そこで 高野山と粉河寺へ桜を見に行くことにしました。

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和歌山の桜 その1

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高野山へは 花咲不動を経由して行きますので まず花咲不動の桜を見に行きます。

その後荒川地区を経由して 粉河寺へ行きます。

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花咲不動境内の枝垂れ桜です。大きく垂れた花の枝が風に揺れて見事でした。

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枝垂れはほぼ満開です。花の中心を見ると赤くないので 開き切ったところのようです。

青空に映えてとてもきれいでした。

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これが花咲不動尊です。周りに桜が咲いています。ソメイヨシノのようです。

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お不動様の背後の階段を 初めて登っていきました。かなり登ると 金ぴかの

仏様がいらっしゃいました。大日如来でしようか。

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花咲不動尊の背後にモ枝垂れ桜が咲いていました。これも満開でした。

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この後高野山へ行きましたが、標高900m以上の高野山には まだ桜は一本も咲いていませんでした。

残念。その後粉河寺のある 紀の川市へ向かいました。

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荒川の桃畑

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関西では 和歌山の「荒川の桃」はブランド桃で有名です。

荒川地区の桃畑へ行きました。

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これが桃の花です。桜の花と似ていますが 花びらの先が桜はハート形にくびれていますが

桃は逆に尖っています。花が付いている軸も桜は長いのですが モモは短いのです。

ちなみに梅は軸が無くて 幹から直接花が出ます。

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遠くから見ると桃畑のあたり一面が ピンク色に染まっていました。

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粉河寺(こかわでら)

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粉河寺の大門です。門の内側には大きな桜が咲いていました。

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参道の両側には ズラリと桜が咲いています。まるで桜の寺ですね。

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参道のこの橋の周りも桜だらけです。

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入り口に近い 童男堂(どうなんどう)前の桜は満開ですが 八重のようです。きれいですね。

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仏足石がお堂の中に展示されていますが その前の八重の桜には 葉がたくさん出ていたので

山桜なのでしょうか。

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広い境内を歩いて行くと 枝垂れがありました。色がとてもきれいですね。

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境内を歩いて行くと あっちもこっちも桜だらけです。今日はこの寺に来るのが二回目ですが

丁度満開の時期に当たり よかったです。

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参道に覆いかぶさるように 満開の花が咲いています。

まさに「桜の寺」ですね。

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その2へ続く

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その2 和歌山の桜 

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境内を流れている小さな川がありました。水面は 花筏状態でした。

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千手堂前の桜は 花の中心が赤くなっていて 散り始めていました。

先ほどの花筏は この桜たちのせいでしようね。

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粉河寺ご本尊の 千手千眼観世音菩薩は絶対秘仏で今まで一度も開帳されたことがないそうです。

この千手堂ご本尊がそうらしいのですが。

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ここ丈六堂前の桜も大きくて華やかでした。

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鐘楼横の桜も西日が当たり とてもきれいでした。

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ここ六角堂前には 湯浅桜という古木があり 満開でした。

その昔湯浅の人の何とかさんと言う方が この桜を寄進されたそうです。

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奥の方に十禅律院という塔頭がありその参道も桜並木でした。

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その十禅律院の門の前にも向こうにも桜が咲いていて満開でした。

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門から中を覗くと 桜が咲いて とてもきれいな建物でした。

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本堂へ進むには もう一つ門をくぐります。中門です。中門の周りも桜だらけでした。

素晴らしい景色です。

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中門をくぐった内側です。大きくて立派な門ですね。

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本堂周りも桜だらけです。さすが 桜の寺ですね。

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粉河寺本堂です。大きくて立派ですね。

草創時以来、粉河寺は多くの人達の信仰をうけて繁栄し、鎌倉時代には七堂伽藍、五百五十ヶ坊、

東西南北各々四キロ余の広大な境内地と寺領四万余石を有していたそうです。(寺のウエブサイト)

しかし天正十三年(1585)豊臣秀吉の争いに遭遇し、偉容を誇った堂塔伽藍と多くの寺宝を焼失したそうです。

その後、紀州徳川家の庇護と信徒の寄進によって、江戸時代中期から後期に現存の諸堂が完成したそうです。

寺の敷地も建物も 凄い規模なのが 本堂を見ただけでもよく分かります。

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境内の桜の古木です。堂々とした 力強い姿で あふれんばかりの花が咲いていました。

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寺の各所を ゆっくりとみているうちに 夕方になりました。

境内の桜が夕陽を受けて とてもきれいでした。

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夕陽を浴びて参道を大門の方に帰ります。境内の桜はこの桜の様に 山桜が多かったですね。

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この木を通った時は 特に花吹雪がハラハラと舞い散っていました。

満開を少し過ぎて散り始めたのでしょうか。

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入り口近くで 沢山のこけしのようなお地蔵さんを見ました。誰かに聞こうにも 夕方で誰もいません。

大門近くの茶屋のおばさんに聞くと 「身代わり地蔵尊」と言って 自分の身代わりになり 厄を引き

受けてくださるように 奉納するのだそうです。

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その2 和歌山の桜 おわり

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その2 天王山界隈

私の住む京都府長岡京市のとなり、京都市西京区の大原野界隈を散策しました。

今年は南へ行き 隣町の大山崎の天王山界隈と長岡天満宮の

桜を見に行こうと思います。

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2-1  チャリ桜ツアー 西国街道で天王山と長岡天満宮 

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自宅を出てまず西国街道へ向かいます。そこから大山崎町の天王山へ行き桜を見て、帰路に

長岡天満宮の桜を見に行きます。往復で20キロちょっとだと思います。

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西国街道の入り口です。実際は京都から続いていますが 長岡京市では ここからが西国街道です。

北へ行くと向日市にも西国街道は残っていますが 標識がないため その道は推測です。

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市内の幹線道路から 一本入った道なので 車もほとんど通らず 安全に快適に走れます。

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JR長岡駅と長岡天神を結ぶ幹線道路を横切ります。あの高いビルは村田製作所の本社ビルです。

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古民家を改修した「ふれあい町屋館」という市の施設も街道沿いにあります。

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犬川を渡ります。川沿いの桜は満開です。右手の赤い花は何なんでしようか。

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最近できた立命館大付属中高学校です。登下校時には ガードマンが駅までたくさん並び、生徒たちを

見守ります。

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大きな交差点に来ました。高架道路は京都縦貫道で 右手に阪急京都線の西山天王山駅が見えています。

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この交差点は 調子八角という変わった地名です。ここに西国街道の説明看板があります。

今の西国街道は 国道171号線ですが 昔は京都東寺から西宮までの16里で 一里ごとに

一里塚があったそうで 今も長岡京には 一里塚という地名が残っています。

長岡京市市内の西国街道は一文橋からこの調子八角までだそうです。

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調子八角を過ぎると京都府大山崎町に入ります。右手の看板の小泉川は ポンポン山からの下山時に

私がいつも歩く小泉川源流道から流れてきて 小畑川へそして桂川へと 流れ込みます。

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高架の左手に見える 阪急電車大山崎駅を通過します。

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塀の外から 桜が見えていたのでここへ入らせてもらい 桜見物します。

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境内の桜は満開で 沢山の人が見に来ていました。

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この桜が 遠くから見えていた桜でした。見事な桜です。

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JR山崎駅に着きました。ここを右へ進みます。右手に踏切があり それを渡って山へ向かいます。

※阪急は 大山崎駅ですが JRは 山崎駅です。歩いて5分くらい離れています。

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踏切を渡ると 天王山登山口があります。そして大山崎山荘美術館もあり、たくさんの人が歩いています。

車もたくさん走っていますが 「この先には駐車場はありません」と大きく書いてあるのに

皆さん入っていき そしてUターンして降りてこられます。

私はハイカーや美術館の客たちの間を縫うように自転車で登ります。駅前でお店のおじさんに聞いたら

少し登ると駐輪場があると 教えていただきました。

※大山崎山荘美術館へは 駅前からマイクロバスも出ています。

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その3-2へ続く

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2-2 チャリ桜ツアー 西国街道で天王山と長岡天満宮

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ここに駐輪しました。しかしここまでがあまりに急坂だったので チャリを降りて押して歩きました。

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桜咲く道を登ります。しかし歩いていた人はほとんど美術館へ入ったので 山へ歩いているのは私一人です。

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博道を登っていくと道は終わり 左端に狭い山道が見えていたので 入るかどうか見ていたら

おんなの人が降りてこられたので 聞くと ここから登山道へ行けるそうです。

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道の周りにはいろんな花が咲いています。椿の花や この濃いピンクの花は何でしょうか。

桜にしては色が濃いですね。

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すぐに登山道に出ました。山頂までたった1キロだそうです。30分前後ですね。

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ゆっくりと景色を楽しみながら歩くことにしました。きれいに整備された遊歩道です。

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暫く登ると階段になりましたが きれいに整備されています。たくさんの人が ゆっくり歩いている私を

次々に追い越していきます。どうせ すぐに山頂に着くのにねえ。

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広場に来ました。

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展望広場のようです。

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この登山道は「秀吉のみち」と名付けられていて 秀吉の天下取りのストーリーが 陶板で

順番に説明してあります。

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川が見えます。どのあたりなのでしようか。

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大阪のビル群も見えます。意外と近いですね。

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更に歩いていくと 大きな鳥居がありました。酒解神社と書いてあります。

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また分岐がありましたが とりあえず山頂へ向かいます。

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竹林が出てきました。勾配も緩くなりました。

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社が現れました。先ほどの鳥居の先の社でしようか。それにしては 大きな鳥居の割には

社が小さいですね。

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その3へ続く

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2-3 チャリ桜ツアー 西国街道で天王山と長岡天満宮 

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その小さな祠のすぐ右手に 立派な社がありました。

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登山道は この拝殿の中を通っているので 参拝していきます。

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酒解(さかとけ)神社の酒解神とは なんと大山祇の神のことでした。九州物部王家の皇子として

第二次東征の総大将として 幾多の戦争を勝ち抜いて 出雲王国も滅ぼして大和入りし 大君となられた

イクメ大君(のちの贈り名を垂仁)をお産みになられた南薩摩の阿多津姫の父上、竹屋野守を記紀が 

大山祇(おおやまつみ)と書き換えた あの大山祇です。

山を守る神として京都各地で祀られています。それと徐福も祀られています。

この主祭神の組み合わせは京都の神社で多いですね。

※ 詳しくは別ブログ「古代出雲王朝ゆかりの地を訪ねて」をご覧ください。

yochanh.sakura.ne.jp/kodaiizumo/index.html

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拝殿や本殿を覆うように山桜の大木が満開の花をつけています。立派な樹です。

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満開の桜花が風に揺れていました。

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そこからしばらく歩くと すぐに山頂でした。

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ここは以前小倉神社から登って来たことがあるので 見覚えのある山頂です。

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依然と同じく ここの山頂は非常に残念な眺望です。すぐに元来た道を引き返しました。

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引き返す途中に 右手に三椏の花が咲いているのが見えたので そちらへ歩いていきました。

三椏の花を見ていると その奥の方から ハイカーが何人かやってくるので これはなんかあるなあと 

私もそちらへ歩いてみました。歩いてきた登山道とは完全に別の道です。

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するとその先に 三椏が延々と咲いています。三椏の畑になっているようです。

写真を撮っていたら ハイカーのご夫婦が来られたので お聞きすると 「ここは 宝積寺から

裏道を来たところで 三椏ロードというて 有名な道ですよ」と教えてくださいました。

そうか ここは有名なポイントなんや。たまたま入り口に三椏を一つ見つけて フラフラと

入ってきたおかげで こんなに大量の三椏の花を 見ることができました。

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ここが分岐点です。右が三椏ロードで 左から登ってきました。また左へ降りていきます。

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あの酒解神社の大鳥居まで戻ってきました。

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ここに旗立松展望台があります。旗立松とは この下の川沿いの平野部で 秀吉軍と光秀軍が戦った時

秀吉軍が この天王山を先に制覇して この地に秀吉軍旗をたくさん立てて 下で戦っていた秀吉軍を

大いに元気づけたと 言われる場所だそうです。

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「天下分け目の天王山の戦い」とよく言われますが 実際の戦は天王山ではなくて、この下の川沿いで

決選が行われたそうです。戦いは三時間ほどで決着がついて 秀吉軍が大勝利し、光秀は敗残して

長岡京市の勝竜寺城に逃げ帰り 日没とともに 近江の坂本城へ逃げ帰る途中 山科の山中で地元の

残党狩りの 農民に竹やりで仕留められたそうです。

眼下に広がる 大山崎ジャンクションのあるあたりが 主戦場だったそうです。 

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展望台の説明看板には この方向の東山方面に色々見えると書いてあったので 望遠で写真を撮るも

なにも分かりませんでした。

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しかし帰宅してパソコンで コントラスト処理したら 説明看板通りに山のくぼみから遠くに見えている

山が 以前真冬に大暴風雪で 退却した霊仙山です。ちゃんと移っていました。真冬には白く輝いて

見えるそうで、看板には「雪の霊仙山」と書かれていました。

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2-4へ続く

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2-4 チャリ桜ツアー 西国街道で天王山と長岡天満宮 

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現地では 望遠の画像をいくら覗いても お城は見えなかったのですが 帰宅してパソコンで

こんトラスト処理すると 説明看板通りちゃんと伏見桃山城が写っていました。

去年京都トレイルをあるいた時に あの伏見城から裏山の大岩山、稲荷山と歩いて

伏見稲荷駅まで歩いたことを思い出しました。あの背後の山々が 大岩山や稲荷山なんですね。

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旗立て松展望台の周りには 手の届くところに桜がたくさん咲いていました。

展望台横の東屋で 奥さんの造ってくれたお弁当を食べた後 次のポイントへ向かいます。

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登山道から分岐して 山崎聖天(観音寺)へ向かいます。かなり整備された道です。

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突然お城の石垣のようなものが見えてきました。ここが山崎聖天のようです。

まるでお城ですね。

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中へ入ると早速深紅の花が咲いています。モクレンでしようか。

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シダり桜が咲いています。説明看板を読むと この桜は 京の桜守り「佐野藤右衛門」さんの畑から

持ってきたものだそうです。藤右衛門さんの 嵯峨野の桜畑はとても見事です。小さな桜から大きな

桜まで 枝垂れ桜が満開の時期に行くと とても見事です。誰でも入れますが 駐車場はありません。

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庫裏の前の桜は染井吉野でしょうか 満開でした。

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そのほかの境内の桜もほぼ満開でした。桜の名所だけあって 来て見てよかったです。

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コブシかモクレンか分かりませんが この花のところからもと来た道へ出ます。

今度は登山道へ戻り 宝積寺へ向かいます。

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分岐して下りてきた道から 元の登山道へ戻る道を探していたら 竹林の中に道がありました。

ジオの地図で見たら 登山道へ戻れそうです。

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元の登山道に戻り 宝積寺へ行きました。ここの境内の桜も満開です。

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墓地の桜も満開でした。

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境内もいろいろ見た歩きましたが どの桜も満開でした。

駐輪場まで戻り 長岡京へ引き返します。今度は長岡天満宮へ行きます。

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途中犬川を再び渡ります。川沿いの桜は風が吹くと花びらがハラハラと水面に落ちていきます。

この辺りは周りに高い建物が無く、日当たりがよいので早く咲いたのでしようね。

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長岡天神に来ました。鳥居横の桜はもうすぐ満開になりそうです。

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2-5 へ続く

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2-5 チャリ桜ツアー 西国街道で天王山と長岡天満宮 

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入り口の大きな鳥居横の桜をよく見たら蕾はほとんど残っていません。ほぼ満開ですね。

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八条池周りにもたくさんの桜が咲いています。どれも満開に近い状態でした。

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参道の桜もほぼ満開です。本殿はこの奥です。

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正面の広場に レストランが2軒あります。おいしくて値段が手ごろなのでよく食べに来ます。

この右奥に大きな枝垂れ桜があるので見に行きます。

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この桜には 祇園桜と看板が建ててあります。説明書きがないのでよくわかりませんが

あの佐野藤右衛門さんが植えた丸山公園の枝垂れ桜の姉妹桜なのでしょうか。

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淡いピンク色の少し小ぶりな花です。花の中心が赤くなっているので もう満開でしょう。

風が吹くと ハラハラと散っていました。

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拝殿前に来ました。拝殿前の左右に1週間ほど前に桜が咲いていましたが 全て散っていました。

拝殿前に牛の置物があります。天神さんと言えば 牛がつきものですが 左の石の牛は皆が触るので

かなりすり減ったそうです。右のブロンズの牛を撫でてくださいと書いてありました。

牛の上の桜も満開でした。

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八条池周りの散策路には 灯篭が並べられていました。桜の期間中はライトアップしているそうです。

近くに住みながら まだ見たことはありません。一度見に来ようと思っています。

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八条池周りの散策路は 自転車は降りて歩いてくださいと書いてあるので 端から端までゆっくりと桜を

楽しみながら歩きました。

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池の周りには 色の濃い枝垂れ桜も植わっています。風に揺れてとてもきれいでした。

でも個人的には 桜の花は淡い色の花が好きです。エドヒガン桜などの一本桜はほとんどの花が

淡い色です。

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この辺りが 八条池の北の端です。天王山界隈の桜もたくさん見たし、長岡天満宮の桜も堪能した

ので この辺で今日のチャリツアーをお終いにして帰宅しました。

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天王山登山が約2.2`、長岡天満宮散歩が約2`、チャリが往復約18`くらいではないかと思います。

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全体の軌跡です。チャリはほとんどが西国街道です。天王山と長岡天満宮はほとんどが歩きです。

先日見に行った 淀の桜は 淀競馬場の近くです。

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天王山の登山軌跡です。中間部分が記録されていなかったので 私が黄緑色で補正しました。

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ジオの地図の三川合流部分です。天王山から見えるはずなのですが あまりよく 見えませんでした。

宇治川から木津川へ渡る橋のたもとに サイクルベース「さくら出会い館」という休憩所があり 

そこの展望タワーから三川合流がよく見えます。そこは駐車場もありますが木津川背割り堤の桜の

季節には駐車場は閉鎖されます。

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2-5 チャリ桜ツアー天王山、長岡天満宮おわり

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その3  チャリで巡る奥河内の桜

チャリ桜ツアー第二弾は 奥河内の桜をめぐります。

まず河内長野市からスタートして 千早赤阪村西恩寺へ行きます。

そこから河内長野市の延命寺へ戻り、今度は南河内グリーンロードを走って

天野山金剛寺へ行きます。金剛寺は「女人高野」として知られた古刹で

南北朝時代は 一時期 南朝、北朝両方の皇族が在籍したという古刹で

境内には桜も多いのです。

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3-1  チャリ桜ツアー 奥河内 

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今回の予定コースです。まず西恩寺と延命寺へ行き、グリーンロード(広域農道)を走り 天野山金剛寺へ

行き、そこから出発点まで戻る予定です。

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千早赤阪村 西恩寺

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西恩寺の満開の桜古木です。山桜なので 紅色の葉も出ているので 全体が紅色にも見えます。

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かなりの古木なので 腰が曲がり 沢山の支え木で 支えられています。

古木ですが毎年たくさんの花を付けるようです。毎年は来ていませんが この桜を見に時々来ます。

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満開の山桜です。とてもきれいです。

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すぐ隣のお堂の上にも 覆いかぶさるようにして咲いています。

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手水と鐘楼の上に覆いかぶさるように 咲いているのは ソメイヨシノと思います。

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これは何の花なのでしようか。お堂の前で 濃いピンクの密集花で満開になっていました。

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寺の外の空き地にも大きな桜が咲いていました。

ちょうど地元の消防団の方が何か点検作業されていました。

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続いて 河内長野市 延命寺

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延命寺の山門と枝垂れ桜です。

この古刹は 見文字が有名で 境内の「夕日のモミジ」は樹齢千年近い古木で 有名です。

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枝垂れの向こう側に毘沙門堂が見えています。

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大悲殿の前の枝垂れ桜です。桜の右側に見えにくいのですが 大きな水子地蔵さんがいらっしゃいます。

そのお地蔵さんは 水子を抱っこしてらっしゃって 沢山のおもちゃが その足元にお供えされています。

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本堂と枝垂れ桜です。何故か本堂はいつもしまっています。

私は自転車で来るときは いつも毘沙門堂にお参りします。

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なんと境内にはもうツツジが咲いていました。奥に見えているのが本堂です。

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庫裏の前の桜の古木も満開でした。

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この寺に隣接して 河内長野公園があり 蓮池の周りはモミジの木でいっぱいです。

青モミジがきれいでした。秋はあたり一面赤く染まります。

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延命寺近くの古民家の桜です。この景色が好きで桜の季節には自転車を走らせてよく見に来ます。

ここはもと何とか製薬長野工場と書かれていて 以前は老夫婦がよく庭の掃除をされていましたが

いまは人の気配がしません。

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南河内グリーンロードを走っていると このカフェ「ポエム」があります。今は桜が満開でした。

以前はよくランチを食べてチャリツアーを続けていました。とてもおいしかった記憶があります。

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その3-2へ続く

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3-2  チャリ桜ツアー 奥河内 

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金剛寺へ向かう途中に 日野地区の共同墓地へ寄りました。ここは隠れた桜の名所だと思っています。

入り口左の濃いピンクの花は 山桜の八重です。奥の薄いピンクの花は山桜の単衣です。

両方ともとてもきれいです。

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昔からの古いお地蔵さんや石碑が苔むしたまま並べられています。その奥に山桜の大木が

大きく枝を広げています。この墓地がいつぐらいからあるのか 分かりませんが 昔は人が亡くなると

桜の木の下に 亡骸を埋葬したと聞いていますので その光景を彷彿させる景色と思います。

私の個人的な感想ですが。

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日野地区の墓地から少し走ると 金剛寺に着きました。見事な桜が出迎えてくれました。

 

この寺は 後白河法皇の妹の八条女院が 高野山より 眞如親王筆の弘法大師御影を

この寺の御影堂に移されて この寺が弘法大師と女人を結ぶ霊場とされたので 「女人高野」と

呼ばれるようになったそうです。

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楼門を入ると右手に 食堂(じきどう)があります。ここは後村上天皇が 五年間政庁とされた建物だそうで

その後僧侶たちの食事や研鑽学問の道場として使われたそうです。

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その奥の金堂周りには見事な桜が満開でした。

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名前は分かりませんが この塔の前の八重の桜も見事でした。

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敷地の真ん中あたりに「お手植え桜」と書かれた桜の古木が満開になっていましたが どなたのお手植え

なのか書かれていないので分かりません。

帰宅してネットで調べたら 後村上天皇のお手植えだそうです。

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敷地の奥に長いしっくり塗りの塀が続きます。その中は確か 南朝か北朝の御所だったような気がします。

塀沿いに植えられた桜も満開できれいでした。

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その塀沿いには 山桜の古木も咲いていました。

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金堂裏手の建物(護摩堂かと思いますが よくわかりません)の周りにも山桜が満開でした。

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池の周りにも桜が見えます。塀の手前が枝垂れで 塀の向こうが山桜でしょう。

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この塀の中も 御所だった建物かもしれません。大きくて立派な建物が続きます。

この辺りの桜は満開ょ過ぎてかなり散り始めていました。石畳がピンク色になっています。

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多宝塔の前のこの桜が お手植え桜です。

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この山桜は 満開を過ぎたのか はらはらと花びらが散り始めていました。

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敷地内を流れる川は天野川で 何本か橋が架けられていて それぞれに名前がついています。

みな仏教に関する名前です。赤い橋のたもとの桜は しきりに花びらを落としていました。

塀の向こうにも桜が咲いていますが 門の中へは入れません。

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赤い橋の隣の橋のたもとにも 見事な桜があり、奥の建物にも大きな山桜が見えています。

天野川には花筏が浮かんでいます。

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敷地の一角にお地蔵さんの広場もありました。ここで手を合わせてから帰宅しました。

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走った軌跡です。かなり線が飛んでいたので 私が修正しました。

 

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奥河内の桜 おわり

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桜訪ねて 2024



2024 その1

京都の桜 その1

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平野神社 京都市北区  西大路に面して北野白梅町の少し北にあります。 4月1日

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正面の神門手前の枝垂れ桜が 有名な桜です。

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上から頭上に垂れ下がる 大きな枝垂れです。

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足元の地面に届くほど 枝が垂れています。

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この桜は 「魁桜」と呼ばれていて 京都の桜のさきがけ的に桜です。普通の桜より少し早いですね。

奈良市の氷室神社の枝垂れ桜のように その地域の桜の「さきがけ」なのです。

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頭上から垂れ下がる 華やかな桜です。

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神社の提灯に桜の紋が描かれています。この神社の紋は桜紋なのでしょうね。

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この神社の境内の一部には 全国から桜の木を集めていて いろんな桜が楽しめます。

昔は無料で入れたのですが、久しぶりに来てみると 入場料が要るようになっていました。

魁桜が満開なので 中はまだ少し早いかなあと 思い入りませんでした。

塀の外から峰とこの枝垂れも 満開の様でした。

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これも塀の外から写しましたが、この桜もかなり咲いているようです。

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境内のお稲荷さんの前に 色の変わった桜が二種類咲いています。

奥のは大島桜のようですが手前は 色が濃いですね。

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色が濃いので最初 桃の花かと思ったのですが 近寄ると桜でした。

花枝が長く、花びらの先が割れています。なんという桜なのでしようか。

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淀の桜  京都市伏見区淀水路    

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京都のローカルニュースで 「淀の桜が咲きました」というので 早速見に行きました。

2024年2月17日の寒い日です。

この寒い日には 一本だけ咲いていました。

淀の桜は全て河津桜です。河津桜は大島桜と寒緋桜の自然交配種です。この桜は「正月桜」

と命名されていて 寒緋桜の遺伝子が特に強く それだけ早咲きなのだそうです。

沖縄の寒緋桜は 今帰仁や名護城址などで 二月初めには満開になります。

那覇市内でも二月半ばには満開になります。

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淀の桜も3月20日頃には満開で 一部散り始めです。

この桜は淀水路沿いの河津桜です。

この桜をよく見ると、色の薄い桜と濃い桜2種類あります。

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こちらの桜は、色の薄い桜です。大島桜の遺伝子が強いのでしょうか。

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逆にこの桜は、色の濃い桜です。おそらく、寒緋桜の遺伝子が強いのでしょうか。

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その2へ続く

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2024 その2

京都の桜 その2

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石清水八幡  京都府八幡市

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石清水八幡宮は 京都府八幡市にあり、三川合流(桂川、宇治川、木津川の三つが合流して淀川に

なる場所)の近くにあります。昔訪れたことはありますが、桜があったかどうか全く記憶にないので

ケーブルカーで登りました。

平日ですが 沢山の人が参拝するので これは桜が期待できるぞ と思いました。

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ところが ケーブルカーの山上駅を降りて参道を歩いても 桜は全く見当たりません。

御本社にお参りしてあたりを歩き回るも 桜は一本もありません。

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桜もないのに うろうろしてもしょうがないので 今度は歩いて下山しようと歩き出しました。

エジソン記念広場というところに来ると ようやく桜が咲いていました。

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記念碑の左右に 大きな桜が満開でした。

こんな由緒ありそうな神社なら エドヒガンの古木とか 枝垂れの巨木が

あるものと思って わざわざケーブルカーに乗ってやってきたのに 完全に裏切られました。

この広い山でたった二本の桜、しかも園芸種のソメイヨシノです。

アホらしいので ケーブルカーにお金を払うのが もったいないので 歩いて下山しました。

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しかしなぜこの神社にエジソンなのかと あちこちで説明看板を探すと説明看板がありました。

エジソンが電球を発明した時に フィラメントの材料に世界中の材料を試してみたけど

京都八幡の竹材のフィラメントが 最高に長持ちして最上級品だったことから ここ八幡の地に

記念碑が建てられて エジソン没後100年祭も この場所で行われて アメリカから

子孫の方も出席されたということです。

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山を下りると 八幡宮の境内の外に 八幡公園があり そこにもソメイヨシノが満開でした。

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この辺りは 古い町並みが残っている地域で 桜の木もたくさんあり 満開でした。

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長岡天満宮  京都府長岡京市

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長岡天満宮前の八条池周りにはたくさんの桜があります。

この桜は色のやや濃い八重の枝垂れです。池の向こうは八条池周りの遊歩道です。

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これも八条池周りの満開のソメイヨシノです。たくさんの人が 池の周りの遊歩道を

桜を眺めながら 散歩しています。

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池の南側には 有名な料亭の 錦水亭があります。この時期はタケノコ料理が有名です。

高価なので 私はまだ行ったことはありませんが。

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境内にはこのほかに この大きな枝垂れ桜もあります。満開の枝が風に揺れていました。

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拝殿前には 左近の桜の様に枝垂れが植えられていました。

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背割り堤桜  京都府八幡市

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背割提とは二つの河川を、水流の乱れなくスムースに合流させるように造られた堤防帯のことで

土木用語です。三川合流のこの地の場合 まず宇治川と木津川がこの堤の後に合流し、その後さらに

桂川と合流して 淀川となり 大阪平野を流れて 大阪湾に注ぐものです。

このあたりの駐車場は 桜祭りの期間 閉鎖されることが多く 車では不便です。

京阪電車の駅から歩けますが 我が家の長岡京市からは 京阪に乗れないのでシャトルバスのみが

頼りです。シャトルバスは 阪急電車西山天王山駅から出ています。一人片道600円です。

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京奈和自転車道を走るといつも 休憩するこの建物、「桜出会い館」がシャトルバスの到着駅です。

この建物の名前の由来が やっと分かりました。背割り桜のビジターセンターになっているのですね。

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桜祭り協力金 一人100円を払い 背割り提に入るとすでにたくさんの人が歩いています。

大型観光バスは 河川敷に直接止めれますので あのマナーと行儀の悪い東洋人たちが 大量に

我が物顔で 大声でわめきながらたむろしているので あいつらをよけながら 歩きます。

ほんと蹴とばしたくなります。

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この様に 堤の中程で写真を撮っているのは ほとんどあいつらです。

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向こうに見える観光船は 桜鑑賞船で 沢山の人が並んでいました。

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ほとんどの桜は染井吉野のように見えましたが 中にはこんな山桜もありました。

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桜の向こうに見える小高い岡が 石清水八幡宮で、左下の麓と 山頂に社があります。

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善峰寺(よしみねでら) 京都市西京区

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善峰寺は 西京区大原野の山中にある 古刹です。

徳川綱吉、およびその生母である 桂昌院により 様々な建物や梵鐘の寄進が行われてきました。

京都の大きな寺は 門跡寺院として 皇室の資金で立派になったと 思っていますが ここは

徳川の資金で立派になったと 私は思います。

塀越しに満開の桜が見えています。

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広い境内には このような枝垂れの見本市のようなビューポイントもあります。

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塀の上から 張り出している ひときわ大きな枝垂れがあります。

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この枝垂れが 有名な「桂昌院 御手植えの枝垂れ桜」です。

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見事な枝垂れで 頭上から滝が落ちてくるような 枝垂れです。

実際に御手植えかどうか 分かりませんが 沢山の寄進物のひとつでしょうか。

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その3 河内長野市の桜へ続く
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2024 その3

大阪府河内長野市の桜 (1)

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花の文化園

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河内長野市にある「花の文化園」にはいくつかの大きな桜の木が植わっています。

入園料が高いので中に入らないで フェンスの外から写しました。

昔は500円くらいで入れたのに 今は千円くらいします。

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これは別の場所です。花の文化園のフェンス際に大きな桜が並んで 道路に大きく張り出しています。

ちなみに冬は「ライトアップとイルミネーションの夕べ」というのをやっていて とてもきれいです。

値段は忘れましたが かなり高かったような。

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岩湧寺

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岩湧寺の 「シデザクラ」です。紙垂(しで  四手とも書く)とは注連縄からぶら下がった白い紙

のことです。あの紙垂に似ているから着いた名前だそうですが 私にはそのように見えませんが。

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別名 采振り木(さいふりぼく)とも言います。 采とは 武将が戦のときに振り回すやつで

花の形が 采を振り回したときの形に似ているそうです。

軍配は大名とか総大将が振り回し、采は武将が振り回すらしいです。どちらにしても団扇のような

形なので こちらも納得できませんが。

ともかくバラ科で桜の仲間だそうです。

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岩湧寺の山桜は 巨木です。大きいので 真下からは見えにくく 少し離れると良く見えます。

多宝塔をバックにすると なかなか風情があります。丁度満開でした。

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岩湧寺には 数本の大島桜があります。この日たまたま満開だったので 私のバイクと

記念写真を撮りました。

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金剛寺

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天野山金剛寺は大きくて立派な建物が多い寺で、女人高野とも呼ばれます。

昔高野山が女人禁制だったころ 女の人は ここに参拝して 高野山にお参りしたことにしたのです。

また南北朝時代 南朝の帝の御座所だったり、北朝の上皇が幽閉されたりした場所です。

この枝垂れ桜は 檜皮葺の五仏堂の上に垂れ下がっています。

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この枝垂れは楼門に垂れ下がっています。

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多宝塔と枝垂れ桜の組み合わせです。枝垂れも満開でした。

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この建物は摩尼院で、南北朝時代 後村上天皇が御座所とされていた場所でその庭の桜が

塀越しに見えています。

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私の住んでいる住宅地の桜

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住宅地のあちこちに 染井吉野が植えられています。満開の花の向こうに 岩湧山が見えています。

山頂は山焼きで黒焦げですが、住氏芽吹いて来たのか、若干緑色をしています。

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これはすこし離れた別の場所の岩湧山です。山頂の緑はあまり見えません。

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桜の向こうに右金剛山、左大和葛城山が見えています。正面の建物は小学校ですが 人口減少が続き

今年から廃校になりました。別の場所で 小中学校に合体しました。

かつては 小学校がこの住宅団地に二つもあったのに 子供たちがどんどん巣立ち 残るは年寄り

のみになりました。市長も市役所の職員も ボーっとしてなにも手を打たないので 年々人口減少

に歯止めがかからないのです。

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満開の花の先の 金剛葛城の間の峠は 水越峠です。

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続く

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2024 その4

大阪府河内長野市の桜 (2)

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延命寺は河内長市の古刹で 空海さんが地蔵菩薩を安置したのがはじまりだとか。

空海さんも日本全国に行脚されておおいそがしですね。

山門から中を覗くと 桜が見えます。

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正面のお堂の左右に三本の枝垂れが見えます。

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特に一番奥のこの枝垂れはきれいです。

延命寺には空海御手植えという古木の「夕映えモミジ」があり、この寺の周辺の紅葉も見事です。

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加賀田の桜。加賀田地区の旧家の庭先の枝垂れ桜です。樹齢は100年と言われます。

この桜は娘の桜で 母親の桜は 加賀田の奥、岩湧山の麓にいます。

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これがその桜です。このお宅は 大江時親邸跡地と言われていて 河内長野市の史跡になっています。

 大江時親は平安時代の歌人大江匡房の子孫でこの地に住んだとされ、楠木正成の軍学兵法の師で、

正成は観心寺からここに通って勉学したという伝説があります。

この桜は とても古く岩のような幹をしていて アチコチ補修してありとても痛々しいお姿です。

道路には看板がでていて 誰でも敷地に入ることができます。

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観心寺のシデザクラ。

修験道の開祖・役行者が開創され、 後に弘法大師空海が真言宗の道場とした寺院だそうです。

南北ちょう時代の天皇の墓もある 大きな寺院です。

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入山料を払い 山門をくぐると 石段に覆いかぶさるようにこの桜が咲いています。

この寺は 紅葉が見事です。

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私のチャリツアーコースで 三日市駅前から延命寺に向かう途中に この民家があります。

桜の巨木が見事です。

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滝畑にみ 沢山の桜があります。この山桜の八重桜は 道路に垂れて咲いています。

その奥にもたくさんの桜が見えています。このコースも私の好きなチャリコースです。

滝畑にはたくさんのチャリマンが走っていますが その大半がダムを一周して帰ってしまいます。

私のようにダムからさらに奥へ、府道堺葛城線を登り 蔵王峠や堀越峠へ登る人はほとんどいません。

私のコースの方が景気が断然いいのになあ。

また私のように 加賀田から岩湧寺、岩湧峠を越えて 滝畑ダムへ山越えする人もほとんどいません。

素敵な景色がたくさんあるのになあ。

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これも私のチャリコースで 自宅から滝畑へ向かう途中の石川の川岸の桜です。

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これもチャリコースです。延命寺から観心寺へ向かう 広域農道の 南河内グリーンロード

を走っていると 右手にこの建物が見えます。喫茶ポエムです。

よくここで ケーキとコーヒーのセットを食して帰ります。

またこの店のランチセットもおいしいです。またこの近くにもう一軒ログハウスの喫茶店もあります。

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これは 「桃滝桜」と名前が付いた桜です。河内長野市の隣りの和泉市若樫町の枝垂れ桜で

この界隈では有名です。

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この枝垂れの花びらです。若干小ぶりなような気がしますが。

夜にはライトアップもされています。残念なことに付近に駐車場はありません。

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その5へ続く

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2024 その5  吉野の桜 (1)

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金峯山寺蔵王堂では この日春の大祭の準備が行われていました。

手前の護摩炊きの向こうに桜が見えます。

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見事な満開の桜と蔵王堂です。

吉野の桜は白山桜というさくらです。役行者が桜の巨木から 蔵王権現三体を 祈りだした

と言われていて、後の修験者や信者たちが こぞって桜の木を奉納したので 山全山が

桜の山になったと言われています。桜の木は神聖な木なのです。

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丁度この日は 春の大祭が行われていました。

行列の前を横切ったり 行列の横を歩いてはいけないと 繰り返し放送されていたので

行列が過ぎるのをじっと待つしかないのです。

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桜本坊の境内の八重の山桜です。花はすこしずつ みな大き目です。

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これも桜本坊の境内の 枝垂れ桜です。

 

桜本坊は 奥駈修験のベースで 吉野から入り本宮大社まで峰入り修行することを 逆峯と言い、

本宮大社から吉野まで峰入りすることを順峯といいます。十津川の玉置神社(昔は修験者や

縦走者が泊まれるときいたことがあります。今は分かりません)、前鬼小中坊、弥山小屋、

山上が岳宿坊などと並び 奥駈峰入りの拠点の一つでした。

昔河内長野市滝畑の山、猿子城山で 桜本坊の支配人の方とごいっしょになり、「いつでも泊まりに

いらっしゃい」とお声を頂きながら いまだに果たせていません。

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山を登りながら 眺めると 様々に色の桜を見ることができます。

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人々が祈りを込めて奉納した桜は 微妙に色が異なり 余計にきれいですね。

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所々に若張分か緑があると お互いに引き立ちますね。

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この様な桜の密集地もあります。こんな場所では必ずたくさんの人がカメラを向けています。

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桜を見ながら登る道は アスファルト舗装された車道ですが、一応世界遺産大峯奥駈道です。

遠くの山を見ると だいぶ登ってきたことが分かります。

同じ奥駈道を歩くのなら、これらの桜の中に 歩道を付けてもらえるとありがたいのですが。

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所々に薄緑色の木があります。何の木か分かりませんが きれいな緑ですね。

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立ち止まり振り返ると 先ほどの金峯山寺蔵王堂の屋根が見えます。

かなり登って来たのが分かります。スマホを持ってくるのを忘れたので 標高差がわかりませんが。

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その6へ続く

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2024 その6  吉野の桜 (2)

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さらに登ると蔵王堂が小さくなりました。相変わらず周りの山は桜のオンパレードです。

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吉野水分神社まできました。ここの境内の枝垂れは有名で 檜皮葺の屋根と枝垂れがとてもよく

似合います。桜の根元はカットしましたが とてもたくさんの人が写真を撮っています。

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吉野水分神社を出てしばらく歩くと 奥駈道と分岐します。奥駈道は左分岐しますが、真っすぐに進むと

西行庵に行きます。その西行庵近くまでのぼってきました。斜面向こう側の若い桜が植林されているのが

見えます。今も桜の植林の仲間を募集しています。

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西行庵周りの桜はだいぶそれらしく大きくなりました。周りの風景に溶け込んでいますが、

数年前までは 苗木だらけだったので とても殺伐とした雰囲気なので しばらくここへ

来ませんでしたが、桜の森の雰囲気になりました。

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ここが西行庵です。周りではたくさんの人がお弁当を食べています。

私もここでお弁当を食べることにしました。

車を降りて歩き出してから 3時間半を回っています。おなかが減りました。

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食後、西行庵から奥駈への道を桜を見ながら歩きます。見えている道がそうです。

数年前は苗木だらけで とても殺伐としていました。

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奥駈道に合流しました。ここの桜も若いですが かなり大きく見良くなりました。

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奥駈道に出てから 桜越しに見えた山は 見覚えのある金剛葛城の峰々です。

左が金剛山、右が大和葛城山で真ん中が水越峠です。普段大阪側から見慣れている山の配置と反対です。

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奥駈道を歩き出すと 桜の木が続き金剛葛城が見えています。

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奥駈道の青根ヶ峰付近の桜の古木です。頭上に大きく張り出していました。

ここで引き返します。

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帰路に高城山展望台に立ち寄りました。

桜の先に尖った山が見えていますが、多分高見山かと思います。

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展望台は景色を楽しむものですが この展望台は 桜の花が目前で楽しめます。

勿論遠景も楽しめますが。

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吉野の桜 終わり

2024年の桜終わり

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桜訪ねて 2023



2023 その1

霧氷や氷瀑を楽しんだ冬も終わり 桜の季節になりました。去年は わざわざ九州まで出かけて

「一心行の大桜」を見に出掛けましたが、樹勢は衰えて 上半身は枯れて花もなく全体に

みすぼらしい姿でした。

あんな姿のくせに「いよいよ満開になりました」なんて 南阿蘇村のホームページで騙されて 

のこのこ出かけたのが間違いでした。

あれは一種の詐欺です。今年になり ネットでようやく「一心行の大桜は瀕死の重傷」とか 

「樹木医もお手上げか」なんていろいろ報道されるようになりました。

山旅で南阿蘇村を何度か訪れて そのたびにいろいろと親切にされて 親近感を抱いていた

南阿蘇村の人が あんな詐欺をするなんて とてもがっかりしました。

桜の貧弱さよりも そちらの方がショックでした。

 

と言うことで今年は遠征せずに近場で桜を楽しみたいと思います。

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和歌山県高野町  2023年3月29日

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まず高野山へ行きましたが桜は咲いていませんでした。標高900m前後の高野山は開化が例年

大阪よりも遅いのですが、今年も遅いようです。

そこで高野山から西吉野へ向かいましたが 途中の花坂不動の桜は満開でした。

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お不動様をバックにした桜は朝日を浴びて輝いていました。満開ですね。

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西吉野へ向かう途中のかつらぎ町「蟻通し神社」も大きく道路上に枝を広げて満開でした。

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奈良県五條市西吉野町樫辻の枝垂れ     2023年3月29日

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樫辻への道はネットで調べてあったので 簡単に行けると思いきや 国道168号線からの

分岐点がわからずに 賀名生(あのう)まで行ってしまいました。付近の方に道を聞いても

分からずに困っていたら 通りかかりの若い人が 車で行ってくださり後を付いて行きやっと

たどり着けました。

ところが今度は樫辻の真ん中で桜の場所もわからずに 立往生していたら 通りかかりの軽トラの

おじさんを呼び止めると「桜か?」と言われ後をついて行き やっと分かりました。

大きな枝垂桜でした。

大きな枝垂桜は華やかでいいですね。

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下から見上げたところです。なかなかに枝ぶりも大きく広がり花も満開でした。

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沢山の人が見に来るらしく 「桜の花の手入れのための基金にご協力を」と書かれていたので

300円を寄付させてもらいました。この村のおじさんが 連れて来てくれなかったらたどり着け

なかったのです。

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桜の後も友集落の人たちがきれいに手入れされていました。

この日も 奈良県から来たという親子連れが 桜の下でお弁当を食べていました。

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奈良県五條市

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五條市西吉野町からの帰り 五條市内の吉野川(この川は隣町の和歌山県橋本市に入ると紀ノ川と

名前を変えます。)の河原にこいのぼりがたくさん立っていました。毎年この季節になると

河原でたなびきます。

あいにく桜はこのこいのぼりの対岸に少しありましたが こいのぼりと一緒に撮ることは

できませんでした。

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奈良県御杖村   2023年3月31日

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御杖村菅野安能寺のエドヒガン

御杖村役場近くの安能寺のエドヒガン桜は ネットの「関西の一本桜」で調べていきました。

エドヒガンの巨木は空に向かって枝を広げて満開でした。

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お寺の正面です。左がエドヒガンで 右に見えるのは境内の枝垂れ桜です。

この景色を見たときに 「なんか昔ここに来たことあるなあ」 と思いだしました。

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境内には小ぶりな枝垂桜が満開でした。

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奈良県山添村春日 春日神社の山桜   2023年3月31日

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ネットで調べたら山添村の春日神社に 樹齢300年の山桜があるというので出かけました。

しかしいくら探しても 桜は神社入り口の子の山桜一本でした。少し離れた広場には染井吉野が

数本植わっていましたが。

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どう見ても樹齢300年の山桜には見えませんでしたけど。どこかにそんな巨木があるのでしょうか。

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河内長野市 岩湧寺の山桜       2023年4月3日

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岩湧寺境内の多宝塔横には 山桜の巨木があります。ちょうど満開でした。

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足元の写真です。ごつごつして岩のようです。樹齢は分かりませんが かなりの御年のように

見えます。

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2023年の桜 その2へ続く

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2023 その2

2023年の桜 その2

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山添村役場から的野へ向かう途中の布目川沿いにはたくさんの桜が咲いていました。

どれも染井吉野ですが かなり古くどれも大きな桜でした。

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奈良県山添村 的野(まとの)大照寺跡の枝垂れ桜 2023年3月31日

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急こう配の山道を歩いて登っていくと 突然大きく広がった枝垂れ桜が目に入ります。

元はお寺だったらしいのですが 今は農地になっていて電気柵で囲まれています。

ちょうど農作業中のおばあさんに声を掛けて入らせてもらいました。

右は染井吉野です。

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巨大な枝垂桜です。天気予報では 晴れ時々曇りだったのですが 雲がなかなか取れず

満開の花びらが あまり引き立ちませんでした。

下から見上げると 大きな桜だとよく分かります。

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おおきな桜なので 全体を写そうとすると 少し離れないとカメラに入りきらないので

この土地の農家の母屋の庭に入らせてもらいました。

ちょうど プロのカメラマンらしき人がスタッフを連れて撮影に来られていました。

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奈良県山添村北野 天神社の枝垂れ  2023年3月31日

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これも大きな枝垂れでした。かなり遠くからでもその姿を確認できます。

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桜の足元です。かなりの巨木で年期が入っているのが分かります。

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樹木全体が大きく道路側へ傾いて張り出していますので 支え木が無ければ完全に倒壊しますね。

山の中腹で大きく枝を垂らしているので 北野集落のどこからでも見えます。

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奈良県宇陀市本郷

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奈良県山添村からの帰りに道に迷い たまたま宇陀市本郷に差し掛かると「本郷の滝桜」の看板が

目に留まったので 車を止めて(500円です) 滝桜を見に行きました。

これは本郷の村はずれの お地蔵様とその祠に覆いかぶさっている大きな桜です。

青空に映えてとてもきれいでした。この時間は夕方ですが この時間になりようやく予報通り

晴れの青空になりました。

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本郷の滝桜です。やはり見事ですね。久しぶりにこんな巨大な枝垂れを見ました。

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沢山の人が見に来て居ました。この滝桜は 通称「又兵衛桜」とも言います。戦で死んだはずの

後藤又兵衛をこの地の人たちが生き返らせて この地で生涯を終えたそうです。

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やはり巨大な枝垂れは華やかでいいですね。三春の滝桜も華やかで素晴らしいけど この木は樹齢

350年と比較的若いので 力強く自立しているので支え木がありません。

若いことはいいですね。華やかさと力強さを感じます。

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桜のアップです。滝が流れ落ちるような美しさですね。

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横から見ても 後ろから見ても品癪なところは全く無くて 全方位きれいです。

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満開を少し過ぎたのでしょうか、花びらが風に散り始めていました。

この女性は歓声を上げて 手を広げて楽しそうに散りゆく花びらを楽しんでらっしゃいました。

見ていて こちらもとても楽しくなったので写真を撮らせてもらいました。

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2023年桜 ひとまず終わります。

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桜訪ねて 2022


2022 その1 南阿蘇の桜


今年の桜は まず南阿蘇村へ出かけました。

南阿蘇村のホームページでチェックしていたら4月1日満開と出ていたので

早速4月1日に大阪を出発して 南阿蘇へ向かいました。

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一心行の大櫻

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阿蘇山をバックにした一心行の大櫻です。

しかし なんか変だなあ。今まで見てきた一本桜の満開とは雰囲気が違い 満開の割には花が少ないなあ。

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横ー朝日の当たる東側に回り込んでも花は少ないなあ。おかしいなあ。

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花もよく見るとまだ蕾が多く とても満開の雰囲気ではありません。

五分咲き程度です。これで満開情報を出して 客集めするのだから 一種の詐欺です。

しかも駐車場では800円も取られて。

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もともと二本の木が根元でくっついたような感じです。

一本の木が根元で解れたようには見えないなあ。

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この桜の言われです。樹齢は五百年前後なのでしょうか。

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よく見ると最上部と左右の先端には 花芽も蕾もありません。老化が進み枯れ始めているようです。

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この写真は「森田敏隆写真集 一本桜百巡り」の一心行の大櫻です。

この本は2004年の発行なので それ以前の姿です。上も先端もちゃんと花があり

樹木全体が華やかです。

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この写真は 南阿蘇村のホームページの写真です。上の写真家のものと比べると大分花が減っているのが

分かります。樹勢がかなり衰えているのでしよう。これでも過去の写真だそうです。

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この日私が見た桜は 南阿蘇村が満開だと言っている状態です。こんな花ではお粗末すぎますね。

いわば詐欺行為です。今まで全国の一本桜を二百本以上見て来て この桜は最低でワーストワンでした。

過去に山旅で何回か南阿蘇村を訪れて 土地の人に大変親切にされたので南阿蘇に親近感と好印象を持って

いたのですが 南阿蘇村がこんなずるいことをするなんて 思いもしませんでした。

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この桜は年々弱っているようです。

早く佐野藤右衛門さんのような桜守りか樹木医にみせて対策をしないと、こんな詐欺行為をいつまでも

続けてはいけないと思います。

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観音桜

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この桜は牧草地の中にあります。

つまり牧場の中の一本桜で 「小岩井農場の一本桜」のような感じです。

牧場を歩いて登っていくと 大きな桜があらわれました。

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満開とはこういう状態をいうのでしょうね。先ほどの一心行の桜はひどすぎました。

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阿蘇山をバックにした観音桜です。桜の周りに電気柵がありましたが 牛が入らないためと思います。

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僕滋養入り口の看板です。この牧場は地域の共同牧場でみんなで桜も含めて大切にしてきた営農地

だそうです。桜の時期だけ一般開放しているそうです。

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城ヶ岳の山桜

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この写真ガイドは 「麗しの桜 撮影ガイド 三栄書房」のページです。

山の斜面に立っていると思われるこの桜は 結論から言えば見つけられませんでした。

こんなことは桜を追い始めてから 初めてのことです。

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ガイドの通りに 県道319号線を清水峠へ向かって走ると このような景色が続きます。

阿蘇山と根子岳がずっと見えています。

しかし左下には桜の木が見つからず とうとう峠まで行ってしまいました。

峠付近に一人のカメラマンがいらっしゃって その方に聞くと「ワシは阿蘇とその周りの写真を

40年以上撮り続けているが そんな桜は聞いたことがないなあ。今度銀座で個展開くから ぜひ

見に来てよ」とおっしゃいました。

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山の中には 何本か山桜が咲いていましたが あの写真のような大木はありませんでした。

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この桜が庭に咲いている ふもとの集落の最奥の家の方にお聞きすると「私たちは福岡からここへ移住して

25年になりますがそんな桜は聞いたことがありません」とおっしゃいました。

そのご夫婦が 地元の観光パンフレットをいろいろと調べてくださいましたが分かりませんでした。

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地元の方が知らないようなこの桜はあまりメジャーではないようです。

私が思うには この桜は 標高の高い山の中の しかも山桜なのでまだ蕾の状態で目立ちにくい状態

なのだと思います。花が咲けばその存在は目立つと思いますが。

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田んぼの一本桜

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この桜はすぐに分かりました。国道325号線を走っていると薄いピンク色の塊が田んぼの真ん中に見えました。

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阿蘇山をバックにした 田んぼの一本桜です。

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残念ながら満開ではないようです。

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近寄ってみるとかなり咲いています。山桜で五分咲きか六分咲きくらいですが 全体的にはあまり花が

目立ちません。時期的に少し早かったようです。

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満開になるとこんな感じだそうです。

※「麗しの桜 撮影ガイド 三栄書房」より

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池の窪の桜

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この桜もすぐに分かりました。

しかしこの場所も 牧場の中で、しかも立ち入り禁止のバリケードがありました。つまり入ってはいけないのです。

幸いかどうか分かりませんが ゲートの扉が少し半開きになっていましたので、「せっかく大阪から来たのだから

少しだけ入らせてください、ごめんなさい、ごめんなさい」と言いながら 勝手に扉を開けて入りました。

ごめんなさい。

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この桜の手前にバリケードがあり近寄れないので よくわかりませんが咲き始めているようです。

望遠で撮りました。全体が薄いピンクに見えますが どれくらい咲いているのか分かりませんでした。

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満開になるとこんな感じだそうです。

※「麗しの桜 撮影ガイド 三栄書房」より

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と言うことで 南阿蘇村で まともに咲いていたのは観音桜だけでした。

次は九州のその他の場所の桜 です。

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2022 その2

桜訪ねて 2022年 その2  九州の桜

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大分県宇佐市の桜

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宇佐神宮前の寄藻川に架かる呉橋と桜です。

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宇佐神宮境内の池と桜です。

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宇佐市内を流れる 駅館川(やっかんがわ)堤防沿いの桜並木です。

染井吉野が満開できれいでした。

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福岡県宗像市の桜

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宗像大社入り口の池と桜です。

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宗像大社参道の桜です。この日は日曜日なのでたくさんの方が参拝に来られていました。

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宗像大社境内の手水所の屋根の上に桜が覆いかぶさるように咲いていました。

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熊本城の桜

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石垣が崩れて、その上の櫓も崩れたままですが 桜は無事に花を付けました。

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城内の広場から見たお城と桜です。この広場では皆さん、お花見をされていました。

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石垣の一部なのか、石碑なのか孫仕様を受けた石材を仮置きしてありました。

その上の桜も満開です。

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石垣は完全に崩壊していますが その上の桜の古木は元気に満開です。

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熊本城を見学したのは もう夕方でした。その為天守には登らずに帰りました。

帰路の桜並木には 雪洞が店頭されていました。

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佐賀市諸富町浮盃(ぶばい)は徐福が二度目に和国上陸した場所です。

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筑後川河口近くの公園では徐福が満開の桜の下で 渡って来た有明海のほうを見つめていました。

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新北神社は徐福が上陸の記念に「ビャクシン」の苗(種)を植えたとされる樹木が存在します。

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満開桜の向こうで 満身創痍の樹木が見えますがその木がビャクシンです。

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佐賀市で泊り 朝散歩しました。佐賀大学医学部の桜並木は見事でした。

朝日を浴びてピンクに輝いていました。

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高速道路のサービスエリヤの桜です。

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どこのサービスエリヤか忘れましたがとてもきれいでした。

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阿蘇の桜

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阿蘇の麓の桜です。雄大な阿蘇の風景に桜がとてもきれいでした。

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関門海峡の桜

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関門海峡の手前の桜が満開でした。

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あいにく関門海峡大橋は工事中でしたが、桜は満開でした。

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九州の桜終わり

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桜訪ねて 2019


2019 その1



奥美濃の桜 その1
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今回訪ねた 奥美濃の地図です。
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水戸野の枝垂桜
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最初に尋ねた水戸野のシダレ桜は 丁度地域の桜祭りの最中で 絵葉書を頂きました。
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私が写した偶然絵葉書と同じアングルの枝垂れです。
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桜の足元には 沢山の水仙が植えられていました。
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反対側は きれいな茶畑です。
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この桜が咲く頃は 周りの田圃に水を張り 田植えの準備をするそうです。
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横から見たら 堂々とした樹齢400年のエドヒガンの枝垂桜です。
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土土ヶ根の枝垂れ
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次に訪れた土土ヶ根のシダレは この恵那市の観光サイトの写真を見て訪れたのですが
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実際に行って見たら このように台風で枝をちぎられたのか 可哀想な姿に変わり果てていました。

樹齢110年と書いてありますが そんなに歳を取っているようには見えません。この桜はハズレでした。
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新田の桜
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次に訪れた新田の桜は 見るからに堂々とした大木でした。
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個人のお宅の庭に植えられた桜なので 最初は遠慮して外から見ていました。
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たまたま奥様が出てこられて 「どうぞ中へ入ってみてください」と仰ったので庭へ入らせていただきました。
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この桜の足元にも水仙が植えられていました。
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花びらはやや小ぶりで 丁度満開でした。
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さすがに樹齢500年のエドヒガンは 堂々とした足元です。
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このお宅の縁側には ご主人の彫られた仏像が 並べられていました。とても素人細工とは思えない立派な仏像でした。
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このお宅の庭には 代々の当主の方が桜の子供を増やしておられもう100年近くにもなる子供達もいて

県内外に植樹されてみな元気に育っているそうです。
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奥美濃の桜 その2へ続く
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2019 その2

奥美濃の桜 その2
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ひよもの枝垂れ
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この桜も個人宅にあります。
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どなたもいらっしゃらなかったので 勝手に入らせていただきました。
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桜の周りのすぎの植林が大きくなり 桜は窮屈そうでした。
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桜の足元です。先祖代々のお墓を守っているようです。樹齢は300年と書いてありました。
「ひよも」とはこのお宅の屋号だそうです。
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帰ろうとするとおばあさんがでてこられて お話を伺いました。
先週の咲き始めは 濃いピンク色で次第に色が薄くなるそうです。

この桜の見物客の為に恵那市が 近くに駐車場を設置してくれていました。
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八斗蒔(はっとまき)のヒガン桜
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続いて明智電鉄の明智駅へ向い 駅前で昼食タイムとしました。
明智は あの明智光秀の出生地とかで、来年の大河ドラマが光秀が主人公とかで街が盛り上がっていました。
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駅前のレストランで 隣の席のジーちゃんたちに「八斗蒔のヒガン桜」の場所を聞いたのですが
誰もご存知ありませんでした。「それよりこの近くに大きな桜があるよ」と仰るので食後歩いていくと
明智川沿いに大きな桜がありました。
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川面に覆いかぶさるように咲く桜は満開でした。
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説明看板がありそれを読むと この桜が「八斗蒔のエドヒガン」で別名「遠山桜」とも言うのだそうです。
この屋敷は もと旗本の遠山家が明治の初めまで住んでいて それで「遠山桜」とも呼ばれて地元では
遠山桜が通用しているようで 誰も八斗蒔のエドヒガンなんて知りませんでした。
八斗蒔とは このあたりの地名です。桜の横の橋は「八斗蒔橋」と書いてありました。

旗本屋敷のときから植わっていたというので 樹齢は2〜300年でしょうか。
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釜谷の枝垂れ
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恵那の桜の最後に山岡町釜谷のシダレを尋ねました。釜谷まで行くと大きな看板があり直ぐわかりました。
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看板よりもこの大木の桜が 遠目から直ぐ分かります。見事な枝垂れです。
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この桜も個人宅の庭にあります。
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桜の直ぐ下まで近寄れます。良く見ると2本の桜のように見えました。
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樹齢は650年とかで 戦国時代から往来の人々を見つめてきたという事です。
この桜の下の道路の回りは ほとんど田圃で とおくから良く見えます。
あまりきれいな桜なので ひとびとがミナ振り返ってみるので「見返り桜」と呼ばれているそうです。
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次は 那須の桜へ続きます。
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2019 その3 那須の桜

那須の桜 その1
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車で大阪から那須へ向います。やがて富士山が見えてきました。
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足柄山サービスエリヤに入ると 地用度満開の桜の向こうに真っ白な富士山が見えました。
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満開桜と富士山のコラボです。
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ちょうどお昼なのでレストランへ入りました。客席かせ富士山が良く見えますが、
窓の外で沢山の人が富士山を見ています。
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このSAでは富士山のパンも売っていて一つ買いました。味は普通でした。
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那須の桜その1
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今回訪ねた那須の桜地図です。
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武家屋敷の枝垂れ
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まず武家屋敷の桜を尋ねました。電柱と電線をどうにかなりませんかねえ。
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反対側の御殿山の方から見てもおんなじです。
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少し離れて民家の屋根越しに見ても電線が邪魔です。
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桜の下に潜り込んで ようやくなんとか写せました。これが限界です。
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御殿山の桜
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この直ぐ上の御殿山は桜の名所だそうです。沢山の染井吉野が満開できれいでした。
この右手の屋根は那須歴史資料館の屋根です。
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御殿山は この地を納めた芦野氏の歴代のお墓があるそうです。
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建中寺のエドヒガン
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続いて建中寺のエドヒガンを訪ねました。堂々としたエドヒガンの大木です。
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建中寺にはこの地を納めた芦野氏の1700年ころから9代約165年の間の菩提寺だそうです。
樹齢は説明がありませんが400〜500年でしょうか。
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足元が捩れて凄い貫禄です。
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遊行柳
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この地の柳は昔から有名で 数々の歌人が尋ねたそうです。
かの芭蕉も 「田一枚 植えて 立ち去る 柳かな」と読んだそうです。
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桜の向こうに2本見えるのが柳です。
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柳の足元に鳥居があり その向こうに湯泉神社があります。
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大きな桜の木を潜ると
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その先に湯泉神社があります。
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境内には 銀杏の古木があり 樹齢650年だそうです。おっぱいのように垂れていますね。
銀杏の古木のこの垂れたものが 赤ん坊にお乳を飲ませたと あちこちで伝説がありますね。
奈良県御所市の一言主神社境内の「乳房銀杏」もそうですね。
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那須の桜 その2へ続く
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2019 その4 那須の桜 その2

那須の桜 その2
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堂の下の岩観音の桜
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向こうに小さく赤い屋根が見えますが あれが岩観音堂です。大きな岩の下にあります。
堂の下とはこの地区の地名だそうです。菜の花がきれいでした。
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数本の桜の大木が見えます。
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説明看板があり、2本のヒガン桜が樹齢170年だとか。そのほか4本の山桜の古木もありました。
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山を登ると 巨岩の下に観音堂があります。
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ライトアップもするそうです。この写真はライトアップのポスターを写しました。
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お堂の周りには二輪草が咲乱れていました。
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十二神将の桜
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遠目にも桜が目立ちます。
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ここが入口です。
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桜の森ですね。
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桜の奥にお堂がありこのお堂の中に薬師如来と十二神将が安置されているそうです。
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御弊石(おんべし)の山桜
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県道の脇に桜の巨木が見えます。
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昔義経が兄の挙兵に合わせて登るときにこのあたりの巨岩に武運を祈って御幣を奉ったのが
名前の由来だそうです。
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この古木の説明看板が剥げていてよく読めませんが 樹齢は300年と書いてあるように思えます。
かなり年季の入った足元です。
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おんべし の説明看板です。御幣石ごへいいし を おんべいいし と読みそれが縮まり
おんべし となったのでしょう。

この桜が分からなくて 地元の肩にあちこちたずね回ったのですが どなたもご存じなくて困りました。
8人目に訪ねたバーちゃんが 御弊石おんべしを ご存知でようやくたどり着けました。
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磯上の山桜
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たまたま道路を走っていて 大きな案内看板が目に付き 行って見ました。
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今日から桜祭りが始まったとかで 近所の皆さんが集り祭りの支度中でした。
私の車のナンバーを見て「とおくから よおきたのお」と言う意味合いの言葉をおっしゃったと
受け取りましたが あまり意味がよく分かりませんでした。
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樹齢は300年と書かれていました。これも足元はかなりの迫力でした。
花は8分咲き程度でした。
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那須のその他の桜
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川の名前は忘れましたが 川の堤に植えられた桜並木がきれいでした。恐らく染井吉野だと思いますが。
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那須の町を走っていて たまたま通りかかった名も無いお堂の前にエドヒガンらしき古木があり、満開でした。
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そのお堂の奥のエドヒガンらしき古木も立派で満開できれいでした。
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那須での予定を終えて 車で大阪へ その途中で往路で立ち寄った足柄山SAが気に入ったので
帰路も立ち寄りました。

オープンカフェでコーヒーを飲んでいたら 隣のテーブルにテレビカメラや音声さんが
ドヤドヤとやってきて 撮影が始まりました。直ぐ隣であまりにも近いので 知らん顔をしていました。

なんとか焼きソバを食べた後 少し離れた場所へ移動して なにやら別のロケが始まりました。
望遠で覗くと なんか見たことあるてればタレントさんでした。

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ロケ風景です。
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見たことある人でした。
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次はその他の桜です。京都善峰寺と光明寺です。
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2019 その5 京都西山の桜

善峰寺の桜
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善峰寺は京都市西京区の西山山中にあり、桜と紅葉の有名な古刹です。
ここへ来るとまず「桂昌院お手植えの枝垂桜」を見に行きます。
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徳川綱吉の生母 桂昌院がこの寺で自ら植えたと言われる枝垂れです。
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それが本当ならかなり古い桜のはずです。
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ちょうど満開で見事でした。
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続いて桜の谷が見渡せる観音堂へ向います。
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観音堂から見下ろす桜もきれいです。
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いろんな種類の桜が植えられていて 手入れもよくされています。
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続いて桜を眺めながら 最上部の阿弥陀堂へ向います。
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残念ながら 一番上の枝垂れの巨木は まだ蕾でした。
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阿弥陀堂付近からは 桜の向こうに京都の街並みが見渡せます。
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善峰寺は京都の観光寺の例に漏れず 駐車場もお金を取られ、入場料も500円取られます。
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光明寺 京都府長岡京市
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山門脇の桜は既に散り始めていました。
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石段を登り 境内にはいると境内の桜も散り始めていました。
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本堂脇の桜も強い風に しきりに飛ばされていました。
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しかし本堂の反対側ー南側の桜は正に満開できれいでした。
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広い境内の信徒快感周りの桜も満開でした。
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モミジで有名な光明寺は駐車場はモミジの期間以外は無料です。
入場料もモミジの期間以外は無料です。
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最後に一つだけ おまけの桜です。
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私の住む大阪府河内長野市の自宅近くの 「加賀田の枝垂れ」(加賀田N邸の枝垂れ)です。
この桜は 加賀田地区のもう少し奥の 「大江時親邸」の枝垂れの娘桜です。

大江時親は南北時代の兵法学者で 楠正成の軍師だった人で 今の家は18世紀に建て直された建物だとか。
その敷地の桜は樹齢数百年ですが 可哀想な位半死状態です。その子供桜を明治時代に移植したのが
加賀田の枝垂れです。

大江時親は 平安時代の歌人大江匡房の7代孫で、戦国時代の武将 毛利元就の始祖とされています。

この枝垂れは 例年染井吉野より少し早く満開になり 道路から良く見えるので この桜が咲くと
岩湧の森に春が来たのが実感されます。
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ということで 2019年の桜も これでお終いです。
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桜訪ねて 2018


2018 その1  越前の桜 1

ここからは2018年の桜行脚の記録です。
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今年の桜行脚は 越前へ行きました。ちなみに去年は越中に行きました。
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越前の桜 その1 丸岡城の桜、足羽神社の枝垂桜、足羽山公園の桜、足羽川堤の桜
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丸岡城の桜  福井県坂井市丸岡町霞
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お城の駐車場が満車なので ガードマンの誘導に従い「一筆啓上図書館」なる場所の駐車場に
車を止めて 道路に出たら 桜の花の塊の向こうにお城が見えました。

丸岡城は別名霞が城というそうです。
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歩いてお城に近づくと お城は桜の中に浮かんでいるようです。
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お城の周りを歩くのにはお金は要りませんが、お城の中は有料です。沢山の方が入っていきました。
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このお城は約450年前に築城されたそうです。こじんまりとしたお城を一周しましたが、いずれの面も
桜が一杯咲いていました。
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かわいらしい幼稚園児が遠足で来ていました。
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お城にはかわいらしい枝垂桜も植えられていました。かなり若い木です。
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桜の向こうに丸岡の町並みが見えています。
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築城のさいに 娘さんが人柱にされたそうです。かわいそうに。
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お城ではちょうど 桜祭りが行われていました。
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足羽神社と足羽山公園  福井県福井市足羽
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この桜は天然記念物だそうです。総理大臣なのか知事なのかどなたが指定したのか分かりませんが。
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鳥居からは枝垂桜が良く見えます。
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近くに来ると 堂々とした枝垂れ桜です。
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横長の桜です。樹齢375年と書いてありますから 比較的若い桜の木です。幹もつやつやしています。
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反対側に回ってもきれいな姿です。こちら側が 表参道からの正面のようです。
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足元にはかなり花びらが散っていました。盛りを少し過ぎた様ですが、まだまだきれいです。間に合ってよかった。
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境内には この枝垂桜以外にも 数本のエドヒガンの桜が満開でした。どのエドヒガンも若々しくて
つややかです。
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たまたま神社で結婚式が行われていました。私の正面にいらしたので お声を掛けさせていただいて写真を撮らせてもらいました。
お幸せに。
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この神社の主祭神 は 出雲王家から蘇我本家の振り比売に婿入りされた彦太の君 後のオホド大王です。

詳しくは別ブログ「古代出雲王家ゆかりの地を尋ねて」に載せます。
神社を出て 少し石段を登ると山のてっぺんに オホド大王が 桜の花に囲まれていらっしゃいます。
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オホド大王が 桜の向こうに眺め下ろしていらっしゃるのは 福井の街並です。
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また背中には 雪をかぶって真っ白な白山が 桜の花の向こうに見えます。素晴らしい眺めです。
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オホド大王の近くに 芭蕉の句碑がありました。
「名月や、北国日和 定め無き」 これは松尾芭蕉が 敦賀の地で読んだとされる句ですが 何故ここに?
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足羽川堤の桜  福井市加茂河原
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足羽川の堤の桜並木は 染井吉野が満開でした。
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沢山の人や家族連れが 桜のトンネルを潜って楽しんでいました。
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河川敷に降りてしばらく歩きました。東を見ても桜並木が続き
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西を見ても 続いています。とても見事でした。
ちょうどお昼になったので 近くのスーパーに車を止めて花見弁当を買い ここで桜を見ながら食べました。
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次は 越前の桜その2 一条谷朝倉屋敷の桜、味真野小学校の桜、花筐公園の桜です。
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2018 その2  越前の桜 2

越前の桜 その2
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一条谷朝倉氏邸宅跡の桜 福井市一条谷
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この地に勢力を誇った戦国大名「朝倉氏」の邸宅跡地には 沢山のエドヒガンと糸桜(枝垂れ)が植えられているが
糸桜は未だ蕾で、エドヒガンが満開でした。
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満開の立派なエドヒガン桜です。
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こちらも立派なエドヒガンです。
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有名な「唐門」です。これは朝倉義景の菩提を弔う為に江戸時代に立てられたということです。
門に覆いかぶさるように咲く桜が「薄墨桜」です。
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門を内側からみたところで、右側の桜が薄墨桜です。
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この地域には 一部邸宅が復元されていて 中へ入るにはお金が居るので入りませんでした。
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兵の隙間から写真を撮りましたが、ボランティアの方が時代衣装を着て案内しているものと思っていました。
帰宅して画像を引き伸ばしてみたら 女性はどう見ても白人ですね。観光客がレンタル衣装を着て歩いているのでしょう。
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糸桜のつぼみはまだまだ固く、開花は未だ先のようでした。
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毫摂寺の桜 越前市清水頭町
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このお寺は 味真野小学校へ向う途中にたまたま見つけました。沢山の桜が満開なので 立ち止まりましたが
素晴らしく大きな寺院で 桜も沢山ありました。
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鐘楼と桜の花です。
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境内には大きなエドヒガンの木が 数本あり、いずれも満開でとてもきれいでした。
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驚いた事に 境内にはまだ残雪がありました。ずいぶん雪深い所なのですネエ。
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味真野小学校の校庭の桜   越前市味真野
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小学校へ行くと 校庭の真ん中に満開の一本桜が立っていました。
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堂々としたエドヒガン桜です。
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足元も風格があります。少し花びらは散り始めていました。
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この小学校の敷地にはそのほかにもエドヒガン桜の巨木が数本ありました。
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私が帰宅したあくる日に たまたまNHK新日本風土記でこの学校の桜を放映していました。「テレビNHK新日本風土記の画像です」
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卒業生たちにより 夜間ライトアップもしているそうです。「テレビNHK新日本風土記の画像です」
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毎年恒例の桜の写生大会の前夜、突然の嵐で散った桜を 満開桜として書く子供達。「テレビNHK新日本風土記の画像です」
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花筐公園(かきょうこうえん) 福井県越前市粟田部
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花筐公園は桜の名所です。私が到着したときには 子供達が桜の下で走り回っていました。
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花筐公園のいわれです。この地の美女とオホド大王がまだ皇子のときの恋物語が謡曲になったということですが
なんせ作り話の記紀が幅を利かせて 横行したものですから 出雲の富王家の若様「オホドの君」が
三国の蘇我総本家に婿入りされた事が、なぜここ武生の地の恋物語になるのか 理解出来ませんが まあ小説とは
一人歩きするものです。

江戸時代の近松の小説「中将姫」がヒットしたのにあやかりて 全国に「中将姫の何とか桜」とか「中将姫が蜘蛛の糸で織った布」
なるものが溢れているのと同じですね。

※国回の越前旅行の「オホド大王」関係の場所は 別ブログ「古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて」
に載せます。http://yochanh.sakura.ne.jp/kodaiizumo/index.html
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この公園は「岡太神社」のまわりに整備されています。この神社もまた主祭神 がオホド大王で、オホドの君に
付いてきた大勢のイズモ族が この地に住み着いたと見えて この神社の周りはイズモの地名がそのままつけられています。
別ブログにてご説明します。
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琴弾山(これも出雲の地名です)展望台に登りました。
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展望台周りの桜は ほとんど染井吉野ですが満開でした。標高が高いので 今頃満開なのでしょう。
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展望台から山道を25分ほど歩いて登ると 薄墨桜の巨木がありました。
山の中の巨木桜なので したから見上げるしか 見えないので写真に取るのが難しくあまりよく分かりませんが
満開のようです。
この地に朝倉氏がとりでを築いたときに記念に植えた桜だそうです。
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琴弾山から下りると もう日は傾いて 子供達もみなおうちに帰り 花筐公園は静まり返っていました。
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次は京都の桜です。
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2018 その3 京都の桜  

京都の桜 その1 善峰寺 京都市西京区大原野 4月10日
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善峰寺は西山と呼ばれる京都市の西の山々にあり、京都市内が一望できます。
駐車場料金500円と更に入場料500円が必要です。
観音堂付近からは 桜の向こうに京都の街が見下ろせます。左端が比叡山と思います。
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谷間には沢山の桜が植えられて 散策できます。
このあたりはハイキングコースなので、ハイカーが紛れ込まないように 出入り口には回転式の扉が
設置してあり、その隙間から入れないように 鉄条網でグルグル巻きになっています。
そこまでして金儲けしたいのか、と思わず言いたくなります。ここは税金が免除されている
宗教施設だということを忘れているのだろうなあ。京都の寺はエグイです。
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右手の建物は 地蔵堂で展望台にもなっています。
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地蔵堂のお地蔵さんの背後には桜が見えています。
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境内のあちこちには 立派な枝垂桜が植えられています。
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境内の山道を登っていくと 一番上は観音堂で その周りにも枝垂桜がありました。
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このあたりは標高が高く 丁度今が満開でした。
本道はかなり下にあり 桜は既に散っていました。
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有名な「桂昌院(徳川綱吉の生母)お手植えの枝垂桜」は本堂脇にあり標高が低いので ご覧のように既に
大半の花は散っていました。
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光明寺  京都府長岡京市粟生  4月3日
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光明寺は 紅葉の名所で なおかつ付近は竹の子の里です。紅葉時期には全国から観光客が殺到する為
狭い道は 観光バスがすれ違えず 恐ろしい事になります。
桜の木もかなりありますが 桜の時期は 駐車場は無料で 入山料も要りません。
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広くて長い石段を登ると 左手には鐘楼があり、桜が植わっています。
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阿弥陀堂の前の桜はかなり散り始めていました。
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この建物周りの桜は落花盛んで 花吹雪がやむことはなく、素晴らしいながめでした。
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ちょうど 御影堂の正面でお坊さんの一年生が 般若心経の練習をしていて 後や横に居る先輩僧侶に
間違いを指摘されていました。
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長岡天満宮 京都府長岡京市天神  3月27日
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天神さんの前の八条池まわりの桜です。この日3月27日は満開でした。
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池の周りの桜の散歩道には沢山の人がお弁当を食べたり 散歩していました。
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阪急電車「長岡天神駅」から歩くと ここに出ます。この桜道を進むと鳥居があります。
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鳥居を潜り 参道を行くと 両側は桜ではなく キリシマツツジが植えられていて 4月下旬には
あたり一面真っ赤に染まります。
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境内奥には 梅林もあります。その付近には寒緋桜も植えられていて 濃いピンクの花が満開でした。
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神社境内の庭園では 結婚式なのか カップルが記念写真を撮っていました。

声を掛けさせていただき私も撮らせてもらいました。
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