中部、北陸、関東の山旅 その1

                2010年〜2015年秋(記事番号1〜9)



1 梅雨明けの立山連峰を歩く



「はじめに」

梅雨明け直前の立山室堂平と、梅雨明け直後の室堂を歩きました。

また、室堂平から「浄土山」を経由して「一の越」から雄山へ登り、立山連峰最高峰
「大汝山」(3015メートル)へ歩いてきました。

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グリーンのラインが、梅雨明け直後に歩いたコースです。

歩行時間約6時間でした。

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このブログ「梅雨明けの立山連峰を歩く」は以下の構成です。

1. はじめに

2. 梅雨明け前の室堂の写真

3. 梅雨明けした室堂平 みくりが池周りの動植物写真

4. 室堂平から浄土山へ

5. 浄土山から一の越を経て雄山へ

6. 雄山から最高地点 大汝山へ

7. 大汝山から室堂平へ

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1-2 梅雨明け前の室堂平

前日まで雨が降っていましたが、7月17日土曜日は雨も止んで、曇り空ながら

時々青空も見えていました。

梅雨明け直前の室堂平の景色です。気温11度でした。

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正面の雄山は、雲の中です。

雲は次々に湧き上がってきて山を隠していました。

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この時期にこんなに雪が残っています。

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雲が少し流れると、室堂山荘が姿を見せます。

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みくりが池の周りは、雪と雲が覆っていました。

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池の周りを歩きましたが、厚い雲に覆われて周りの景気はあまり

見えません。時々池が姿を現します。
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雲は相変わらず、立ち込めています。向うの山の更に奥が「剣岳」の方角です。

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氷山のように見える塊が、浮いています。

じっとしていると、かなり肌寒く感じます。

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1-3 梅雨明けした室堂平と動植物

梅雨明けした室堂平は、夏の太陽が照り輝き、白い残雪が輝いています。

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「みくりが池」周辺には遊歩道が整備されていて、一周するといろいろな表情

の池を見ることができます。

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こちらから見ると 濃いブルーの水です。

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こちらの斜面には残雪が多く残っていました。

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こちらは、「剣岳」の方向です。

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室堂で見かけた花々です。

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ハクサンイチゲ

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Photo

ヤマガラシ

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イワイチョウ

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イワカガミ

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ツマトリソウ

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Cut

ヨツバシオガマ

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ミヤマキンバイ

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ハイ松の中には雷鳥もいました。

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子供をつれて散歩していました。

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こちらを見て警戒しています。

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これは雷鳥の卵ではありません。みくりが池温泉のみやげ物屋で売っている

地獄谷名物の「温泉卵」です。食べてみたら極普通のゆで卵でした。

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1-4 室堂から浄土山へ

雑踏の室堂平から、浄土山へ向かいます。

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室堂山荘の前で、道は分岐しています。上の写真は「一の越」へ直接向かう

たくさんの人たちです。私は浄土山へ向かうため、ここで分かれて右分岐へ

進みました。登山者は激減します。

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左上が山頂です。雪渓を登る人が小さく見えます。

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振り返ると、登山者が登ってくるのが見えますが、一の越へ直接向かう人達

よりかなり少なめです。富山湾も遠くに見えます。

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雪渓と岩場を交互に登ります。浄土山山頂が見えていますが、

なかなか近づいてくれません。

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この雪渓では、スキーのアルペン競技の合宿が行われていました。

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「一の越」や「雄山」「大汝山」もみえてきました。

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浄土山山頂がかなり近づいてきました。室堂からここまで約45分、あと45分で

山頂に着く予定です。

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1-5 浄土山から雄山へ

浄土山の尾根道に到着しましたが、そこで休憩していた人に山頂を尋ねると

「あちらの高い場所が山頂です」と教えられました。

しかし後で分かった事ですが、その人が休憩していたすぐ近くの「石垣で囲まれた小高い丘」が山頂でした。

高い場所は「富山大学立山研究所」のある一帯でした。

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浄土山から室堂を見下ろしたところです。遠く富山湾も見えます。

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尾根続きに「龍王岳」がすぐそこに見えますが、近くの人に聞くと「往復1時間半」と言う事なので、今日は先を急ぐため、次回の楽しみに残すことにしました。

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Name

3時間ほど歩くと、五色平に行けそうです。五色平山荘も小さく見えます。

槍ヶ岳を初め、北アルプスもよく見えます。

山の名前は 近くにいた地元富山の人に教えてもらいました。

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突然の轟音に振り返ると、工事資材をヘリが運んできました。私が座っていた場所に下ろすそうなのであわてて、出発しました。

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再び歩き出した縦走路です。中央に見える一の越山荘の向うに、

雄山、大汝山が見えます。

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暫く下るとすぐに「一の越」峠に着きました。ほとんどの登山者はこの峠の

左からつまり室堂から約90分で直接登ってきます。

私は浄土山に寄り道したので110分でした。20分の道草です。

「一の越峠」を右に下りると「東一の越」から「黒部湖」へいけます。

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次は雄山から大汝へです

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1-6 雄山から大汝山へ

雄山山頂の「雄山神社」は凄い混雑でした。「雄山神社」へは500円の入場料を

払わないと入れません。ここまで登ってきて、気持ちよく中へ入れてくれたら

たくさん寄進させてもらうものを、へんに高飛車なので、気分を害してその

まま 大汝山へ向かいました。

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一の越から雄山へ向かう列。全然途切れません。

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登山者が多すぎて、道のあちこちで渋滞しているため、

「今日は雄山はあきらめて、浄土山へ行きます」

と言う人にすれ違いました。よくみると、あちこちに道があるので、私は脇

道を通り、どんどん行列を追い越して登りました。

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もうすぐ雄山山頂休憩所です。ここでも皆さんをごぼう抜きで進みました。

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後ろを振り返るとまだたくさんの人が、登ってきます。

向かいの山は、先ほど登ってきた浄土山です。

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雄山休憩所に入りきれない人出です。涼しいので皆さん外でお弁当を食べてます。

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少し先に「雄山神社」が見えています。

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しかし鳥居の先は500円払わないと、通行できない仕組みになっています。

オバサンがお金を集めています。気分が悪いので、そのまま素通りして次の

大汝山へ向かいます。

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次は大汝から室堂へ

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1-7 大汝山から室堂へ

立山連峰最高峰の大汝山は3015メートル、360度のパノラマが楽しめまし

た。ここで暫く休憩して、お昼ご飯を食べた後、大汝山から雄山、一の越へ

戻り、帰路は直接 室堂へ向かいました。

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立山連峰最高峰の大汝山、標高3015メートルの山頂です。

晴れた日には富士山が見えると言う事でしたが、見つかりませんでした。

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大汝山のすぐ先には、富士の折立(2990m)が見えます。その向うは別山

(2880m)と思われます。歩きたかったのですが、この次の楽しみに

取っておくことにしました。

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山頂から室堂を見下ろしたところです。みくりが池が青く見えます。

その先の山は、奥大日岳(2606m)と思われます。

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黒四ダムが見えます。ダム本体は左のほうに見えています。

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室堂へ今から引き返します。

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Photo

雄山神社の裏側が見えます。相変わらず人の列が、雄山から大汝へ続いています。

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雄山から一の越へ下る道は、登りの人が多すぎて、たびたび渋滞が起こり

立ち止まります。私は途中から皆さんとは別の道を飛ばして下りたので、

比較的早く「一の越」へ着きました。

写真は上から見た一の越山荘とトイレです。

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一の越からは、直接室堂へ向かいます。雪渓を3箇所トラバースしますが、

下りの為簡易アイゼンを装着しました。たくさんの人がキャーキャー言いなが

ら、転んでいます。

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途中「祓い堂」の前を通ります。祠の前だけ雪がありませんが、前後は

雪渓が続いています。

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室堂周辺は、凄い人の列で、まるで休日の大阪心斎橋筋商店街のようです。

スカート姿の女性も居て、びっくりしました。

ここを暫く散策してから、黒四ダム経由、信濃大町へ向かうツアー客か、日帰

りバスツアー客なのでしょう。

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2 信州山旅 2011夏



2-1. 蓼科山 2530m  8月1日

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蓼科山へは白樺高原すずらん峠付近の「蓼科登山口」標高1833mから上るのが一般的だそうだ。

しかし今回は、下山途中に亀甲池や双子池を回りたかったので、大河原峠標高2030mからスタートした。

標高差500メートルを約2時間かけて登る。

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今回歩いたコースがピンクのライン。休憩時間を入れて全行程約7時間だ。

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出発地点の大河原峠。標高はすでに2000メートルを超えている。

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登り始めて約1時間で、尾根に出た。正面に蓼科が見える。

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やがて将軍平の蓼科山荘に到着。

たくさんの人がここの名物アイスクリームを食べていた。

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さらに登るにつれて、振り返ると 将軍平蓼科山荘が小さく見える。

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すぐに蓼科山頂ヒュッテに到着。

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蓼科山頂に着いたときには、すでに雲の中。

麓ではあんなに晴れていたのに。

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竜源橋コースへの下山道。目印も標識も全くなくて、しかも下山者もいない。

不安なので テープの目印をつけながら降りる。

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1時間くらい不安な気持ちで降りると、やっと「竜源橋コース道」に出た。

ここまでくるときちんとした標識があり安心する。

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しばらく歩き「天祥寺平」という分岐点から、坂を下ると「亀甲池」にでた。

池というよりは、水溜りの雰囲気の池である。ここで昼食にする。

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さらに45分くらい歩くと今度はきれいな双子池のナナカマドに出あった。

この池は双子のうちの「雌池」と呼ばれている池。

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さらに歩いて双子池ヒュッテを通り過ぎると 今度は最後の登り道。

がんばって歩く。30分くらいで双子山山頂。2.223メートルと読める。

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双子山山頂から振り返ると横岳が見える。

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山頂から進行方向左手には、今しがた、歩いてきた蓼科山が見える。

ぐるっと一周回ってきたのだ。

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下山道をどんどん歩いていくと、やがて雲の切れ間に大河原峠と

大河原ヒュッテが見えてきた。8時半スタートで午後3時半帰着。

お昼休憩1時間入れて、7時間のウォークだった。

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次は八ヶ岳へ

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2-2. 八ヶ岳  8月2日 

八ヶ岳ー赤岳、中岳  2899メートル

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ピンクのラインが今回歩いたコース。最初は「北沢」を詰める予定だったが

いくら歩いても林道が続くので、これはおかしいと思い引き返した。

後で人に聞くと、北沢は「赤岳鉱泉」まで林道を歩くらしい。

往復40分をロスした。

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美濃戸にある赤岳山荘駐車場。一日千円なり。

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北沢は、ずっと林道を歩くことを知らなかった。引き返して南沢を進みなおす。

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白河原付近の道。かなり判りづらい。目印も標識も少ない。

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途中から右手に「文三郎道」が見えてきた。

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行者小屋に到着。たくさんの人が休憩中だ。私は引き続き歩く。

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やがて尾根に出た。手前は中岳、向こうは阿弥陀岳。

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阿弥陀岳へは、梯子と鎖の連続のようだ。登る人と降りる人で

混み合っている。私はスタートで道を引き返して時間をロスしているし、

先を急ぎたかったので、阿弥陀岳は中止して引き返した。

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中岳への道もかなり険しいがこちらには、梯子も鎖もない。

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尾根道はあちこちに「コマクサ」の群生だ。

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中岳山頂に着いたけど、麓ではあれだけ青空だったのに、すでに雲の中。

昨日の蓼科山と同じ状況だ。

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中岳から赤岳へ進む。赤岳方向から人がどんどんやってくる。

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赤岳山頂への分岐は一つ目は文三郎道分岐、次がこのキレットへの分岐。

道はとても険しい。

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後ろの方からも、人がどんどん登ってくる。石を落とさないように気を使う。

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ようやく赤岳山頂が見えてきた。最後の難関だ。

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ようやく山頂到着。美濃戸を再スタートしたのが8時、今12時近い。

約4時間かかった。

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山頂小屋の前のベンチで少し休憩。おにぎりを2つ食べてすぐに引き返す。

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小屋から再び山頂へ引き返す。前を行く人が時折 雲に隠れる。

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今度は 文三郎道を下る。

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途中で荷揚げする人とすれ違う。麓から「ビール、スポーツドリンク」などを

頂上山荘へ、4時間かけて荷揚げするそうだ。重量は35キロ。

一般登山客より早いくらいだ。すごい人がいるもんだ。

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次は甲斐駒ケ岳へ

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2-3. 甲斐駒ヶ岳  8月4日


甲斐駒ケ岳 標高2967メートル

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ピンクのラインが今回歩いたコース。

頂上直下の最後ののぼりを直登したが、かなり危険だった。

もう少し親切な標識が欲しい。

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戸台口の仙流荘前で6時の始発バスを待つ人々。

この日は28人乗りバスが5台出た。

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バスの中から鋸岳がよく見えた。縦走する場合は、鹿の窓を必ず

くぐるらしい。

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バスで南アルプス林道を約1時間、北沢峠に到着。

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キャンプサイトを横目に見て歩き出す。

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朝日を浴びて立ち上る湯気の中、北沢をひたすら登る。

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仙水小屋を通過。「無断立ち入り禁止」とか「水は黙って持っていくな。一声

かけてから汲んで行け」とか張り紙があちこちにあった。

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道がわかりにくいガレ場に出た。ところどころにあるケルンを探しながら

進む。強烈な獣の匂いが途中で流れてきて、しばし熊をやり過ごす。

このルートはほとんど人がこない。

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やがて右手に仙丈岳(3033m)が見えてきた。尾根道もかすかに見える。

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仙水峠に到着。空は青いが薄く雲が流れてきた。やばい予感がする。

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仙水峠からは正面に「摩利支天」、その奥に甲斐駒が見える。

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仙水峠から見た「仙丈岳」。かなり離れてしまった。

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仙水峠からさらに急坂を90分歩いて駒津峰に到着。

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駒津峰からは、すぐそこに甲斐駒山頂が見える。右は摩利支天。

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駒津峰から見る南アルプスには少しずつ雲が湧いてきた。

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中央アルプスも見えている。

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隣の仙丈岳を背にして再び歩き出す。最後の登りだ。

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狭い岩場の道を慎重に歩く。

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ここで道を間違えて、直登してしまった。右の道が安全な巻き道だが、

「マキ」とペンキで書いたマが薄く、キが「××」と読めたのでまっすく゛登ったが

すごい道だった。

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2090

やっと山頂に着いたが、何人かの人が私を見て

「よくあんな岩場を登ってこれましたなあ」と感心してたが、こっちは

ほかに道があるのを知らずに必死で登ってきた。

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209

山頂には祠もあった。無事に下山できるようにお願いした。

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223

巻き道は歩きやすい上に目印があり、安全だ。

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巻き道から、摩利支天への分岐道がある。この道も滑ったら怖そうだ。

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正面に見える双子山(それでも2650メートルある)目指して下る。

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双子山山頂に到着。ここからは樹林帯の急坂をひたすら90分下る。

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朝7時に歩き出して、北沢峠に帰着したのがちょうど午後2時。

歩きながらおにぎりを食べたので、丸7時間歩き通しだった。

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バスは3時までないとのことだったが、バス停で待つ人が28人になった

ところで、28人乗りのマイクロバスを臨時に出してもらった。

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次は木曽駒ケ岳へ

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2-4.  木曽駒ケ岳  8月5日

木曾駒ケ岳 標高2965メートル

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ピンクのラインが今回歩いたコースで、中岳以外は全部往復コースです。

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今回登った3千メートルクラスの山と違い、木曽駒はバスとロープウェイ

を乗り継いで、いきなり標高2600メートルの千畳敷カールに到着する

(往復4300円)。非常に楽な反面、ものすごい数の観光客がひしめいて

マイペースでは、山道を昇り降りできない。

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左手の高い山が木曽駒か。麓では快晴だったけど次第に雲が出てきた。

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乗越浄土についたころには完全に雲の中。

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中岳山頂に着くころには、周りは何も見えない。

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木曽駒頂上山荘

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木曽駒山頂神社にお参りする。

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引き続き、宝剣岳へ。鎖の連続だが、観光客も「キャーキャー」言いながら

登るので、順番待ちで時間がかかる。

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103

山頂に着いたらすぐに引き返さないと、次々に人がやってくるので

居場所がない。

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引き続き和合山へ向かう。こちらは誰もいなく静かに歩ける。

やっとマイペースで山歩きができる。

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1350

途中に何とか先生の記念碑があった。

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144

前岳と思われるポイントで、おにぎりを食べてから直ちに引き返す。

この先、雲はあるが 見える限りもう高い山はなかったので、たぶんここが

前岳と思われる。写真は 前岳から和合山方向を振り返ったところ。

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千畳敷へのくだりはたびたび立ち往生する。午後になっているにも

かかわらずバッチをつけた観光客は まだまだ登ってくるし、

団体で たくさん降りてゆく。見えている建物がロープウエーの駅。

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下山も大渋滞。観光客の皆さん方の間をすり抜けるように飛ばして降りる。

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次は今回の信濃路の風景へ

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2-5. 今回尋ねた信州の風景

その他の信州の風景

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蓼科にて

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22

夜明けの白樺湖

昼過ぎに大阪を出て、夜に白樺湖に着きそのまま車中泊。

しかも土砂降りの雨。翌朝起きてみるとこんなきれいなところで

寝ていました。

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243

蓼科山から下山して、移動中に蓼科の街中で観光馬車に出会った。

後続の車が渋滞しても、だれも文句は言わない。みな車の窓から携帯を

出して、パチリパチリ。

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諏訪にて

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1

夜明けの諏訪湖

夜の花火の最中に諏訪湖に到着。花火が終わってそのまま車中泊。

翌朝周りを見渡すと、ここもきれいな公園だった。

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2

湖の中で、女の人が立っている。説明板が無いので 誰なのかと聞いても、地元の人はみな知らない。

         (稲田姫ークシナダ姫だという地元の女性もいた。

          素戔嗚の奥さんがなぜこんなところにいるのか???)

          おそらくこの地を開拓して成功したタテミナカタの母上

          沼川姫(ヌナカワ)姫だと私は思うけど。

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06

諏訪大社 下社秋宮

諏訪大社は出雲王朝の第八代主王 八千矛(記紀では大国主と書き換えられた) の時代の

副王八重波津身(記紀では事代主と書き換えられた)の次男「タテミナカタ」 span>

が祀られているのでぜひたずねて見たかった場所だ。

紀元前3世紀末 秦国から大量の海童とともに 石見の五十猛海岸にやってきた 徐福とその

忠実な部下の穂卑(ホヒ 今の出雲大社宮司の祖先)たちにより 言葉巧みにおびき出されて

幽閉殺害された 主王大国主と 副王事代主の皇子たちはイズモから離れた方が多かった。

事代主の奥方の一人 沼川姫は皇子の建御名方を連れて 実家の糸魚川にお帰りになった。

建御名方は 大勢のイズモ族や 越の人々を連れて諏訪湖周辺に進出して この地の開拓に成功し

諏訪地方で 崇められて諏訪大社の主祭神 となられる。 。しかし 後ほど徐福の子孫達の物部族により

 出雲王家は西暦265年滅ぼされ その後の大和政権の中枢に登り詰めた藤原不比等らにより書かれた記紀

(直接の命令者は持統女帝) では タテミナカタは大和政権の武闘派「タテイカヅチ」に出雲から 追われ

追われ この諏訪の地に閉じ込められたと記紀に書かれた弱い皇子にされてしまった。

しかし 何処の馬の骨か分からない渡来人の血を引く 不比等などと違い わが国最初の 王朝出雲王家の 

正当な血を引く第八代副王八重波津身の血を引き 第九代出雲主王となられたはずの 立派なお方であり

 諏訪湖地方の開拓に大成功されて この地の尊敬を一心に集める建御名方が 不比等ら渡来人の末裔達は 

気に食わなかったのだろう。

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07

秋宮の中には、なぜか「タテミナカタ」つまり「お諏訪様」を追い込んだ

張本人の「タテイカヅチ」も祀られている。不思議なことだ。

歴史勝者の渡来人系の末裔藤原不比等らが祀らせたのだろう。

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下社秋宮には手水に温泉が湧いている。

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5

こちらは下社春宮の本殿。ここも立派だ。

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3

「タテミナカタ」の母上「越のヌナカワヒメ」を祀っている末社。

本社はもちろん越の国つまり越後糸魚川市の沼川姫神社です。しかし言代主(恵比寿さん)

の奥さんは沼川姫のほかにもう一人、摂津三島から来た活玉依姫(いくたまよりひめ)も

いらっしゃいました。沼川姫はここでは安産の神様として有名らしい。

こんな立派な息子さんをお産みになったのだから 当然ですね。

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3_2

上社の鳥居も立派だ。雰囲気が「出雲の国一ノ宮の熊野大社」によく似ている。

※ 熊野大社は第二次伊豆も戦争で九州物部軍が 東征の途中に滅ぼされた出雲王家

のうち東出雲王家の富家が その後暮らした建物です。

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6_2

上社前宮には、お諏訪様つまり「タテミナカタ」の父君言代主時代の主王

(大名持)八千矛(やちほこ)記紀では「大国主の命」(通称大黒さん)

も祀られていた。

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諏訪大社といえば「御柱」

各社の四隅に建てられている。これは秋宮の御柱。

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高遠城址公園

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この門は、何とかさんという豪商の門を解体移築したものだそうだ。

なかなかお城に溶け込んでいる。もちろん回りはみな桜の木。

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5_2

立て札には「この桜は高遠小彼岸桜の再生手術の成功例」と説明してある。

桜の時期に見てみたいものだ。

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山歩きトップページはこちらから入れます http://yochanh.sakura.ne.jp/yamatabi/index.html

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3. 信州山旅 2011秋



3-1. 西穂高岳  10月26日

10月も終盤になり 紅葉が 山の上から次第に麓に降りてきた信州。

その紅葉を見に 10月25日に 急遽マイカーでいつものように出かけた。

宿はいつものように、マイカーの中である。

道の駅「奥飛騨 上宝」は標高も高く 明け方には気温0度ちかくなり、

寒さで目が覚めた。朝ごはんを作って食べ、直ちに西穂高へ向かう。

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新穂高温泉郷ちかくの「道の駅奥飛騨 上宝」近くの紅葉。
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297_2

これも上と同じ道の駅近くの紅葉。

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381_2

「西穂高ロープウエー、白樺平駅界隈の紅葉。

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478

同じく「白樺平駅」界隈の紅葉。

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1102

ロープウエー山頂駅「西穂登山口駅」を出ると いきなりの積雪。

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1215

雪の中を1時間近く歩いて「西穂山荘」に到着。

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1212

さらに雪降る尾根道を進む。

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134

西穂円山を過ぎると吹雪になった。

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14

しかし、尾根道を進み、標高を上げると 突然雲がとれ出した。劇的な変化だ。

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1531

西穂独標と次のピークが見えだした。

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179

手前の独標のピークに 人が何人か動いているのが見える。

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186

独標ピークに到着。雲海の上だ。標高2701m。

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18130_2

独標からみた 雲海から飛び出た「笠が岳」

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独標の次のピークに到着して振り返ると、独標の標識ポールの向こうに

乗鞍が見える。

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しかしこの尾根歩きは、岩にへばりついたり、抱きかかえてアップダウンして進み、

西穂まで後 十幾つのピークを過ぎるらしい。

かなり危険が付きまとうし、往復二十幾つも この緊張が続くのかわからない

のでここらで退却を決定。帰り道も大変危険だった。

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2046

帰路で次第に高度を下げるとまた雲の中に入る。

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2248

西穂山荘まで帰ってきたら、再び雪と雲の中。

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239

冷えた体に「西穂山荘名物ー西穂ラーメン」が温かくおいしかった。

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次は焼岳へ
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3-2. 焼岳   10月27日 

二日目は 上高地から焼岳を往復した。

沢渡第二駐車場で前夜泊。6時40分発のバスで上高地へ。

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185

上高地帝国ホテルの前から歩きだす。

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290

朝日に輝く穂高連峰を見ながら進む。

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386

周りの木々は白く凍っている。

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494

樹氷の張り付いた木々の向こうに、焼岳が見えだした。

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63

樹林帯を抜けると、いよいよ焼岳の全容が見えてきた。

城は噴煙がしきりに上がっている。

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708

焼岳小屋到着。ここまで3時間かかった。

この店は今月いっぱいで閉めて来年の雪解けまで、クローズだそうな。

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8name

展望台まで来た。硫黄の臭気が漂う。

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1322

噴煙の中を進む。

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1425

山頂直下に来た。いよいよ硫黄の臭気が鼻を突く。

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1527

噴煙が くさいので足早に進む。

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1943

小屋からさらに1時間で山頂だ。天気がいいのでたくさんの人だ。

上高地から来た人と、中尾温泉から来た人が半々らしい。

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20name

昨日登った西穂独標と西穂山荘が見える。

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乗鞍が、噴煙の向こうに。

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22name

甲斐駒と北岳の間に遠く富士山も見えた。

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2529

昨日は雲海の上に頭を突き出していた「笠が岳」は今日は全容が見える。

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槍ヶ岳も見える。

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2618

白山も きれいに見えた。

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2941

噴煙渦巻く火口湖のなかは立ち入り禁止だ。

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山頂で景色を堪能したあと、焼岳小屋でお弁当を食べ、下山。

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3055

下山して梓川のほとりを歩く。

紅葉の向こうは、霞沢岳。

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3259

河童橋界隈は 平日にもかかわらず、観光客でごった返していた。

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34

河童橋から見た、梓川の上流に穂高連峰。

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次は常念岳へ

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3-3. 常念岳  10月29日

常念岳へは、一の沢駐車場から日帰りで往復した。

案内書では、一ノ沢登山口から常念岳へ 登り6時間、下り5時間とある。

そこで早朝出発とした。

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191

朝5時半に駐車場を出て登山口へ林道を歩く。登山口まで1.1km約25分。

林道には野猿がたむろしていて、人を見ても逃げない。むしろ寄ってくる。

登山者がえさをやるせいだろう。ボスが威嚇してくるが知らん顔して進む。
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24

登山口からすぐに、山の神が祀られている。安全を祈念する。

マイペースで登るが、後から来た人たちにどんどんぬかされて内心焦るが

マイペースを守る。

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397

2時間くらい登ると、やっと常念が見えてきた。

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407

「胸突き八丁」を喘ぎながら登ると、一ノ沢源頭に出た。最後の水場だ。

ここで今まで追い越して行った人たちのほとんどに追いついて少し安心。

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54

常念乗越に到着。登山口を6時に出て、9時過ぎに着いた。

登る途中、ヘリコプターが盛んに荷物の上げ下ろしをしていたが、

常念乗越で、小屋のおじさんに危ないから座るように足止めされる。

結局小屋の荷物の上げ下ろしではなくて、小屋横のドコモアンテナ工事の

資材と工事作業員の上げ下ろしだった。

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619

常念小屋のむこうに北アルプスが広がる。

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721

北側には、横通岳がそびえ、何人かが歩いて行った。

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76

やっとヘリが飛び立ち、常念へ歩いて行ける。

ヘリの向こうは槍ヶ岳。

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822

いよいよ山頂へ最後の登り。案内書では1時間20分とある。

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940

1時間強で山頂到着。土曜日なのでたくさんの人がいる。

反対側の蝶が岳山荘から登ってきた人も多い。

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10name

常念岳から穂高連峰を見る。 

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12

遠くに富士山も見える。

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1431

正面の槍が岳は、一段と目を引く。

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1334

乗鞍も意外に近く見えた。

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北アルプスは初めてなので、周りの人に山をいろいろ教えていただき、

周りの山々の写真を撮り、そのあとで山頂でゆっくりお弁当を頂いた。

下りは快調に飛ばして、3時間弱で下山出来た。土曜日なので

途中たくさんの人が登ってきた。

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16

紅葉輝く林道を気持ちよく下る。下山途中にもこのあたりで野猿不良グループ

に因縁をつけられそうになった。

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1651

駐車場から見ると、正面に常念岳が午後の光に輝いていた。

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コースタイム

駐車場五時半出発、登山口にて手登山届他6時出発、常念乗越9時10分着

山頂10時15分着、休憩の後11時15分発、登山口14時15分着、駐車場14時30分帰着。

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4. 甲信越山旅 2012 夏


初めに

今回の山旅は、甲信越地方である。

1.北岳    3192m 山梨県南アルプス市

2.仙丈ケ岳 3032m 山梨県南アルプス市、長野県伊那市

3.栂池天狗原 2020m 長野県小谷村

4.白馬岳 2932m 長野県小谷村、新潟県糸魚川市

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北岳へ

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4-1 北岳 
 8月7日



北岳は広河原から日帰りで 往復した。

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Photo_2

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01

南アルプス市芦安駐車場に前日の夕方到着。

翌朝始発バスは5時10分の広河原行きに乗る為、午前3時過ぎから

皆さんは起きだして、食事やら、身支度を整えだす。

また麓から どんどん車が上ってくる。

午前4時には交通整理のガードマンが立ちだした。

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1

広河原のこの橋を渡れば、登山口だ。午前6時過ぎに歩き出した。
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2

すぐに大樺沢と御池尾根コースの分岐だ。これを左分岐して大樺沢へ。

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3

谷コースのはずが、尾根道を歩いている。トウヒや椴松の針葉樹の森を

どんどん登る。かなりの急坂が続く。なんかコースがおかしい。

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7

白根御池小屋到着。やはり道を間違えて歩いたようだ。

小屋の管理事務所で聞くと、このまま「草すべり」を歩いたほうが

最短らしい。最終バスが16時10分なので、このまま進む事にした。

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81

池の周りはキャンプサイトのようだ。

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81_2

北岳の頭が見えている。この頃は天気もよかった。

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9

草すべりコースを歩くと左手に大雪渓が見えてきた。

かなりの急坂の雪渓のようだ。

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小太郎尾根に着いた頃から、次第に雲が湧いてきた。

たくさんの人が休憩している。先を急ぐ。

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14

北岳肩の小屋到着。すでに雲の中だ。山頂は見えない。

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153

あれがピークだとがんばって歩いて到達すると更に次のピークが。

ひたすら登る。あんなピークを幾つも超えていく。
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17

北岳山頂に到着。午前11時過ぎだ。約5時間かかった。

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18

下からどんどん人が登ってくる。

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19

何故か山頂は女性が圧倒的に多い。

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20

残念ながら 山頂は雲に覆われて周りがほとんど見えない。

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21

次々に湧き上がる雲。

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22

一瞬の晴れ間に見えた「北岳山荘」と間ノ岳に続く縦走路。

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23

向かい側の仙丈ケ岳も 雲の中に薄っすらと見える。

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24

少し休憩して 12時半に下山開始。

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25

岩雲雀が飛んできて、すぐ目の前に止まり、動かない。

ゆっくり写真を撮れた。

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30

肩の小屋付近は 右側ー東側だけ雲の中だ。

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31

白根御池小屋が見えてきた。正面の雲の中は仙丈ケ岳だ。

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32

キャンプサイトにはテントが増えていた。この付近はよく晴れている。

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50

広河原に降りてきた。沢山のフライマンが毛鉤を振っている。

15時40分だ。最終バス(16時10分)になんとか間に合った。

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1

高度差約1600m、歩行距離は約14キロ、歩行時間約10時間であった。

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次は仙丈ケ岳
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4-2  仙丈ケ岳  8月9日

前々日と同様、芦安駐車場から広河原へ。更にバスを乗り継いで北沢峠へ。

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002

北沢峠から小仙丈岳を廻り山頂へ。馬の背を廻り下山へ。

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12

早朝の広河原ビジターセンター。もう開いている。

北沢峠行きの始発バスは 6時50分だ。

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16

広河原から、今日は 北岳がはっきりと見えている。

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218

北沢峠を午前7時半に歩き出す。針葉樹の森をゆっくりと登り始めた。

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321

大滝の頭、つまり五合目だ。

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425

小仙丈に向かう。このあたりは這松地帯だ。

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29

小仙丈ヶ岳到着、あっけなかった。後方は仙丈ケ岳山頂。

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735

向かいの甲斐駒ケ岳と摩利支天。

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1339

更に 小仙丈尾根を進む。

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158

尾根道から北岳がはっきりと見える。

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1651

右下に「千丈小屋」が見えてきた。

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1856

右のピークが山頂だ。人が集まっているのが見える。

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2264

山頂の雑踏に到着。10時過ぎだ。歩き出して2時間半。

意外にあっけなかった。

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2558

北岳の左に富士山が見える。

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2557

大仙丈ケ岳がすぐ近くに見える。行けばよかったと後で後悔。

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2675

あちこちで若人が語らっている。

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2672

小仙丈が岳の向こうに甲斐駒と摩利支天。

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2773

鳳凰三山も見える。

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3082

千丈小屋に降りてきた。珈琲を飲んで考えた。

急げば13時5分のバスに間に合うかもしれない。下山開始。

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3288

馬の背ヒュッテ到着。

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33

しかしこの渓は雪渓の連続だった。

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363

慎重に降りる。

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3799

この雪渓が最大だった。

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39

大雪渓の終点でくつろぐ若者グループ。

聞くと、もう13時5分のバスには無理なので、ゆっくり降りると言う。

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40

太平山荘到着。この時点で13時だ。もう1時のバスは無理だ。

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54

小屋の周りに「高嶺ビランジ」が群生していた。

見とれながら写真を撮る。

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41

北沢峠「長衛荘」に帰着。13時30分だった。

最終バスの15時30分まであと2時間。長衛荘でカレーを食べて

珈琲を飲んでからベンチでヒル寝をして時間を過ごす。

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4520

どんなに客が集まっても臨時バスを出さない。

さすが お役所仕事の南アルプス市市営バス。

反対側の戸口台行きバスは人が集まればバスを出してくれたのに。

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002_2

歩いた高度記録。高度差約1000m、歩行距離約10キロ、歩行時間約5時間強であった。 
太平山荘から北沢峠まで少し登っていた。

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次は栂池天狗原

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4-3 天狗原  8月10日


移動日と休養日の今日は、栂池ロープウエーで高原駅へ登り往復1時間強で

栂池天狗原へ行き、高山植物を見て戻り、ロープウェイのチケットで

無料で入れる「栂池自然園」を見て廻った。

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953

ゴンドラとロープウエーを乗り継いで30分かかって高原駅だ。

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225

天狗原への入り口だ。

天狗原ー乗鞍岳ー白馬大池へ行ける。

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328

途中雪渓もあった。

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429

天狗原は標高2200メートルだそうな。かなり涼しい。大きな湿地帯だ。

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538

湿地帯には一面の「綿スゲ」が生えて とてもきれいだ。

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634

あの雪渓の峰の向こう側に、白馬大池があるらしい。

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745

846

951

自然園も大湿地帯で、いろいろな花が咲き乱れてとてもきれいだった。

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1036

車百合もあちこちで大量に咲いていた。

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ロープウエーの最終便が 5時20分なので、ぼちぼち下山した。

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天狗原と自然園の花の写真はこちら。

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次は白馬岳
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4-4  白馬岳  8月11日

白馬岳へは、蓮華温泉駐車場(新潟県糸魚川市、無料駐車場)から上り下り

した。大きな駐車場で 100台くらいは止めれそうだ。

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Photo_3

Start&Goalの蓮華温泉へは、国道178号線平岩から標識に従い

林道を約40分走る。

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1_2

夜明けの蓮華温泉駐車場。朝ごはんを済ませ 午前5時45分出発。

雲が多いのが気がかりだ。

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2_2

蓮華温泉ロッジの前を進むと登山口だ。

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3_2

しばらく急坂を登ると、「天狗の庭」と言う場所に着いた。

開けて見晴らしがいいけど、残念ながら雲が多い。

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4

正面の山は、地図を見ると「雪倉岳2611m」か。

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5

歩き始めて3時間たつと、這松地帯に出た。

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6

白馬大池山荘に到着。テントも多い。急ぐので素通りする。

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7_2

チングルマの大群落の向こうに雪渓、その向こうが大池。

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8

チングルマの大群落だ。

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9_2

更に上り続けると、たくさんの人が次々に降りてくる。登っていくのは私一人。

みなさん、白馬の小屋で泊まって下山するらしい。

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10

周りは相変わらず雲が多い。周りの山は残雪が多い。

越の国は豪雪地帯だ。

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11_2

振り返ると「白馬大池」は天空の池だ。

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14_2

稜線は続く。繰り返しピークを超えていく。

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15

雪渓も次々に現れる。

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17_2

そのうちに「白馬大雪渓」が見えてきた。あれを詰めて登るのが

夏の白馬岳の人気らしい。

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19_2

名も無いピークを次々に超えていく。

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20_2

ピークの連続が イヤになった頃ようやく「小蓮華山2769m」到着。

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21_2

更に稜線は続く。相変わらず雲は次々に湧いてくる。

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24_2

たくさん人が集まって休憩している。

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25_2

三国境(みくにさかい)だ。正面の山は鉢が岳2563mか。

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「馬の背」付近か。何も標識はない。山頂はまだ見えない。

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27

あのピークの向こうの雲の中にかすかにピークが見える。

あれが山頂か。

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28

大きなリュックを背負った人を追い越した。と思ったら小さな子供さんだった。

こんな小さな子が3千メートルの山歩きなんて凄い。

写真を撮らせていただいた。

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29_2

雲の中から話し声が聞こえる。どうやらピークが近づいたようだ。

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30_2

山頂到着だ。

Photo_4

大粒の雨が叩き付け出した。急いで雨具を着用。

時間は11時45分。歩き出してちょうど6時間かかった。

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31_2

白馬山荘のある南側は雲で見えないが、西側の正面の山は 旭岳(2867m)

か。まだ沢山の雪が残っている。

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帰りのバス時刻を気にしなくていいのがありがたいが、雨が心配なので

しばらく写真を撮って 下山開始だ。

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32_2

来た道をそのまま下る。景色がどこも同じなので 道が正しいのか心配だ。

時々GPSでルートを確認しながら歩く。

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34

35

雪が沢山あってきれいな山だ。北海道の大雪のお鉢を思い出す。

次々に人が登ってくる。

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37

急斜面の雪渓の下は見えない。天空の大雪渓だ。

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38

小蓮華のピークが見えてきた。やれやれだ。

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39_2

白馬大雪渓の尻尾が見えてきた。

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40_2

更に下り続ける。相変わらずたくさんの人が登ってくる。

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41_2

やっと這松地帯に戻ってきた。雷鳥は全然姿を見せない。

歩く人が多すぎるのかもしれない。

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42

白馬大池に戻ってきた。テントの数も増えているようだ。

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44

天狗の庭を過ぎて、一面の白い花が咲く道で ついに「土砂降りの雨」

になった。

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45

川のような登山道を歩き続け、ついにロッジが見えてきた。

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46

ロッジ横の仏さんに「無事帰着」を感謝。

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48

駐車場には車が朝よりも増えていた。

16時30分無事帰着。10時間45分の山歩きはここに終了。

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004_2

高度差 約1400m 歩行距離約20キロ 歩行時間約10時間半であった。

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次は甲信越の高山植物2012年夏へ

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4-5 今回の山旅で出会った高山植物

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今回の山歩きで沢山の花を はじめて見た。

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7

北岳山頂の岩陰に咲いていた 「高嶺ビランジ」

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7_2

「深山花忍(みやまはなしのぶ)」は北岳と白馬にしか咲かないそうだ。

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21_2

三輪草 北岳の稜線でよく見かけた。

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40

高嶺ビランジ  仙丈ケ岳の太平山荘付近に群生していたこの花は

           北岳の白いビランジと違って濃いピンクだった。

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86

高嶺ヒゴタイ  北岳と仙丈ケ岳で見かけた。

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07

高嶺郡内風露   北岳と仙丈ケ岳で見かけた。

            郡内とは山梨県の郡内地方のことらしい。

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87_2

白馬で見かけた 大場溝酸漿  (おおばみぞほおずき)

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16_2

白馬でみかけた白いリンドウ  唐薬竜胆

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77

白馬の雪渓近くの稜線沿いに咲いていた   駒草  コマクサ

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21_3

栂池天狗原や自然園に一面に揺れていた 綿菅 わたすげ

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56_2

天狗原に咲いていた 伶人草  

伶人とは雅楽演奏者のことで帽子が似ているからこの名がついたとのこと

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山歩きトップページはこちらです。 http://yochanh.sakura.ne.jp/yamatabi/index.html

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5. 信越山旅 2012 秋

5-1  御岳山(3067m)  10月21日 

田の原山荘前の 広い駐車場で登山前夜 車中泊していた。

ところが午後9時ころから、車が揺れるほどの突然の暴風雨。

やむなく車を移動して、山を少し下る。

風の弱い広場に移動して寝た。

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Line

赤いラインが歩いたコース。予定では剣が峰から

摩利支天まで行くつもりだった。

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153_2

目が覚めると、青空が広がっている。

飛び起きて朝食とお昼のお弁当の支度をする。

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255_2

田の原駐車場へ向かう。御嶽山は白い雲に隠れてよく見えない。

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358_2

田の原から見た御嶽山は 山頂付近が真っ白だ。

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54_2

鳥居が登山道入り口だ。

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666_2

しばらくは広い登山道を気持ちよく歩く。

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767 

あちこちに、祠、社があり 神さん仏さんが祀ってある。

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839

「遥拝所」に立ち寄ってみた。何人かの方がお祈りの最中。

山頂に向かって一心に祈っておられた。

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9

スタートした駐車場が眼下に見下ろせるようになると、

道に雪が現れ始めた。

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970

お不動さん、金剛童子などが祀ってある八合目付近。

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10

人懐こい「ホシガラス」が先へ先へと道案内してくれる。

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10_3

ひたすら 登りは続く。しかし周りの絶景を眺めながらの

登りなので、とても楽しい。

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11

まわりに広がる雲海。

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11_2

まわりに輝く樹氷。

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12

かなり雪が深くなってきて、靴底が滑り出した。

ここで 持参した軽アイゼンを装着。

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133

9合目の岩室到着。

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14

9合目の岩室を過ぎると、やっと王滝頂上山荘が間近に

見え出した。でもあれは本当の山頂ではない。

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1590

王滝頂上に到着。

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2094

王滝頂上広場は 真っ白の氷の世界だ。

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2199

神様や仏様の像も 氷の芸術のようだ。

ここはまさに天上の別世界だ。

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2297

更に 御嶽山頂上の剣が峰に向かう。

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23

御嶽頂上山荘がはっきり見えてきた。

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突然山頂から降りてきた スーパー爺さん。

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25600

この氷の世界で、半ズボンに半袖のシャツ一枚のスーパー爺さん。

僕はウールの下着にフリースのシャツ、その上にジャケットを着て

その上から ゴアの上下を着て 足元はゴアのスパッツという

完全武装なのに。

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2602

「寒くないですか」と聞くと「そりゃあ寒いさ、でも馬鹿だから

あんまり人並みには感じないのかなあ」と言いつつ下山して行った。

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2707

いよいよ御嶽頂上だ。

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28611

御嶽神社奥宮の境内も氷の世界だ。

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298

登ってきた、王滝頂上と山荘が小さく見える。

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3016

御嶽山の頂上は すり鉢状のようだ。

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3112

凍りかけている二の池。

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3230

北側の尾根続きに「摩利支天」と「飛騨頂上」が見えるはずだが

どれがどれか 雪を被っているので よく分からない。

縦走を続けて、摩利支天まで行く予定だったが 岩が凍りつき

ツルツルピカピカだ。ピッケルもなく、軽アイゼンでは心もとない

ので ここで引き返すことにした。

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3322

頭に雪を載せて 雲の上に見えているのは「北岳」などの

南アルプスか。

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3492

東の方向ずうっと遠くに見えるのは、富士山か。形がよく似ているが。

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しばし絶景を楽しんだ後、非常に寒いので下山することにした。

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3520

御嶽神社や御嶽山荘の屋根が見えている。

道は凍り付いているのでゆっくり慎重に降りる。

雲は次々に湧きあがってくるので つい見とれてしまう。

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36

登山口駐車場から 車で山を降り 王滝村へ降りる。

輝く青空に 紅葉が映えて今までの氷の世界が夢のようだ。

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Photo_2

実際に歩いた記録。

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 次は唐松岳 

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5-2 唐松岳  10月31日


唐松岳へは手っ取り早く 八方尾根へリフトで運んでもらい

そこから歩き出すという 安直な登山計画である。

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Photo_4

計画ルート図

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135

広い白馬村営駐車場で目覚めると、夜半の雨は上ったものの

八方尾根は 雲の中。何も見えない。

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241

今日の山歩きは 楽チンだ。ゴンドラとリフトで上へ上へと

運んでくれる。この頃はまだ紅葉を楽しむ余裕があった。

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3

3段目のリフト(グレートクワッド)では周りの景色が白くなった。

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562

歩き出すといきなり雲が流れ出して 白馬連峰が見えた。

昨夜の雨は 山では雪だったのだろう。

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6

歩いて高度を上げていくと、雲の上に白馬連峰が出てきた。

あの3つのピークが 白馬三山と言われる 「鑓ヶ岳」、「杓子岳」、

「白馬岳」(左から)だろう。雲がフワフワ流れて幻想的だ。

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71

遊歩道を進む。

山道を歩かずこちらへ迂回しろと案内があった。

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7

今度は山道をひたすら登る。

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81

なにやら、右手に池のようなものが見えてきた。

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82

地図を見ると 「八方池」だ。

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8371

池に写る白い峰は「天狗尾根」と呼ばれる尾根だ。

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986

今度はダケカンバの樹林帯が続き、なかなか抜け出せない。

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101800

やっと抜け出せたら、「丸山ケルン」だ。

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10299

丸山ケルンから下を見下ろすと、雲が渦巻いて何も見えない。

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1096

次々と沸き起こる雲。

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1197

頭の上を次々と通り過ぎる雲。

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1381

突然尾根の左側(南側)の雲が割れた。

五龍岳、鹿島槍ヶ岳らしき山塊が見えた。

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1406

今度は吹雪いてきた。

長いトラバースのラッセルに時間を取られる。

雪は深いところで 膝くらいまである。

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15

ひたすら登る。

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162

登山道の目印が雪で埋もれているので、

それらしい岩の雪かきをして 確認しながら進む。

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17 

鎖場を過ぎる。

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1909

かなり吹雪いてきた。

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203

歩き出して3時間。

右手の天狗尾根を見ると かなり上へ上ってきたのが分かる。

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22108

この深い雪のトラバースで ラッセルすると 次々に

雪の層にクラックが入り、雪塊が左の急斜面にずり落ちる。

左の急斜面を滑れば助からないだろう。

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ピッケルも持参してないし、ここで登頂を断念し引き返す。

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22213

吹雪で足跡がかき消され。道もよく見えず下山も怖い。

少しあせりだした。冷静になるように努める。

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22395

丸山ケルン付近は強風で、足跡は完全に消されている。

ここを右から登ってきた記憶があるので、右へ降りる。

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15分くらい歩いていると、またこの場所に出た。

かなりあせるが、少し休憩して暖かい珈琲を飲み

気を落ち着かせる。

二度目にここを右折れしてゆっくり下ると、道間違いした場所に気づいた。

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2317

やっと八方池に帰ってきた。やれやれ。

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2421

遅い昼食のカップ麺。美味しいなあ。

食べていると やかましい中国人観光客がわいわい言いながら

沢山登ってきた。

気分悪いので、あわてて下山。

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2633

やれやれ無事に生還できた。山は吹雪きだけど下界は晴れている。

8時半の始発ゴンドラに乗り、歩き出して、今は3時半。

やはり雪が降ると山は一変するなあ。

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Name

実際に歩いた記録。もう少しで縦走尾根道に出るところだった。

雪のない時期にもう一度歩いてみよう。

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次は黒姫山

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5-3  黒姫山  11月2日


今回の山旅計画では、妙高山(2454m)に登る予定だった。
しかし ここ数日発達した低気圧が 日本海をゆっくり北上しつつあって
日本海側はどこも大荒れの天気だ。
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11月1日に着いた 新潟県妙高市は強い雨だった。
登山口の 「赤倉温泉」、「関温泉」、「燕温泉」などはどこも雨で
妙高山は見えない。燕温泉登山口で 妙高から降りてきた方に聞くと
「山頂付近は雪で、積雪2〜3センチ程度。しかし深い霧とガスで
周りは何も見えない」ということだった。
妙高市で一泊し、明日の天気の様子を見ることにした。

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明くる11月2日も妙高市は雨。しかし長野県側は少し天気がよさそうなので

長野県側へ移動する。
飯綱山へ登るつもりで 信濃町IC下車すると 黒姫山が晴れて

白く輝いている。急遽予定変更して 黒姫山へ登ることにした。
道の駅「信濃町」で黒姫山の登山地図をもらい 「西登山道」へ向かう。
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01line
信濃町観光案内所でもらった登山地図に予定コースを
赤いラインで記入した。
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1
西登山道は 2本あり、そのうち古池コースにする。
右の空き地が駐車スペースで その奥が登山口だ。
着替え準備して 10時半スタート。
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2

しばらく歩くと「古池」到着。池の周りは紅葉している。
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364
池を半周してから 山道へ入る。
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466
湿原の中も通る。
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568
周りの山は 皆白い。
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669
山道の紅葉もきれいだ。
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770
落ち葉の絨毯の上を歩く。きもちがいいが、熊に気をつけよう。

一箇所 非常に獣臭い場所を通過。立ち止まり大声を出す。

時々大きな声で「おーい」と言いながら歩く。
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874
雪が出てきた。
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975
道は次第に白くなる。
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976
歩くのが惜しいようなきれいな絨毯だ。
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1079
やがて樹氷が現れだした。
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1182
朝日にキラキラ光っている。
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1289

とてもきれいだ。
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1390
道の雪もかなり深くなる。
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1496
新道分岐到着。ここで西登山道の猛一本のコースと合流し

再び西登山道と新道に分岐する。ここは新道へ進む。
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黒姫山 その2

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1603

新道分岐から更に上り続ける。

周りは吹雪いてきて 風も強い。

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1705_2

雪も深く、膝上まであり、一歩一歩に時間がかかる。

私の足跡もかなり深い。

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1807

南側に見えているのは 「飯綱山」だろう。

上はかなり吹雪いていそうだ。

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2018

「しらたま平」に着いた。ここらあたりから尾根道になり、

この尾根がまた長い。

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207

尾根道のすぐ左に見えるのが「御巣鷹山」だろう。

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2121

「古池」は尾根を歩くにつれて、後ろに見える。

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2242

別の道に合流するが、地図には書いてない。

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2332

やっと見えてきたのが、黒姫山山頂か。

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2434

次第に雲が頭を覆うようになった。

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2535

雪は深くなる一方だ。

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2727

北の方角の隣に見える山が 「妙高山」なのか。

すり鉢状で、右手にスキー場が白く見えているので多分そうだろう。

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2828

後ろ側に見える古池の向こうは 飯綱か戸隠のスキー場か

ゴルフ場だろう。

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2636_2

かなり雪が深いところに来た。笹薮も腰の辺りまである。
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歩き出して今で 4時間15分。午後2時45分だ。

山頂まで往復40分かかり、急いで2時間半で下山しても

帰着するのが 6時前で真っ暗になる。

手元の高度計は 標高2045m。

あと少しで山頂だがここで急いで引き返すことにした。

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2937

引き返すのも雪が深く大変だ。登り返しも多い。

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3044

下り坂は 大股で滑りながら走る。

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3150_2

夕暮れの古池に到着。2時間強で降りてきた。

時刻は午後5時少し前。

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3251

湿原の向こうは吹雪いているようだ。もうかなり暗いので慎重に歩く。

駐車場に着いたのが、午後5時10分。かなり暗かった。

ヘッドランプは持っているが暗闇での下山は非常に危険だ。

ぎりぎりセーフだった。

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Name_2

実際に歩いた記録。ほとんど山頂までたどり着いていたことが

あとで分かった。吹雪と深い雪の中では 距離と時間が

読みづらかったなあ。反省!

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次は信濃路の紅葉2012秋へ

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5-4  信濃寺の紅葉  

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今回の山旅で 出合った風景と紅葉の写真

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馬籠宿

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0159

紅葉は少し早いが 沢山の観光客

0151

みやげ物屋の店先

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木曽福島興禅寺は 木曾義仲の菩提寺で格調高い古刹

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102

208

306

488

598

境内の紅葉はかなり進んでいた。

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木曽福島市内

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630

この左側に土蔵を改造した喫茶店があった。

745

足湯に浸かり 川を眺める。

850

木曽川

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松本市

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1165

四柱神社 幼稚園児たちがどんぐり拾い。

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1299

13700

松本市美術館

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14702

松本市内いたるところの湧水群

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1590

16r82

国宝松本城

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1713

1808

アルプス公園の紅葉はきれいだった。

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安曇野市

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1917_2

1920

国立アルプスあずみの公園

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1924

安曇野の農村風景

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1922

大黒様と恵比寿様

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長野市 鬼無里(きなさ)の里

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2160

2263

長野市ではあるが 山深い鬼無里の集落でも紅葉は進んでいた。

2350

鬼無里街道から遠く北アルプスを望む。

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長野市 善光寺

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2471

2573

2674

2777

2765

有名な観光地だけあって、たくさんの人があふれていた。

境内の紅葉もきれいだ。

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青木湖

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3126

湖畔を走るJR列車飲む高野山も紅葉している。

3129

湖畔の別荘地周辺の紅葉

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飯綱高原

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3406

3387

高原のあちこちにある別荘地の森もきれいだ。

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3520

御蕎麦屋さんの庭も紅葉がきれい。

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3684_2

飯綱はりんごの里だ。

山の斜面のりんご畑では 沢山のりんごが実っている。

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3701

森の中の喫茶店を見つけて入ってみた。

3803

喫茶店の外観 

39900

バロック音楽を聴きながらお昼ごはんを食べた森の喫茶店店内

4096

大座法師池

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戸隠高原

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4130

戸隠自然植物園

4227

ミドリヶ池とそのむこうに戸隠連峰

4310

戸隠連峰は2千メートル級の険しい岩山が連なる。

4413

戸隠高原から遠く白馬連峰が望める。

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黒姫高原

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4736

黒姫高原から黒姫山を見る。明日は雨予報で雲が降りてきた。

4833

黒姫高原から野尻湖が見える。

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妙高高原

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5143

5239

赤倉温泉周辺はかなり紅葉が進んでいた。

5357

関温泉は更に上のほうにある。

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5453

妙高山登山口のある 燕温泉。関温泉より更に上にあり

もう落葉寸前だ。

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6. 信濃飛騨 山旅 2013夏


6-1 御岳山  8月26日


御嶽山は 去年2012年の初冬、雪と氷の中を田の原から剣が峰へ登った。

今回は夏に ロングコースの 濁河温泉から剣が峰へ登ってみたかった。

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登山口から飛騨頂上へ。

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Line

ピンクのラインが歩いたコースでほとんどが往復。

ただし「三の池乗越」から「五の池小屋」までは帰路でトラバースした。

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1

朝はよく晴れていた。この橋を渡ると登山口がある。

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2

鳥居で一礼し、山の安全を祈願。

ここからがロングコースのスタートだ。6時15分スタート。

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3

木道が延々と続く。これを整備するのは大変な労力だ。

この板の下は数十メートルの絶壁で「仙人の滝」の真上だ。

※帰路に立ち寄った仙人の滝から見上げて判明した。

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521

「ジョーズ岩」を過ぎる。人食いザメの形の岩だ。

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624

湯の花峠では、硫黄の匂いが鼻をつく。

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7

登る道で時々右手に「摩利支天」らしい山が姿を見せる。

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828

所々に釣鐘がぶら下げてある。鐘を叩きながら登る。

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1033

「お助け水」は夏場は水がないそうだ。

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11

樹林帯を抜けて這い松地帯に入る。

右手の山は「摩利支天」だろう。

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1240

振り返ると「濁河温泉(にごりごおんせん)」の先に白山が見えている。

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1344

濁河温泉の右の屋根が昨夜泊まった「スポーツセンター」だ。

左の赤い屋根は、今夜の宿「旅館御嶽」だ。

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1559

這い松地帯の所々に「お不動さん」や「お地蔵さん」がいらっしゃる。

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1652

尾根への最後の登りに挑戦。

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1750

左手には「継子岳」の稜線が見えてきた。

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18

尾根を歩く人の姿が見えてきた。

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19

稜線直下は「駒草(コマクサ)」の群生地だ。沢山咲いている。

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2071

稜線に出た。水溜りが見える。「五の池」だ。

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飛騨頂上到着。休憩の後、摩利支天へ。

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2374

飛騨頂上の「五の池山荘」到着。時刻は10時30分、歩き始めて

4時間15分で到着。しばらく休憩する。

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2553

振り返るとちょうど 「白山」が雲に隠れるところだった。

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26

五の池の向こうの摩利支天に雲がかかり出した。急ごう。

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27

左手に「三の池」を見ながら尾根道を進む。三の池にも雲が流れ出した。

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28

振り返ると、五の池山荘の向こうの「継子岳」にも雲がかかり出した。

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29

尾根道を歩くと 時々「雪渓」が見える。

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30

「摩利支天乗越」到着。左へ分岐すれば「賽の河原」へ降りるが

そのまま尾根道を進むと「摩利支天」だ。

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31

振り向くと継子岳と五の池山荘に雲がかかりだし、

その向こうの高い山々にも雲がかかりだした。

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32

継子岳の向こうの高い山々は おそらく北アルプスの山々だろう。

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33

尾根道を歩いて行くと、ピークがいくつもある。
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35

やっと摩利支天山頂(2959m)到着、背後は「剣が峰」。

山頂看板が置いてあるので 山頂とわかった。

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摩利支天乗越へ引き返し、賽の河原から

「二の池」へ向かう。

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365

少し雲がとれた。広い「賽の河原」の向こうに今日の目的地

「剣が峰」がそびえている。(右のピーク)

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37

再び尾根道を歩き、「摩利支天乗越」へ引き返す。

右手(東側)から どんどん雲が流れ込んでいる。

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38

「摩利支天乗越」から右分岐して「賽の河原」へ降りる。

荒涼、殺伐とした河原のようだ。

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御嶽山 その2
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分岐から賽の河原へ降りる。
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途中道が分からなくなり、ちょうど行き合わせたグループに訪ねたら
親切に教えてくださった。
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三の池を左に見ながら更に下りる。
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お昼になり、お腹がすいたので 賽の河原の真ん中でお弁当を食べる。
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その横を通り過ぎていかれた修験者の方。
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賽の河原から魔利支天を眺めながらお弁当。
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再び賽の河原を歩き出す。
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急坂を登る。
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二の池新館を過ぎる。
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二の池本館も過ぎる。
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神秘的な二の池のたたずまい。
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剣が峰のほうへ更に進む。
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雲がうすくなると、二の池は雪渓がとけた水溜りなのがよく分かる。
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剣が峰への最後の階段を上る。
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山頂に到着した。信者の方がお祈りをされている。
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山頂付近は厚い雲に覆われだして、瞬く間に何も見えなくなった。
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天気が崩れそうなので、直ちに引き返す。
賽の河原から先程の剣が峰を振り返る。
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魔利支天を左に身ながら賽の河原を急ぐ。先は長い。
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三の池乗越しからトラバースする。
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帰路の三の池
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トラバースを終えて三の池を振り返る。
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五の池小屋に戻ってきた。
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仙人の滝に寄ってみた。下山はこの名古屋からきた方と一緒に歩いた。
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堂々とした滝だ。
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実際に歩いた記録。
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高度と距離の記録。
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濁河温泉が標高1800メートルの高地にあるので標高差は1300メートルを登るに過ぎなかったが、
それでも距離は14キロとかなり歩いた。
登り5時間、くだり4時間かかった。
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次は開田高原経由中房温泉へ
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6-2  移動日 開田高原を通り中房温泉へ  8月27日

今日は移動日。昨夜泊まった濁河温泉を後に、まず開田高原へ。

そして今夜の宿の中房温泉へ。

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46

濁河温泉一日目の宿は「濁河スポーツレクリエーションセンター」。

温泉付き、一泊三食付いて8400円なり。

泊り客のほとんどが、大学、高校の陸上部の学生生徒だ。

高地トレーニングに来ている。なんせ昼の最高気温が20度前後、

夜は寒いので部屋は暖房が入っていた。

早朝出発するというと、朝ごはんとお昼ご飯をお弁当に入れてくれた。

かなり手が込んでいて、とてもおいしかった。

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30

濁河温泉二日目は「旅館御岳」。渓流露天風呂の下の川は硫黄混じりの

お湯が混ざり、川の水も変色している。おまけに湯気も上がっていた。

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旅館の露天風呂は、階段を250段くらい下りた、渓流のほとり。

混浴と書いてあるが、誰もいない。川の水音とカジカの鳴き声だけが響く

野趣あふれるお風呂だった。

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43

旅館の駐車場から見上げた御嶽山の西側。

右が摩利支天、左が継子岳。一泊二食で15,000円也。

飛騨牛の料理付きでとてもおいしかった。

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7

チャオ御岳スノーリゾートから見た御嶽山北側。山は継子岳が見えている。

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51

濁河温泉の周りは蕎麦畑が多い。今は蕎麦の花が満開だ。

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55

開田高原はトウモロコシが有名だが、蕎麦畑も多い。

手前はたわわに実ったお米で、その向こうの白い畑は蕎麦畑の

蕎麦が満開だ。

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62_2

開田高原のコスモスの向こうは、御嶽山の東側。一番左のピークが剣が峰。

コスモスの後ろは、トウモロコシ畑が続く。

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66

御嶽山ロープウェイ入り口付近から見た、南東部の御嶽山。

左の剣が峰の手前に「王滝頂上」のピークも見えている。

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69

木曽福島の太陽広場から見た御嶽山。

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75

安曇野から狭くて細くて曲がりくねった山道を1時間以上走ると

今夜の宿「中房温泉」だ。燕岳登山口の秘湯として有名だ。

この宿は「国民宿舎有明荘」で一泊二食11,000円也。

早朝出発というと、朝ごはんをお弁当にしてくれた。

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次は「燕岳登山」

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6-3 燕岳  8月28日

有明荘で前夜作ってもらった朝食お弁当を午前五時半に食べる。当日燕岳

へ登るほかの人も食堂で一緒に食べる。

中房温泉有明荘を6時前に出発して登山者用駐車場へ。
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有明荘から合戦小屋へ

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今回歩いたコースをピンクで示す。往復同じコースだ。

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Photo 

国民宿舎有明荘でもらった駐車場の地図。全部で120台ある。

2 

6時前に駐車場に着いたのに、どこも満車、凄い人気の山だ。

空き地の草むらの中になんとか車を突っ込んで駐車。

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3

身支度整えて6時半出発。登山口の中房温泉はたくさんの人だ。

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4

歩き始めて1時間強で第三ベンチ到着。

左のベンチに座っている女性と右の男性のカップルと 結果的に一日中

行動が一緒だった。

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5

相変わらず急な登り道が続く。沢山の登る人を少しずつ追い越しさせて

もらったが、下山する人も凄く多い。中高生の団体もどんどん降りてくる。

有明荘をお昼12時30分発新宿行きの高速バスに乗る人も多いらしい。

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690

時々木の間から 周りの高い山が 時々見えている。

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7_2

歩き始めて2時間くらいで「富士見ベンチ」に到着。

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898

遠くに富士山が見えているから「富士見」というのだそうだ。

今日は富士山が見えてラッキーだ。

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9

蓼科山から八ヶ岳の赤岳までが、並んで見えていた。

隣で見ていた人が説明してくださった。

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10

大天井岳と山小屋もみえている。これも隣で見ていた人に

説明していただいた。

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11

合戦小屋へあと五分の看板が出てきた。

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12

合戦小屋到着、3時間くらいかかった。

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合戦小屋から燕山荘(えんざんそう)へ

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13

合戦小屋への荷揚げは、左ステージはヘリコプター、右ステージは

ケーブルリフト。沢山の荷物が どんどん運ばれてくる。

※合戦小屋は宿泊できない。食事のみ。

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146

合戦小屋名物の「スイカ」、800円也。乾いたのどに非常に美味だった。

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合戦小屋の名前の由来が書いてある。桓武天皇の時代の事らしい。

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合戦小屋から少し歩くと 「合戦尾根の頭」に出る。このあたりから

森林限界になり、見晴らしはぐっと良くなる。

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17

南アルプスが見えている。

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18

合戦尾根を歩く。次第に木が少なくなる。

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19

燕岳がようやく見えてきた。

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Photo_2

燕山荘が見えてきた。もうすぐ尾根道だ。

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21

尾根への最後の登り道。

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22

上りながら 燕岳山頂に人の姿が見えてきた。

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23

尾根の直下はお花畑になっている。咲き乱れる花の上に燕山荘の

屋根が見える。

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24

尾根に到着した。歩き出して約4時間だ。

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25

尾根にリュックが沢山置いてある。みんなここにリュックを置いて

燕岳へ往復するのだろう。往復約1時間だ。

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26

燕山荘に到着。なかなかしゃれた建物だ。

診療所やレストラン、喫茶室、宿泊個室などを備えた人気の山小屋だ。

収容人数は数百人という。若い女性や、高校、中学の生徒が多いの

もうなずける。

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27

燕山荘から見た燕岳。少し雲が出てきたようだ。食事の前に行ってこよう。

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燕山荘から燕岳山頂へ

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28

自衛隊の隊員が沢山やってきた。

山で自衛隊に会うのは 北海道斜里岳以来だ。

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29

尾根道を歩いていると次第に雲が多くなってきた。

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30

案内地図には何も書いてないけど、これはどう見てもイルカだなあ。

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31

イルカ岩の足元は砂礫で、コマクサの群生地になっていた。

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32

いよいよ山頂が近づいてくる。

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33

振り返ると燕山荘は雲の中。全く見えない。

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34

山頂直下の道、きれいに整備されている。

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351

山頂到着。歩き始めて約4時間30分だ。

たくさんの人が景色を楽しんでいる。

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三角点の向こうには、縦走路が続く。

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すぐ近くに「ホシガラス」が着て止まった。人懐こいやつだ。

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38

槍ヶ岳を歩きながら見ているが、雲がぜんぜん取れない。

周りの山は雲が取れても、槍だけは雲がかかっている。

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雲が増えてきたので、直ちに引き返す。道が明確でないので

雲に巻かれたら危険だ。

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40

この岩の足元に看板があり「めがね岩は崩れていて危険なので

近づかないように」と書いてあった。岩にも名前がついているんだ。

先程の岩はイルカ岩かもしれない。

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燕山荘から中房温泉へ下山

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41

滑りやすい尾根道を歩いて、燕山荘に帰ってきた。

さあお昼ご飯だ。

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42

燕山荘のレストラン。山小屋とは思えないきれいさだ。

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43

パスタランチセットを注文。これで千円は山の上では良心的だ。

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食事を終わり、外に出るとこの標識の前でたくさんの人が

記念撮影をしていた。槍穂高連峰が目の前だ。

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45

突然槍ヶ岳の雲が取れた。やはり迫力がある。

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そして中房温泉へ下山

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下山道もたくさんの人が登ってくる。みんな今夜は燕山荘でお泊り

なのだろう。ツアーの団体客や高校生中学生の団体など。

登ってくる人があまりにも多く、「登り優先」などといっていてはいつまで

経っても下山できないので「ごめんやっしゃ、ごめんやっしゃ」といいつつ、

どんどん下山する。

これは「合戦尾根の頭」で休憩する中学生の団体。

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47

中房温泉の赤い屋根が見えてきた。もう一息だ。

ここで膝を抱えてうずくまっているおじさんがいた。聞くと「突然膝が痛くなり

膝に力が入らないので、下山できない。」とおっしゃるので

「助けを呼ぼうか」と聞くと 「少しずつ下山するからあと1時間もあれば

降りれると思う。」とおっしゃっていたので、そのまま下山した。私の足では

10分で降りれたが、あの男性はどうされたのだろうか。

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中房温泉到着。ここは日帰り入浴も出来るそうだ。

※「有明荘」も「昨夜泊めていただいた」と言えば下山後 無料で

温泉に入れる」

明日の移動も考えてそのまま安曇野市へ行き 泊まる。

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20130828

実際に歩いた記録。

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20130828

歩いた高度記録。標高差は約1350mで、歩行距離は 12.5kmだった。

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次は木曽駒ケ岳

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6-4 木曽駒ケ岳  8月29日  

今回の山旅の最終日は ロープウェイに乗って千畳敷へ一気に登り

木曾駒ケ岳へ行った後引き返して 宝剣岳から島田娘の頭まで行き

千畳敷へ降りる計画だ。今日は下山後 大阪へ帰る予定なので

山歩きは軽めに計画。

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ピンクのラインが計画したコース。ゆっくり歩いて4時間のコースだ。

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1

千畳敷の駅を降りたらいい天気だ。お花畑の散策をする。

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千畳敷カールの剣ヶ池から見た宝剣岳(右)と島田娘の頭(左)。

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4

イワカガミがまだ咲いている。さすがに高地は花も遅い。

我が家の裏山の岩湧山(900m)では3月中旬に咲く花だ。

その足元には「青の栂桜」もさいている。

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4900

チングルマの群落。この花も普通はもっと早いのだが。

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588

お花畑には沢山の観光客、みな軽装だ。

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63

なぜか野猿が群れを成して 千畳敷のお花畑の中で

なにやら食事中だった。観光客がえさをやらねばいいのだが。

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8

浄土乗越へのジグザグ道を登る。標高差は約300mだ。

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988

振り向くとみんなどんどん軽装のままで登ってくる。

下の茶色の建物は千畳敷の駅舎だ。

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11

浄土乗越に着いたら雲の中。次々に雲が押し寄せて流れる。

風も強く寒い。あわててゴアテックスのジャケットを着る。

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126

流れる雲の中を歩いて宝剣山荘に到着。

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139

吹き付ける雲の中を歩いて「中岳」へ。風が強くとても寒い。

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145

中岳に着いた。みな岩陰に身を潜めて風と雲を避けている。

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158

山頂の神社におまいり。

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16

更に歩いて「中岳」から「木曾駒ケ岳」へ。

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1812

木曾駒ケ岳山頂到着。雲で回りは何も見えない。

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198

木曽駒神社に参拝。ここは石垣で風が少し弱いので

少し休ませてもらう。

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203

一瞬晴れて 光が差してきた。

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21

再び強い風と雲に閉ざされる。

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22

中岳へ引き返す。また一瞬の晴れ間が覗く。

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2318

左手に白い雪渓のようなものが一瞬見えた。

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2342

またしても回りは雲の中。目印を確認しながら歩く。

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249

頂上山荘付近で晴れたので、右のまき道を確認する。

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254

分岐点で小さな女の子が歩いていてびっくり。

吹き飛ばされないように。

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26

巻き道へ進む。

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2757

2861

ところが巻き道へ進んだのが失敗だった。

息が出来ないくらい強い風が吹き付けて、雲のため目印がよく見えない。

しかし引き返すのも危ないのでそのまま進む。

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2960

 雲が途切れた瞬間に なんとか合流地点が見えてきた。

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3065

宝剣山荘に戻ってきた。

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3169

宝剣岳への道は、風が更に強くなっている。それに雲も叩きつけてくる。

雲の中から 一人のおじさんが戻ってこられた。

「風が強くまともに歩けない。無理して登っても何も見えないので

今日はここで引き返します」と下山するそうだ。

私もしばらく考えて引き返すことにした。

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321

もと来た道の 浄土乗越から下山することにした。

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3274

千畳敷カールは風も雲もない。軽装の観光客がどんどん登ってきて

「あとどれくらいで山頂ですか」と次々に聞いてくる。

返事に困るが「上は寒いですよ」と答える。

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私が登る時に中岳直下であまりの風に ママ(おばあちゃんかも)に

しがみついて泣いていた女の子も、機嫌が直りママとお弁当を食べていた。

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3376

千畳敷に居ると、少し青空が見えて、上の天気があれだけ

激しいとは思えないのだが。

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341

お花畑から見上げると上は雲が流れている。

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34

観光客はますます増えていた。

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35

あまりにも軽装の人が多く、なんか場違いな場所に私が来たようだ。

しかしここは2600m付近の高山なのだ。

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20130829

実際に歩いた記録と

20130829_2

高度の記録。強風の為途中で山歩きを中止したので歩行距離は4.5km。

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次は「今回の山旅の高山植物」へ

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6-5 今回の山旅で 出会った高山植物

今回歩いた山々で見た高山植物の写真をまとめた。

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初めて近くでじっくりと見た。桜の花のようななかなかかわいい花だ。

濁河(にごりご)温泉や開田高原で今満開の蕎麦の花だ。

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20

今の時期、どこの山も稚児車(ちんぐるま)は このような姿をしている。

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62

65

木曾駒ケ岳千畳敷カールでは今でも部分的に稚児車が満開だった。

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27

黒唐飛廉(くろとうひれん)

この花はあちこちの山でみかけた。変わった薊と思って写真を撮ったが

調べると キク科の黒唐飛廉と言う花だ。飛廉とはアザミの事らしい。

下の蕾の写真を見ると名前の由来が分かる。

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35

黒唐飛廉の蕾。黒い色なのでとても目立つ。    木曽駒千畳敷

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40

9

変わった形の花だ。キク科の「大蟹蝙蝠(おおかにこうもり)」

葉の形がコウモリの形をしているらしい。この茎は褐色だが茎が

緑のものは普通に「蟹蝙蝠」というらしい。             御嶽山

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60001

60004

岩桔梗(いわぎきょう)はどこの山でも たくさん咲いていた。

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11

28

岩抓草(いわつめくさ)もどこの山にも 二千メートルを越える場所で

たくさん咲いていた。

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149

菊葉鍬形(きくばくわがた) 鳥取県の大山で今年の春始めてみた花だ。

燕岳の燕山荘直下の石段の隙間に咲いて居た。

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72

これも変わった花だ。萱の仲間で別名「狸萱」というらしい。

狸の尻尾のような花。       木曽駒千畳敷

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3

深山秋の麒麟草(みやまあきのきりんそう)

せいの高さは1mくらい。              開田高原

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81

柳蘭(やなぎらん) 赤花科の花で 葉がしだれ柳に花が柴蘭ににている

から付けられたと言う。制覇2mくらいあるものもあり、群生していた

                             開田高原

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6

これも変わった名前の花だ。髪剃菜(こうぞりな)

茎や葉の剛毛がカミソリのように鋭いらしい。

かみそりーこうぞり の菜とついたというが、なんかこじつけの様だ。

                            木曽駒千畳敷

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55

24

投薬竜胆 または 唐薬竜胆(とうやくりんどう)

高山の岩場に花を咲かす。投薬または唐薬とはセンブリの別名らしい。

別にセンブリの花には似ていないけどなあ。

ともあれ あちこちの岩場にクリーム色の花を咲かせてきれいだったが

花が開いているのは非常に少なく、ほとんど閉じていた。

                            御嶽山、燕岳、木曽駒

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6_2

高山植物の定番  青の栂桜               燕岳、木曽駒

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7

 これも定番の  白玉の木  北海道でも沢山見た

                                  燕岳、木曽駒

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05

御山竜胆(おやまりんどう)

比較的背が高く、高山で初秋に咲くらしい。         木曽駒

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161

394_2

82 

駒草(こまくさ)も山の稜線の砂礫層に咲いていたが、もう終わりかけていた。

                           御嶽山、燕岳、木曽駒

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06

伊吹虎の尾                     木曽駒千畳敷

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15

梅鉢草                         燕岳、木曽駒

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09

17

深山竜胆(みやまりんどう)  晴れの日にしか開かない竜胆だ。         

                                   木曽駒

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70

169

白山風露(はくさんふうろ)  今回も沢山風露を見た。

                          御嶽山、燕岳、木曽駒

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51

小葉の一薬草 (こばのいちやくそう)           御嶽山

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0061

深山金梅(みやまきんばい)                木曽駒

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42

145

深山鳥兜   燕岳の燕山荘直下のお花畑に群生していた。

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42_2

深山穂躑躅(みやまほつつじ)  木曽駒千畳敷に群生していた。

おしべがくるっと上に反っているが、まっすぐなのが穂躑躅らしい。

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207

巴塩釜(ともえしおがま) 花が卍形をしているからだそうだ。

                                木曽駒千畳敷

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29

四葉塩釜(よつばしおがま) 鳥のくちばしのような形の花

                            御嶽山

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31

向日葵のような花だ。葉が兎の耳の形をしているから 「兎菊」

                                 燕岳

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252

高嶺郡内風露(たかねぐんないふうろ)

甲斐の郡内地方で発見された風露ー郡内風露の高山型風露。

風露とは、木の葉なの茎や葉の裏の産毛に露が付いて風に震えている

様子が「風露」と表現されたと言う。ずいぶん風流な名前だ。

                           木曽駒千畳敷

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93

深山飯子菜(みやまままこな) 飯子菜の高山型でどこの山でも見た。

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32

山母子(やまははこ)  春の七草の母子草(オギョウ)に似ていて

 山で咲くから、山母子というらしい。山では一般的だ。   

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02

草牡丹                            燕岳にて

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58

深山小米草(みやまこごめくさ)  このはなも一般的だ。 燕岳、木曽駒

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7. 甲信山旅 2013秋


7-1 鳳凰山(2840m)  9月22日
青木鉱泉から鳳凰山 観音岳(2840m) その1 

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Photo_2

青いラインが歩いたコースで、往復同じコースをとった。

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青木鉱泉御前6時出発。日曜日なのでさすがに人が多い。

昨夜は青木鉱泉に泊まったが、あまり眠れなかった。

一応個室だったが 隣の部屋の3人連れのおっさんたちが夜12時頃まで

ごそごそ荷物の整理をしていて、やっと寝たと思ったら午前3時頃に

起きだして またごそごそ。だからオッサンのグループは嫌いや。

酒飲んで煙草吸って鼾かいて、ごそごそして、うるさいわ、臭いわ。

そういう私も またオッサンの一人なのだが。

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104

ドンドコ沢沿いの道を歩く。このあたりは道はとてもきれいだった。

しかしすぐその後、とんでもない悪路になる。

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2

左手に高い峰が見える。どこの峰だろう。

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311

人気の山なのか、日曜日とあって人がとても多い。

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413

何度か沢を渡る。
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519

南精進が滝到着。堂々とした滝だ。水しぶきが霧のようになり

周りを覆う。歩き始めて2時間弱だ。

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6

道はますます険しくなる。私の背丈ほどの段差箇所が

いくつも連続して出てくる。下りが思いやられる。

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7

白糸の滝を過ぎる。この「ドンドコ沢道」は滝が幾つもあって

滝めぐりコースのようだ。悪路を除けば すばらしいコースなのだが。

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8

抜きつ、抜かれつを繰り返しているうち、次第に人は少なくなり

川のセセラギを聞きながら、一人静かに歩く。

前後を沢山の人が歩いていると思うと、安心だ。

7月8月に2度も熊にであっているので、熊の心配が無くありがたい。
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945

五色の滝到着。この滝も見事な滝だ。

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1055

鳳凰小屋に着いた。沢山の人が休憩している。

歩き出して4時間半だ。一休みしておやつを食べる。

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11

小屋の隣にはテント場もある。

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昨夜青木鉱泉の女将さんに「鳳凰小屋から地蔵岳への直登は

砂すべりで危ないから、小屋の御主人に聞いて巻き道を行くように」

と聞いたので、小屋の御主人に聞くとその通りだという。

巻き道は大きな標識がありすぐに分かった。

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12

巻き道を行く。小屋が遠ざかる。

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時々右手に 地蔵岳の岩稜が見える。

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14

この巻き道も、ドンドコ沢道に劣らず 凄い道だ。

急勾配の坂が続く。四つんばいで登る箇所もある。

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紅葉が現れたが、樹林帯は相変わらず続く。

もう2千メートルを遥かに超えた稜線ちかくなのだが。

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時々振り返ると韮崎の街が見える。

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1775

稜線に出た。花崗岩の風化砂礫層のようだ。

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18

このポイントは「鳳凰小屋分岐」というらしい。

6時に歩き出して今は11時半、5時間半かかった。

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1976

北の方に高い山が見える。八ヶ岳の赤岳だろうか、雲の中だ。

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2081

縦走尾根道を南へ、観音岳へ進む。

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2186

あたりの巨岩には紅葉がきれいだ。その向こうは断崖絶壁だ。

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22

尾根道を歩いていると、紅葉の向こうに観音岳山頂が見えてきた。

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23

すぐ向こう側に見えるのは北岳でその間の谷底が「広河原」のはずだ。

北岳は雲が全然取れない。

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2494

次第に観音岳が近づく。右奥が山頂で人が動くのが見える。

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鳳凰山観音岳 その2へ続く

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甲信山旅 2013秋 青木鉱泉から鳳凰山観音岳 その2

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振り返ると紅葉の先に地蔵岳が見える。

中央奥の尖った山だ。

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2698

岩場の紅葉もきれいだ。

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もうすぐ山頂、人が動き回っているのが見える。

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28

右の観音岳山頂の左に 薬師岳が見えてきた。意外と近い。

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観音岳に着いた。2840mと書いてある。

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30

観音岳山頂の岩の向こうに地蔵岳の岩山が見える。

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3114

地蔵岳の奥は甲斐駒ケ岳。

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3217

尾根続きのすぐそこに薬師岳が見える。標識には30分と書いてある。

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33

山頂直下の紅葉のきれいなポイントでお弁当を食べることにする。時間は

12時35分だ。食べ終えて薬師岳往復すると2時に帰ってこれるだろう。

登りに6時間半 かかったので、下りは4時間半かかるだろう。

あの悪路だと5時間以上かかるかもしれない。

日のあるうちにあの悪路を下山したいので 残念ながら薬師岳は断念する。

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3422

紅葉の先に薬師岳が見える。

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3524

反対側には紅葉の先に尖った地蔵岳。少し雲が出てきたようだ。

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お昼ごはんを終えて直ちに地蔵岳に向かう。

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37

更に歩いて行くと地蔵岳が 雲に覆われた。

この分だと、地蔵岳へ行っても 周りの景色は何も見えないだろう。

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3839

雲の間から 地蔵岳に向かう人が見える。

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3941

あの砂滑りの急斜面が登山道だ。あれを登るのも下るのも大変だ。

見ていると滑って転んで岩にしがみついている人がいる。

地蔵岳に回るのも断念し「鳳凰小屋分岐」へ引き返し、もと来た道を

引き返すことにした。

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4037

北岳は相変わらず雲の中だ。

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41447

巻き道を降り始めた。ナナカマドの実がたわわに実っている。

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42451

巻き道の下山も一苦労だ。

段差が大きくて、後ろ向きで慎重に四つんばいで降りる場所が多い。

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4353

鳳凰小屋に引き上げてきた。小屋の御主人に「どうだった?」と

聞かれると「時間の関係で、薬師岳は中止して、地蔵岳は危険なので

同じ道を引き返してきた」というと 「うん、安全が第一だ」とおっしゃっていた。

一休みして2時15分出発。

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4455

ドンドコ沢の下りも大変だった。女の人の混じったグループが大きな段差の

ある場所のあちこちで、立ち往生していた。

声をかけて お先に行かせてもらう。5グループくらい抜かせてもらった。

かなり沢を下り、ふと後ろを振り返ると地蔵岳が雲の間に小さく見えていた。

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4561

ドンドコ沢の登山口付近は斜面が大きく崩れて大規模な復旧工事中だった。

このあたり5時半を過ぎて、かなり薄暗い。

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46 

青木鉱泉に帰着したのは6時少し前。

観音岳直下で お弁当を食べ終えたのが午後1時なので、下りは

約5時間かかった。あたりはかなり暗い。

この分だと、ドンドコ沢をまだ下山している女性グループは

ここまで降りてくるのが 午後8時を回るだろう。暗闇の中で

あの道を下るのは大変だ。

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2013922_2

実際に歩いた記録。特に下山中に道に迷った。

沢を横切るポイントで、目印が見えにくくそのまま沢を降りてしまった。

若者二人のグループも同じように降りて道を探していたので私も

道間違いに気づき、ハンディGPSでもとの道に無事帰れた。

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2013922_3

歩いた高度記録。標高差は1740mもあった。

広河原登山口から北岳までが 標高差1600mなので

それよりも大分きつかった。

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歩行時間 登り 6時間半 下り5時間 お昼の休憩30分 計12時間

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次は北アルプス 扇沢から爺ヶ岳往復の記録。

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7-2 爺が岳(2670m)  9月24日

扇沢から爺ヶ岳 その1

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0line

ブルーのラインが歩いたコースで 往復同じコースを歩いた。

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1

登山口は扇沢への道路沿いにあり、2箇所の無料駐車場がある。

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221

登山道は良く整備されていて、歩きやすく女性も多い。

一昨日の鳳凰山のドンドコ沢コースの悪路とはえらい違いだ。

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333

時々背後に 信濃大町の町並みが見える。

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44

山の上は雲の中で 全く見えない。

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849

奥小沢だろうか 巨大な雪渓が見える。

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9555

やがて石畳の道が現れる。とても歩きやすい。

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1058

石畳の道はかなり続く。まったくドンドコ沢とは雲泥の差だ。

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1167

やがて紅葉が現れる。山の斜面も色づいている。

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1277

このコース唯一の難所「ガレ場」に来た。道は整備されているが

沢の上部からいつ落石するか分からないので足早に通り過ぎる。

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1588

最後の急勾配の坂道だ。しかしここも石畳が敷かれ歩きやすい。

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1690

いつの間にか樹林帯を抜けた。紅葉もきれいだ。

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1793

紅葉の石畳道を下山する人。昨夜は山荘に泊まったそうだ。

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1896

種池山荘が見えた。尾根までもう少しだ。

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2099

尾根から見下ろすと紅葉が広がりとてもきれいだが、残念ながら

雲が多い。時々青空がのぞく。

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2103

かなり大きな山荘だ。いろいろ食べ物、飲み物もあるようだが

雲が気になるので 景色が見えるうちに先を急ぐ。

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2324

遠ざかる種池山荘。まず爺ヶ岳南峯へ向かう。

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2417

斜面いっぱいのチングルマの群生だ。もちろん全て種子状態だが

花を咲かせていると、壮観だろうなあ。

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2736

爺ヶ岳に近づいてきた。紅葉もきれいだが雲が気になる。

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2842

鹿島槍も近づいてきたが相変わらず雲の中だ。

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2943

鹿島槍の手前に冷池山荘(つめたいけさんそう)が見える。

その奥が鹿島槍ヶ岳だろう。

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3046

南峯に近づくと紅葉がとてもきれいだ。

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3148

一瞬雲が取れて、手前の高原と紅葉が見えたが、その向こうの

鹿島槍は見えそうで見えない。

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3262

雲が取れて 爺ヶ岳南峯が見えた。もう少しで山頂だ。

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爺ヶ岳その2へ続く

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扇沢から爺ヶ岳 その2

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34

山頂に着くと なんと雷鳥の親子がお出迎えだ。

お母さんは子供を守る為か、威嚇のつもりでしきりにこちらに向かって

「くー、くー」と鳴き声を出して歩き回りその周りを子供が歩く。

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35685

ほんの1メートルほどのところで 「くーくー」と鳴いている。

親子を驚かせないように、静かに見守る。

やがて這い松の茂みへお帰りになった。

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3695

南峯山頂から見た 中央峰と北峰。

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3703

引き続いて中央峰へ向かって歩く。眺めの良い尾根道で気持ちがいい。

コマクサは沢山生えているが みんなもうお休み状態だ。

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3817

中央峰はすぐ着いた。南峯を振り向いた景色。

南峯の山頂で人が動き回るのが見える。

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4007

紅葉の向こうに黒部の峰々。

雲は相変わらず湧き起こっては流れていく。

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4118

あの大雪渓は、去年「日本で始めて確認された氷河」として

有名になった「剱岳三の窓大雪渓」だと 山頂で休憩していた

女性(ヘルメットを持った本格装備の方)に教えてもらった。

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42

引き続いて北峰へ歩き、山頂への踏み後を探しても無い。

鹿島槍、冷池山荘の方から来られた親子3人連れの方に聞くと

「冷池山荘の御主人のお話だと北峰へは登れないし、登ってはいけない」

と教えてもらった。「高山植物保護の為立ち入り禁止」の立て札が

立っていた。

この左のピークが北峰なのでここでお弁当を食べる。

写真の3人連れの親子は種池山荘方面へ歩いていかれた。

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4332

湧き上がる雲と紅葉を見ながらお弁当を食べる。

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4444

帰路の中央峰巻き道付近から見た 南峯。

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4545

雲は相変わらず湧きあがっては 流れていく。

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4649

爺ヶ岳南峯を過ぎて 下りになる。このあたりはなだらかな尾根が続く。

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4755

見えてきた種池山荘。紅葉の上を雲が流れる。

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4861

鹿島槍はついにその姿を現すことは無かった。終始雲の中だった。

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4963

紅葉の道を行く。いろいろな色が混じりあい、錦のようだ。

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5167

種池を見に行く。とても小さくてびっくり。

爺ヶ岳の雪形の種まき爺さんにちなんだ名前だとか。

雲に巻かれないうちに 直ちに下山する。

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5377

ガレ場を通過する時は、雲の中で周りが見えず足元の道だけを見て

無事通過する。

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5587

下山中ふと尾根道を見上げると山小屋が見えた。雲が流れてよく見えない

が、種池山荘だろうか、それともその隣の新越山荘(しんこしさんそう)

だろうか。

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5688

「駅見峠」まで降りてきた。正面に扇沢駅が見えている。

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5791

扇沢駅は「黒部アルペンルート」の大町側の玄関口だ。

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5800

道路沿いの駐車場に帰着。15時45分着だ。

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5998

川向こうにも無料駐車場がある。

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実際に歩いた記録。爺ヶ岳北峰へは登れないので 縦走尾根道の

北峰直下で引き返した。

登り約5時間、下り約4時間、お昼ご飯約15分 合計9時間15分だった。

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61

高度と距離の記録。標高差1320m,歩行距離15kmは

鳳凰山よりかなり楽だったし、道が整備されていて楽だった。

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次は扇沢から針の木峠経由蓮華岳へ

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7-3 蓮華岳(2799m)  9月25日

蓮華岳 その1
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扇沢から針ノ木峠経由蓮華岳 その2

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47

峠の標識だ。この黄色いポールが 登山道のかなり下から見えていた。

7時半に出発して 12時半到着。5時間かかった。

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48

針の木小屋で 味噌ラーメン(千円)と、コカコーラ(500円)を

もらい、小休止する。

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今日は出発が遅れ 7時半にスタートした。昼食と休憩が終わったのが

午後1時。針の木岳も蓮華岳もどちらも片道1時間と表示してあるので

小屋の御主人に どちらかを行くとすればどちらが楽か聞いた。

蓮華岳の方が距離が長く針の木岳の倍くらいあるが、勾配がゆるく

楽だとおっしゃったので 蓮華岳に向かう。

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49

登り始めて振り向くと、針の木小屋と針の木岳(右奥)が見えた。

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50

中央の針の木岳の右は スバリ岳だ。

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516

斜面の紅葉がきれいだ。

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52

あのピークが蓮華岳と思ったら大間違い。

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53

一山超えると別の山が。

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54

それを超えるとまた次の山が見えた。

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55

先ほどの小屋の御主人が書かれたものだ。

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56

あちこちのコマクサは もうお休みになっている。

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57

あれがピークかと思いきや。

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58

そこは神社で もう一つ隣が山頂だった。

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59

ここがピークだった。向こうに見えている山は、尾根続きの南隣の

「北葛岳2551m」か。

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60

山頂の標識、2799mとある。

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61

尾根続きの縦走路が見える。

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62

尾根に山小屋も見えている。

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631

天気予報では昼から雨なので、急いで引き返す。

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642

盛んに雲が湧いてくる。

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653

正面に針の木岳を見ながら引き返す。

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66

右側の 針の木大雪渓からさ間に雲が湧きあがる。

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674

686

針の木小屋が見えてきた。

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691

 針の木峠から 湧き上がる雲の谷へ降りていく。時刻は午後2時。

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703

雲の中でも鯉幟は良く目立ち、ありがたい。

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71

「のど」を見下ろしながら、ゆっくり確実に高巻ルートを降りる。

「のど」の奥から しきりに雲が湧いているのが見える。

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721

高巻ルートの鎖。

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73

次々に湧き上がる雲。

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742

「ザイルのフィックス」まで降りてきた。

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75

あの激流に架かる橋を超えれば、高巻は ほぼ終わりだ。

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76

77

雪渓の割れ目からもどんどん雲が湧きあがる。

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781800

やっと雪渓の終わり、標高1800メートルまで降りてきた。

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79

樹林帯や、鬼猪独活(おにししうど)の林の中を 一人で降りる。

誰もいないので、熊避けのベルト鈴をジャラジャラ鳴らす。このコースは

大雪渓があり、信州でも人気のコースと思えるので、沢山登山者がいると

思い込んで、「熊撃退スプレー」を持ってこなかったのが失敗だ。

このロングコースを一人っきりで歩くとは思わなかった。

ここから大沢小屋まで1時間、更に扇沢まで1時間ある。

今年はもう二度も、クマモンに鉢合わせしているので、もう勘弁して欲しい。

「おーい、ちょっと通らせてくれ!」と時々大声を出して歩く。

どうかクマモンに会いません様に。

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2013925

実際に歩いた記録。

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2013925_2

高度と距離の記録。

登り5時間、休憩30分、下り3時間半、合計9時間。

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次は甲信山旅の風景写真へ

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7-4 甲信山旅の風景


甲信山旅の風景  

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青木鉱泉  大阪を御前10時に出発して午後5時半に到着

        移動距離は約400キロ

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95

すでに日は暮れかかり、宿泊棟に灯りが付いていた。

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96

玄関の様子。

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300

青木鉱泉の食堂の様子。

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これは夕食で、翌朝のご飯はオニギリにしてもらった。

お昼ごはんも頼んだら 別に千円かかった。

一泊二食基本料10500円プラス個室料金2500円プラスお昼ご飯1000円。

合計14000円也。これが高いか安いか。

ちなみに部屋は個室で6畳一間、風呂トイレはなくて共同、隣の音や廊下の

音は丸聞こえ。個人的には かなりいい値段だと思うけど。

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信濃大町 黒部ビューホテル

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78

夕食の内容  これにご飯と吸い物と食後に果物のデザートが付く。

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80

部屋はツインルームで洗面所とバストイレ テレビつき

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82

おまけにもうワンベッドルームあり。

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ネットで調べたら 「旧館の部屋でバストイレなし、アメニティなし

(歯ブラシタオルのことか?)の部屋は一泊二食8千円とかいてあり

その部屋を電話で予約した。

実際には 上の写真のデラックスルームに通されて もう一泊した。

つまり3連泊した。朝が早いので朝ごはんをオニギリ弁当にしてもらった。

これはどう考えてもお徳だった。

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その他の風景

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諏訪湖SAから見た 諏訪湖。風が強く水面が波立っている。

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293

同じく諏訪湖SAから見た岡谷市の先に 北アルプスの山々。 

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穂高神社 安曇野市穂高町

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安曇野市の穂高神社は 海人族(あまぞく)の神社だとか。

遠く 壱岐や博多で活躍していた 海人族が何故信濃の山の中に。

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安曇連比羅夫(あずみののむらじひらふ)は天智天皇の命で

百済から和国に人質として来ていた ホウショウを百済に送り返し即位

させたが、その後の 白村江の戦いで和国が敗れたときに戦死したとか。

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86

490

御船祭りの舟形が製作中だった。

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01

境内では 御船祭りの準備が進められていた。

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雷鳥

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74

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爺ヶ岳南峯の山頂で 出迎えてくれた親子連れの雷鳥は

ほんの1メートルほどのところで 写真を撮らせてくれた。

こんなに間近で見たのは初めてだった。

しかし子供は親の近くにいるが、常に茂みの中で写真を撮らせてくれない。

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国営安曇野公園

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11

森の中に子供が喜びそうな施設がある。

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12

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休日は人が多いが 平日は閑散として静かだ。

駐車場は無料だが、入場料は大人500円、65歳以上は200円也。

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森の中の広い駐車場は お昼寝にとても良いスポットだ。

山旅の休養日には ここでシートを広げて 昼ねしたり柔軟体操したり

取って置きの場所だ。

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8. 上信越山旅  2013 晩秋


8-1 雨飾山(1963m)  11月15日

Photo

雨飾山1963mへは 雨飾り高原キャンプ場から往復した。

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登山口から笹平尾根まで。

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1052

前夜小谷温泉の宿出は一晩中雨が降り続いていたが、今朝はなんとか

雨が上がった。広い駐車場がある。 6時45分に歩き出した。

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255

きれいに色づいた山道を歩いて行く。

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358_2

湿地帯が続くが 木道が整備されている。

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460_2

木々の葉は落ちているものが多い。

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561_2

カサコソ音を立てて 落ち葉の絨毯の上を歩く。

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約1時間弱で「ブナ平」到着。そのまま歩き続ける。

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772

道は次第に険しくなる。急坂が続く。

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873

そして雪が現れだした。昨夜の雨は山では雪だったのだろう。

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8190

登山道には道票がつけられていて、自分がどのあたりにいるのか

推測できるる

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978

「荒菅沢(あらすげざわ)」を見下ろすところまで来た。

よく見ると沢の辺りで人が見える。

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1077

昨夜同じ旅館に泊まって、今朝私より早く出発したグループだ。

駐車場には彼らの車と私の車の2台だけだった。

あそこへ降りるのにもう10分以上かかるだろう。

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1288

周りの山は雪で白く、雲がどんどん湧き上がっている。

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12

荒菅沢へどんどん下がっていく。帰りが大変だろうなあ。

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13_2

ついに追いついた。やはり今朝がた旅館で声を交わした人たちだった。

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1485

東側谷向かいの「火打ち山」、「焼山」はかなり白い。

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1502

登りながら時々頭上に白い山が見えるが、雨飾り山がどれか

よく分からない。

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1603

時々ちらっと見えるあの高い山が雨飾りなのかもしれない。

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17110

道に雪が次第に多くなる。もちろん先行者はいない。

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1815

振り向くとキャンプ場の駐車場が小さく見える。

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1917

望遠レンズを通すと、車が増えているのが分かる。

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2024

急な斜面に梯子が連続して設置されている場所に来た。

一つずつ ゆっくり慎重に登る。

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2126

横を見ると樹氷の先に白っぽくなった紅葉の谷や尾根が見える。

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2233

ようやく笹平到着。雪はかなり深い。15センチから20センチある。

向こうに見えるのが雨飾山だろう。

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笹平尾根から山頂まで

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2330

笹平を山頂に向かって歩く。風が強く とても寒い。

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2436

金山への分岐を過ぎる。

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2540

樹氷の先に見える紅葉した山も、白っぽく見える。

葉の先に樹氷が付いているのかもしれない。

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2644

笹平を歩いて行くのだが、なかなか山頂に近付かない。

アップダウンを繰り返し次々に台地が現れるからだ。

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2749

右前方に突然人が現れたのでびっくり。どこから現れたのだろう。

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2850

梶山新湯分岐と書いてある。こちらのほうから登ってきた人たちだ。

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2953

最後のきつい登りになる。かなりの急坂だ。

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3055

3157

枯れた鬼猪独活(おにししうど)に着いた樹氷がきれいだ。

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3259

山頂がすぐそこに見えてきた。

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3360

着いた。石仏が見える。

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3463

途中で追い越した 新湯から上ってこられた方たちも到着された。

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山頂の景色

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3565_2

新湯から上ってこられた方たちは、新潟県山岳パトロールの方たちと

新湯温泉の温泉宿の方で登山道整備をしてる方だった。

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3767

雨飾山はピークが二つあり、それぞれが新潟県と長野県ということらしい。

最初に登ってきたのが新潟県側の山頂で、あちらに見えるのが

長野県小谷村側の山頂だ。

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3869

こちらは長野県側の山頂だ。

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3979

長野側にいる私に、新潟側のパトロール隊員たちが強風の中、

何か大きな声で叫んでいる。

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40

新潟県のパトロールの方たちは、神様仏様に榊やお供え物をして、

そのお下がりのお酒を皆で飲んで 私にも飲めとおっしゃってたのだ。

せっかくなので少しいただいて、山の安全を神様に祈った。

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40_4

山岳パトロールの方たちが下山された後、新潟側ピークで

寒かったけど 笹ヶ原を見下ろしながらお弁当を食べた。

樹氷の向こうに 歩いてきた笹平がよく見える。

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4174

途中で追い越したグループの旅館で一緒だった人たちも、笹平に到着したようだ。

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4210

別のグループが池のそばを登ってくる。山頂に上がって来た彼らは

「玉川大学」と書いたシャツを着ていた。

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08

晴れてはいるが、周りの山には、常に雲が湧きあがり よく見えない。

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94

山頂から見る景色で 唯一見えたのがすぐ東隣の火打ち山

(右側2462m)と焼山(左2600m)だけで、雲の切れ間に一瞬だけ覗いた。

おそらくもっと右に妙高山は雲の中だろう。

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下山する

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4599

お弁当も食べ終えて、とても寒いのでさあ 下山だ。

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3

笹平に降りて振り向くと、雨飾りに登る人降りる人がたくさん見えた。

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4771

ブナ平まで下りてきた。地面には分厚い落ち葉の絨毯。

雪はほとんど無い。

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4972

見上げるとブナの木はほとんど丸裸だ。

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5177

5293

下山道の黄葉や紅葉を見ながら歩く。

山の上は雲だらけだったのに、山の麓は薄日が差している。

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5487

やっと木道まで下りてきた。

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58303

登山道わきの小さな流れには よく見るとたくさんの岩魚が群れている。

どれも一尺はあるのでびっくり。

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5989

登山道は姫川の源流と並行しているようだ。

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6032

小谷温泉から少し降りたあたりの姫川は、まだまだ紅葉まっ盛りだ。

山の上は雲だらけだったのに、ここは青空だ。山の天気は分からない。

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2013115name

実際に歩いた記録

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2013115name

高度の記録。荒菅沢へ100mちかく急降下して上り返しているのが分かる。
標高差は800メートル 累積高度は1000メートル

歩行距離は9キロだった。 所要時間は 登り4時間 30分休憩 くだり3.5時間 

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 次は「妙高山」  

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8-2 妙高山(2446m)  11月6日

妙高山へは燕温泉から登った。

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Line

ピンクのラインが歩いたコース

下山は長助池から黄金清水へ回る周回コースを歩きたかったが

大倉谷吊り橋が冬対策で撤去されたらしく、登山口に「通行禁止」

の立て札が立っていたので、やむなく登った道を往復した。

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※この地図はヤマケイアルペンガイド14「妙高山」からコピーしたが

明らかに間違っている。燕温泉から湯道分岐まで40分と書いてあるが

実際は90分かかった。更に湯道分岐から天狗堂まで40分と書いてあるが

実際は90分かかった。つまり登山口から天狗堂まで80分と書いてあるけど

実際は180分つまり倍以上かかっている。

駐車場で一緒になり、同行して登ってきた地元の方もこの天狗堂まで

180分は標準タイムだとおっしゃっていた。明らかにガイドブックの

まちがいである。妙高市発行の登山地図にも天狗堂まで3時間と書いてある。

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Part1 登山口から 胸突き八丁まで

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1

早朝午前6時半の燕温泉街を抜ける。

駐車場で知り合った地元の方二人連れと 三人で歩く。

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2

しばらくはコンクリートの道を歩いて行く。

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354_2

ここに小さく2箇所目の「登山口」標識がある。

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462

この細い登山道もコンクリートで舗装されていて、断崖絶壁の

上を歩く。後で分かるのだがこの道は「源泉管理施設」の

管理道路でもあるのだ。

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5

高い山が見えてきた。妙高かどうか分からない。

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669

前方に見えてきた小屋が源泉管理施設と書いてあった。

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773

道は凍っている場所が多く、あちこちにツララが出来ている。

滑ったら谷底へ転落するので慎重に歩く。

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883

884

湯道分岐に到着。ここまで1時間半かかった。

案内書には40分と書いてあったが 早めの出発でよかった。

この分だと山頂へ何時着くのか分からない。

あちこちに白く雪が積もっている。

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9

次第に道に雪が多くなる。

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1089

雪を払いのけてみると「胸突き八丁入り口」と書かれていた。

ここから急坂が始まる。

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Part2 胸突き八丁から山頂まで。

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1191

急な登り道が続く。

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1294

妙高市の町や遠くの山が見えてきた。

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13

もうすぐ尾根に出そうだ。

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14

天狗堂到着。出発して3時間かかった。

(※案内書では1時間20分と間違っている)

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15

光善池には氷が張り、雪が積もっている。

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1605

左が南峰で右が北峰だと、同行した地元の方に教えていただいた。

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17

八合目の風穴に到着。直径20センチくらいの穴が開いているが

別に風は出てこなかった。

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18

南側に去年晩秋に吹雪の中を登った「黒姫山」が見えてきた。

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19

湖が見える。野尻湖だろう。

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2020

鎖場に到着。ここまで4時間かかった。

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21

トレランの人(トレイルランナー)が橋って登ってきたので

道を譲る。ここまで2時間出来たという。私の半分の時間だ。

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22mark

左手に噴煙が上っている。どうりでこのあたりは硫黄臭い。

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2327

登るにつれて「北アルプス」が見えてきた。どの山も白い。

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2430

急坂をよじ登る。

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2532

四つんばいでよじ登るが、足場は沢山あるので安心だ。

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26

最後の急坂をよじ登ると、着いた。ちょうど11時。

4時間半かかった。

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part3  山頂の風景と下山へ続く

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その2妙高山Part3 山頂の風景

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南峯山頂。石の祠がある。

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引き続き北峰へ向かう。

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尖がった岩が「日本岩」で その向こうに火打ち山(右)と焼山(左)が
見えている。その向こうは日本海か。

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正面には白馬三山が聳えている。

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妙高大神が祀ってある。

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その横には巨大なツララが。

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積雪は20センチくらいで フワフワしていて歩きやすい。

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日本岩には岩雲雀の巣があるようだ。

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ちょんちょんとすぐ近くで歩きながらしきりに鳴いている。
鳴き声はまるで雲雀だ。

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北峰到着。写真を撮っている女性に周りの山の説明をして頂いた。
この人は鎖場で私が追いついて一緒に登ってきた。

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「日本百名山」なんて書かないほうがいいのに。
何のことは無いどっかのおっさんが勝手につけただけの名前なのに。

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北峰は広々している。

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今度はあの火打ち山へ登ってみたいものだ。

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昨日登った雨飾山がすぐそこに見える。

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白馬から唐松に続く稜線の手前に小さくヘリコプターが飛んでいる。

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白馬岳はさすがに堂々として見える。

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黒姫山の奥右側に尖っているのが「槍ヶ岳」だ。

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日当たりがよく 風の無いこの空間でお弁当を食べて
あまりの気持ちよさについウトウトする。

気が付くと周りに誰も居なくなっていた。下山も時間がかかるだろう。
さあ下山だ。

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Part4 そして下山

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天狗堂まで降りてきたが、雪はほとんど溶けていない。
そしてこの時間から登ってくる人もいない。

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雪の上に足跡が伝いてるので道を間違うことは無い。

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葉が落ちて赤い実が取り残されたナナカマド。

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下りの急坂は良く滑る。慎重に下る。

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白くにごったこの淵からは湯気が立ち上っている。
手を漬けてみると ほんのり温かい。周りの気温は0度前後だ。

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登山道の途中から盛んに湯気が上っている。硫黄臭い。
朝はこの湯気は確か なかったのに。

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道の両側の霜はほとんど解けていない。とても寒い。

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このコースは「祓川コース」と書かれていて川沿いに
どんどん下る。左手の山を見ると 下に降りているのがよく分かる。

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コンクリートの道に出ると、まだ残っていた紅葉を楽しみながら降りる。

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黄色いのはススキの葉だ。夕日を浴びて金色に光っていた。

このすぐ下に「黄金の湯露天風呂」があり、沢山の観光客の男女が
露天風呂に入っていた。
(ただし男湯しか見てません。写真も撮るのがためらわれて撮ってない)

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日が傾いた頃 温泉街に戻ってきた。

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実際に歩いた記録。6時半に出発して4時に帰着。

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歩いた標高差は 1350mなのでかなりしっかりと歩き応えがあった。
歩行距離は11.3キロメートル、歩行時間は登り4時間半、下り
4時間弱。周回コースだともっと時間がかかったかもしれない。

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次は 谷川岳へ

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8-3. 谷川岳(1977m) 11月 8日


  ハードな山歩きが、雨飾り、妙高と二日続いたので移動休養日を一日挟んだ

今日は、ロープウェイを利用して軽く山歩きをする計画だ。

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Name

谷川岳ロープウェイ天神平駅をスタートして 一の倉岳まで往復する計画。

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Part1 天神平駅から谷川岳肩の小屋へ

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11300m

ロープウェイで一気に標高1300mの世界へ。

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2

沢山の観光客とともに 駅に降りると快晴だ。

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310

正面に見える三座は 案内板によると左、笠ヶ岳、中央朝日岳(1945m)

右、白毛門と書いてある。

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4

標識が全く無いので、どこが登山道か分からない。

駅員さんに聞くと ここをまっすぐ行くように教えてもらった。

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5

しばらく歩くと やっと「登山口」表示が出てきた。

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6

歩きながら正面に高い山が見えてきた。あれが谷川岳だろうか。

急に出てきた雲が気になる。

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7

歩いている道は、どうもスキー場の中のようだ。

周りの木はほとんど葉を落としている。

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8

振り返るとゴンドラ駅が小さく見える。

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9

あれが谷川岳だろう。しきりに雲が湧いていて気になる。

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10

田尻尾根分岐に来た。今のところ天気はまだいいが

雲が多くなってきた。

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11

熊穴沢避難小屋に到着した。

中に入ると、女性二人連れの方がいて、クッキーやチョコレート、お饅頭を

頂いた。お礼を言って一足お先に小屋を出た。

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13

小屋を出てすぐにロープがフィックスされた岩場の連続だった。

降り帰ると 避難小屋が小さく見える。

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14

今度は木道が続く。天気は薄曇になってきた。

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15

先行者に追いついた。左上の大きな岩は「天狗の溜まり場」だ。

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16

左手の 尾根続きの山が今日の目的地「一の倉岳」か。

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17

天狗の溜まり場に到着。

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18_2 

天狗の溜まり場から 歩いてきた方向を振り返る。

天神平駅と熊穴沢避難小屋が見える。

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19

茶畑のように見えるところを登っていく。あれが山頂なのか。

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20

「茶畑」を超えると最後の急階段が待ち受けていた。

そして突然雲が流れてきて あたりが雲に包まれる。

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21

雲は雪雲だった。粉雪がしきりに降ってきて強風と共に顔を打つ。

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22

谷川岳肩の小屋が見えてきた。雪はますます激しくなる。

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Part2 山頂から下山へ

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23

そのまま山頂へ向かって歩いて行くと、周りはたちまち雪で白くなる。

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24

JR土合駅への分岐を過ぎる。吹雪で目を開けてられないくらいだ。

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25

凄い吹雪になった。風も強烈だ。

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26

吹雪の中 薄っすらとポールが見えた。

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2614 

「谷川岳トマノ耳」と書いてある。というより、字が彫り込んであり

その中に吹雪の雪が入り込み、字が白く浮き出ているのだ。

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2623

そのまま縦走を続ける。尾根道は風が特に強い。

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263

岩場では吹き付けられた雪が凍りつき 足元がツルツルだ。

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オキノ耳到着。

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27175

周りは何も見えない。というより目を開けていられない。

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28

そのまま縦走する。しかし尾根道は風が凄まじい。

全身をアラレが叩きつけて、息が出来ないほどだ。

ゴーグルとフェイスガードを持ってきていないので あわてて引き返す。

一の倉岳は中止とする。このまま進めば吹き飛ばされそうだ。

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29

帰りに立ち寄って、何か温かいものを飲みたいと思ったが

谷川岳肩の小屋は閉まっていた。

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30

そのまま下山する。今度は吹雪が霙に変り、全身に叩きつける。

カメラもびしょぬれだ。

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31

熊穴沢避難小屋まで下山してきたが、このあたりでは土砂降りの雨だ。

小屋で休憩せず、このまま下山して駅で何か温かいものを食べたい。

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32_2

土砂降りの中 やっと駅まで帰ってきた。

急変した悪天候に 観光客はほとんど引き上げていた。

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33

閑散とした駅のレストランに入り、谷川岳汁セットを注文する。

谷川岳汁は けんちん汁のような、豚汁のような 具沢山の

汁でとてもおいしかった。

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346_2

下山後に立ち寄った麓の水上温泉は快晴で見事な紅葉だったのに

やはり、「魔の谷川岳」の天候急変は凄かったなあ。

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2013118name_2

歩いた記録。オキノ耳から先へ行けなかったのが残念だ。

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2013118_2 

歩いた距離は役7キロ、高度差は約700mだった。

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次は苗場山

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8-4. 苗場山(2145m)11月9日


今回の山旅最終登山は 苗場山である。

神楽ヶ峰スキー場下の「和田小屋」を経由して神楽ヶ峰から苗場山を

往復した。

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0

ピンクのラインが今回歩いたコースで、基本的に往復であるが

ブルーのラインは、復路の一部をスキー場の中を歩いてショートカット

したものである。

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Part1 登山口から神楽ヶ峰へ

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1

登山口町営無料駐車場には、早朝から10台くらいの車が

止まっていた。中には車中泊して朝ごはんを炊事中の人もいた。

気温2度、寒い。午前6時35分出発。

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2_2

登山口と表示してあるので ここから歩く。しかし何のことは無い。

すぐに和田小屋への林道に出て、車道を歩くのだ。

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3

そして今度はしばらくはスキー場を歩く。

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4_2

和田小屋に到着。先週閉鎖したらしい。ここまで来ると草地は白い。

雪が少し積もっている。

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5_2

またしても登山口表示。スキー場を斜めに横切り右前方から森の中の

登山道へ入るようだ。スキー場も薄っすらと雪化粧。

熊が出ると書いてあるので鈴とベルを出してリュックにつける。

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6_2

登山道に入ると薄っすらと雪が積もっている。

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740

湿地帯には木道が設置されていて、道は整備されている。

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8_2

登るにつれて次第に雪が増えてくる。

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9_2

ナナカマドの実が凍りつき、いかにも寒そうだ。実際に寒い。

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10_2

かなり上に登ってきた。時々左手と右手にスキーゴンドラのロープが

見え隠れする。登山道の左右がスキーコースになっているようだ。

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11_2

「下の芝」到着。たくさんベンチがあるがどれも雪が積もっているので

座る気になれない。

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12

ここに左手からスキーコースが合流している。

下山時にはここから左手のスキーコースを歩いて降りよう。

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13_2

振り返ると麓の町は雲海の底だ。

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14_2

時々眺めの良い 展望ポイントがある。今日は昨日とは打って変わって

上天気だ。山上の景色が楽しみだ。

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15_2

やがて右手のスキーリフトのロープは ここでターンしていて

右手のスキーコースはここで終わりらしい。ずいぶん上まで

リフトが設置されている。

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16_2

「中の芝」到着。出発してから2時間10分経過。

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17

ここから木道階段が続くが、先行者に追いついた。

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18

木道から 遠くに白い山が見え出した。どこの山かよく分からない。

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19

木道は延々と続く。整備するほうも大変だ。

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20

ダム湖が見えてきた。地図ではカッサダムだ。

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21

上野芝到着。神楽ヶ峰までもうすぐだ。

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22

木道は更に山の上へ続く。歩くほうも大変だが作るほうはもっと

大変だ。「平成〇〇年度整備工事」とプレートが張ってある。

毎年整備されているようだ。

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23

神楽ヶ峰到着。標高は2030mだ。歩き出して3時間。

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Part2へ続く

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Part2 神楽ヶ峰から苗場山山頂へ

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神楽ヶ峰に立つと、ここにきて初めて苗場山の全貌が見渡せる。

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一旦深い谷へ降りてから、急坂を登り返すようだ。
ちょうど北海道の「ニペソツ山」によく似ている。ニペソツは3時間半歩いて
天狗平に到着して初めて切れ込んだ谷向こうに山の全貌が立ちはだかって
見える。ちょうど 苗場山と同じだ。

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急な谷へ降りていくと、登山道に小さく人が歩いているのが見える。

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きれいな樹氷のトンネルを潜りながら更に谷へ降りていく。

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樹氷がとてもきれいだ。

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降り帰ると神楽ヶ峰は樹氷の山だ。

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谷底に下りて樹氷の中を歩く。

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ここからが登りの開始だ。

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目の前に立ちはだかる急斜面の壁。喘ぎながら登る。

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きついので少し休んで神楽ヶ峰を振り返る。

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なかなかにきつい登りだ。でも周りの景色がきれいので きょろきょろ
したり写真を撮りながら歩いていく。

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このきつい坂は名前が着いているようだ。

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あれが山頂か。なだらかな峰だ。

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横を見ると急傾斜がよくわかる。

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あと一息だ。最後の樹氷トンネルを潜れば山頂へ出れそうだ。

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突然目の前がぱっと開けた。凄い景色だ。

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Part3 苗場山頂の景色へ続く

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Part3 苗場山頂の景色

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見渡す限りの大湿原だ。

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山頂湿原は かなり向こうの方まで続いている。

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湿原の周りには、樹氷が湿原の番人のように立っている。

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ここに三角点があった。山頂のようだ。

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山頂ポイントは樹氷で囲まれている。

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大湿原地帯には沢山の池があるようだ。

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池は全て凍っている。日を浴びてきらきらと光っている。

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凍った池の上にも雪が積もっているようだ。

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湿原を歩いて 向こう側へ降りる人たち。

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湿原の中にも木道があるようだが、雪が積もり分かりづらい。

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ふだんは 湿地の水面から草が頭を出しているのだろう。

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それが天上の「苗場」に見えるから名付けられた山名なのだろうことは
簡単に想像できた。

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向こうに建物が見える。

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山小屋はすでにクローズしていた。

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一人で楽しそうにお弁当を食べている人が居る。

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あの雲のあたりが昨日歩いた谷川岳だろう。

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あの白い山の向こうにも更に高い山が見える。どこなのだろう。
誰かに聞こうにも回りに誰もいない。

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Part4 下山 へ続く

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Part4 下山

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あまりの急傾斜の下りに 軽アイゼンを装着。

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駐車場で走り回っていた男の子が登ってきた。驚きだ、こんな小さい子が。
パパに聞くと6歳だそうだ。末は凄いクライマーになるのかも。

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再び樹氷の中を潜り抜ける。

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帰りの神楽ヶ峰への上りもきつい坂だ。
振り返ると苗場は遠くになりつつある。

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神楽ヶ峰への途中の雷清水で一息いれる。

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富士見坂と書いてあるが、遠くの方は雲で覆われて何も見えない。

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神楽ヶ峰まで戻ってきた。

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このあたり樹氷はすでに溶けて、苗場は遠くに見える。
あの山の上に天上の世界が広がっていたのは驚きだった。

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「股擦り岩」まで帰ってきた。大きな岩をまたいで行く。
こんな名前をつけて面白がっているのなら、せめて鎖の一本でも
垂らしてくれたほうが助かるのに。時間は午後1時。
帰る先は まだまだ遠い。

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「下の芝」からスキー場に入り、ゲレンデを歩く。

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広いので、ゲレンデ案内標識を見て確認。和田小屋方面へ。

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遠くに小さく和田小屋やリフト乗り場が見通せる。

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そこに建物は見えているのだが、歩いてもなかなか近づいてくれない。

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やっと帰ってきた。やれやれだ。時刻は午後2時40分。
出発して約8時間だ。

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歩いた記録その1  駐車場から下の芝まで

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歩いた記録その2 下の芝から山頂まで

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歩いた高度と距離の記録。
神楽ヶ峰から100m以上下り200m以上上り返しているのが分かる。
歩行距離は14キロで、時間は休憩時間を入れて8時間。

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次は 上信越晩秋山旅の風景

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8-5. 上信越の風景

今回の山旅で出合った様々な風景

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有磯海(ありそうみ)の尼御前岬

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02

有磯海とは 富山湾のことである。

  早稲の香や 分け入る右は 有磯海    芭蕉

大阪から信州へは 北陸道で行った。      この句碑は有磯海SA

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17_2

尼御前岬の荒々しい波

北陸道尼御前SAから遊歩道を歩いて行ける。

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292

このお方が尼御前様。

義経の陸奥への都落ちに同行され 安宅関の厳しさに悲観し、

自分が足手まといになるのを嫌われて岬に自ら身を投げられた

という伝説のお方だ。

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信州小谷村 小谷温泉(おたりおんせん)

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111

小雨降る夕暮れの小谷温泉に到着。

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12_2

色づいた木々に囲まれた温泉宿に雲が流れる。

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1337

こちらは温泉近くの「鎌池」。色づいた葉も雨に打たれてはらはらと散る。

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1344

1345

温泉宿の山田旅館。木造の和室に通された。

部屋にはもちろんバストイレはない。

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1449

夜の料理は食べきれないほど出てくる。このあとまだ二品ほど出てきた。

翌朝は早いので、今晩中にオニギリを作って欲しいというと 大きな

オニギリ弁当を作ってくれて、料金は12500円から1000円引きで

11500円だった。

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小谷温泉の紅葉

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15317

雪化粧した雨飾山から下山すると、小谷村は青空だった。

紅葉の森がとてもきれいだ。

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15323

山全体が赤く染まっている。

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1614

山の麓から、証郵便車が登ってきた。

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1730

ひとしきり紅葉を堪能したあと、次の目的地妙高市へ向かう。

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妙高山麓 燕温泉

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17_3

妙高登山口にある露天風呂の「黄金の湯」に、登山前に立ち寄ってみた。

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18_2

入浴は無料で 入り口は一応男女別になっている。

北海道や東北の野外露天風呂の多くは、入り口と脱衣室は

男女別だが、浴槽は同じ浴槽が多い。

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19_2

露天風呂は 男女別々で 白濁したお湯だ。

妙高山から下山した後覗くと 沢山のおじさんたちが入浴していた。

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21_3

夕暮れの燕温泉の紅葉

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22_2

温泉街直下の川は、紅葉の間を流れながら湯気を上げて

流れていた。

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249

妙高山下山後に泊まった 燕温泉ハイランドロッジ。

「ブナの森の一軒宿」と書かれていて、じっさい森の中の一軒家だった。

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25_2

通された部屋は 二階の角部屋で 大きな窓の外はブナと白樺の森で

とても美しい。思わず座り込んで暮れ行く森の美しさに 見入ってしまった。

あとで分かったのだが、この部屋は あのデビ婦人お気に入りの部屋で

彼女は毎年スキーをしに この宿のこの部屋に泊まるらしい。

彼女の写真が ロビーにたくさん貼ってあった。

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277

いつも朝は暗いうちから行動するので朝食は簡単に済ますが、この日は

休養日と移動日なので久しぶりに ゆっくり朝食を摂ることが出来た。

前日の夕食は、フランス料理のフルコースで、肉野菜魚など沢山出てきた。

これで一泊二食付き 8800円はなんか申し訳ない。もちろん燕温泉の

源泉風呂付である。

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燕温泉から湯沢温泉への移動中の風景

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3144

燕温泉の隣、関温泉の見事な紅葉の山。

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3262

3353

344

関温泉すぐ近くの 「大田切渓谷」の紅葉。

道路から簡単に降りれる遊歩道が作ってあり、渓谷の紅葉を

手軽に歩いて楽しめる。

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4079

4281

4385

野尻湖の紅葉風景。沢山の観光客で賑わっていた。

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3999

信州りんごの畑の中を通った。赤いりんごがたわわに実り

とても美味しそうだった。写真を撮っていると 地元のオジイになんか

話しかけられたが 意味不明だったので 笑ってごまかした。

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3688

377

たまたま通りかかった信濃町の街中で、偶然見かけた木造建物。

古いけどとてもきれいで びっくりして写真を撮った。

「信濃町古間支所」と書いてあった。多分昔の小学校だろう。

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湯沢温泉と谷川岳、苗場山あたりの紅葉

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6020

湯沢温泉東映ホテルの部屋

夜の食事はどうせ食べきれないほど出てきて残すし、朝は暗いうちから

行動するので 食べられないから 素泊まりにしてもらい一泊6300円也。

部屋にはバストイレが付いて、「全室無線ランつながります」といううたい文句

だったが、無線速度はきわめて遅く、しかも途切れ途切れ。

まったくいけてなかった。湯沢温泉街には食べ物屋は たくさんあり、

コンビニも2軒ありとても便利だった。

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6167

湯沢の町の紅葉。まさに全山が赤くて見事だ。

関西の里山ではこうはいかない。

自然木を全て伐採し、害木(杉檜など花粉源)を大量に植えているので

山は赤くはならない。

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516

52701

5310

谷川岳縦走尾根で猛吹雪に会い、あわてて縦走中止して下山。

ふもとの水上温泉は晴れていたのでまたまたびっくり。

水上親水公園の紅葉もきれいだった。

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5418

湯沢温泉への帰りに立ち寄った谷川岳PAで見た虹。

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55_2

谷川岳らしき山にはまだ雲がかかっていた。

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苗場山下山後に通りかかったふもとの 祓川沿いの紅葉。

苗場山は 樹氷と雪の世界だったが この川の流域は見事な紅葉だった。

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              以上 上信越の風景終わり
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9. 尾瀬、日光、上州山旅 2015秋


初めに

今回の山旅は

1.至仏山

2.尾瀬

3.日光白根山

4.男体山

5.赤城山

6.榛名山

7.尾瀬、日光、上州の山旅で見かけた風景

以上です。



9−1. 至仏山
 
9月12日

至仏山 その1
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尾瀬高原ホテル(片品村戸倉)の前で、6時半のバスを待つ人たち
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鳩待峠では沢山の人たちが出発準備をしている。
ここは至仏山への登山口と 尾瀬山の鼻への出発基地だ。
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至仏山登山口から 出発した。
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始めは森の中を歩く。
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このあたりは水はけが悪い土質なのか 湿地が多く木道が多い。
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丸太や木材の階段も多く、よく整備された登山道と感心して歩く。
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崩れた場所には既に修理用の木材がヘリで既に運搬されている。
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だいぶ上まで登って来た。
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周りの景色が良く見えるようになってきた。
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湿原も見えるようになってきた。
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ピークらしい者も見えてきた。後で分かるのだがあのピークが小至仏山だ。
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木道は続く。
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オヤマ沢到着。湧き水があるが「飲めません」と書いてある。
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湿原の中を歩く。
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気が付くと木道の勾配がかなり水平になってきた。
青空なので歩いていてとても気持が良い。
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笠ヶ岳への分岐を通過。
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ピークにかなり近づいて来た。
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展望台がある。
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尾瀬湿原のパノラマが広がる。
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木道は続く。
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岩稜地帯になってきた。
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岩山を四つんばいになって登る。
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振り返ると遠くにダムが見える。
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小至仏山と書いてある。ここはピークではなかったのだ。
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もう一つ先のピークが至仏山だ。
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至仏山 その2へ続く
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至仏山 その2
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歩きにくい岩場を進む。
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完全に岩山になった。ヘルメットを持ってきていないのが気になる。
どうか先行者の落石がありませんように。
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やれやれ あれが山頂だ。
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と思ったら 一旦下って次のピークが山頂らしい。
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終に到着。新しい立派な標識だ。
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沢山の人がいる。
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私が下山予定している道から次々に人が登ってくる。
聞くとこの道は「登り専用道」で落石が多いので 下山禁止になったらしい。
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目の前に尾瀬湿原が広がっているのに 残念なり。燧ケ岳が正面に見える。
一旦山を降りてから 尾瀬へ行く事に変更した。
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あのダムも見える。あとで調べたら「奈良殿ダム」というらしい。
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尾根続きの笠ヶ岳も良く見える。帰りにちょっと近くへ寄って見よう。
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西のほうに雲に隠れた山が見える。近くの人に聞くと 「ちょっと待ってください」
とスマホを出して 現在地と方角を入れたら 見える山の名前がずらりと表示された。
「武尊山ですね」と仰ったが 便利な道具に感心した。
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少し休憩して引き返す。正面は小至仏山だ。
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登ってくる人が多く、岩場ではちょっとした渋滞だ。
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木道を下り 前方の森の中で右へ分岐する。
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すぐに「悪沢岳」の標識が出て来たが 周りは何も見えないのでさらに進む。
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しばらく進むと視界が開けた。あのピークまで往復すると3時間はかかるなあ。
尾瀬へ行く時間がなくなるので残念ながら今回は諦める事にした。
なんせ最終バスは5時15分なのだ。
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周りには湿原も広がっている。
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振り返ると小至仏山も見える。
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急いで分岐までひきかえして下山する。
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看板を良く見るとなんと登山道の補修メンテは東京電力がやっているそうだ。
おかしいと思った。国や自治体が こんなに素早く山道を修理するはずが無い。

しかし東京電力は 福島の人たちにあれだけ迷惑を掛けておきながら こんな事をしている
場合ではないと思うけどなあ。
一刻も早く全社を挙げて福島の人たちをなんとかしろよ。
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そんな事を考えながら歩いているとあっという間に登山口に着いた。
よく見ると 私の下山予定コースは「下りは禁止」と大きく書いてあった。見落としていた。
馬鹿だねえ。
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お腹が減ったので 茶店で牛丼を食べてコーヒーを頂いた。
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茶店の正面には至仏山が見えていた。すぐに尾瀬へ向う。
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尾瀬日光山旅 その2 尾瀬 へ続く。
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9-2. 尾瀬湿原  9月12日  

2.尾瀬湿原 その1
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茶店で昼食の後 尾瀬湿原へ向う。山の鼻へ3.3キロ60分と書いてある。
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平坦な道とばかり思っていたが 鳩待峠から山の鼻へは どんどん下っていく。
左手のかなり下のほうから大きな水尾とが聞こえている。あの滝か川の高さまでかなり降りていくのだろう。
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沢山の沢を横切りながらどんどん降りていく。岐路がかなりしんどそうだ。
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かなり下ったところで 川にぶつかった。今度は渓流沿いにどんどん下りていく。
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道の両側には鳥兜の群生がある。
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大きな橋を渡ると人の声がして来た。
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突然大きな建物が見えてきた。
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「尾瀬山の鼻ビジターセンターだ。」
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テント場もある。
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こちらは「至仏山荘」だ。沢山の人が出入りしている。
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トイレも綺麗だ。
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沢山の人が休憩している。みんな鳩待峠からきたのだろうか。
沼山峠への林道が崩れてバスは運休していると聞いたけど。
昨夜ホテルの食事で隣り合わせた親子連れは 大清水峠から歩いて尾瀬に入るといっていたが。

尾瀬沼も広いからなあ。
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尾瀬湿原はあっちと書いてある。この山の花は 湿原ではないようだ。
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大きな尾瀬ロッジの前を通りさらに木道を歩いていく。
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しばらく歩いて行くとっと湿原に出た。
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沢山の人がすれ違えるように 複道になっている。
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正面の山は燧ケ岳にしては ちと低いような気がする。
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あちこちの沼には 水草に白い花がびっしりと咲いている。
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湿地帯と沼が続く。
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行けども行けども同じ様な景色だ。正面に見えてきた山が燧ケ岳だろう。
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逆さ燧ケ岳と看板が出ていたので見に行くと 水面が波立っていて逆さ燧は綺麗には見えなかった。
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どこまで言っても同じ景色だが、向こうに一面に赤い鼻のように見える場所があるので
あそこまで歩いて引き返そうと歩いた。
花ではなくて 枯葉だった。ここで尾瀬散策を打ち切り引き返す事にした。
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岐路の正面に見える至仏山には雲がかかり始めていた。
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途中すれ違った男の人は ライフルのような荷物を背負っていた。
鳩待峠には「鹿の駆除をしています」と書いてあった。
鹿を駆除して減らさないと日本中の山が鹿にやられてしまうのに、環境省などは未だに
「野生動物の保護」を最優先しているようだ。
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ボッカさんにもすれ違った。聞くと この地区には8人のボッカさんがいて
ローテーションで4人くらいずつ、働いて 鳩待峠から各山小屋へ食料などの配送をしているそうだ。

ちなみに重さを聞くと一人80キロです。と答えて去っていきました。ご苦労様です。
ちなみに八ヶ岳へ担ぎ上げるボッカさんは 40キロと仰っていた。
あそこは標高差が千メートル以上あるからなあ。
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尾瀬を歩いた記録。
7時にスタートして 15時に帰着。30分の昼食。7時間半の歩きだった。
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鳩待峠から 山の鼻への標高差はやはり200メートルあった。
帰りはバスにあわそうと急ぎ足で歩き30分でついたが かなり息が切れた。
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次は 尾瀬その2 「至仏、尾瀬の花々」です。
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2.尾瀬湿原 その2
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青空に映えるナナカマドの実。とてもきれいだ。
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こちらはガマズミの実かなあ。
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竜胆の花も天気がいいので 午後からは開いていた。
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チングルマの実も残っていた。風車のようだなあ。まさに稚児車だ。
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先週伊吹山で満開だったサラシナショウマも ここ尾瀬でも沢山咲いていた。
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こちらは岩沙参(いわしゃじん)の花。釣鐘ニンジン、蕎麦菜の花と非常に似ている。
こちらのほうが少し背が低く、高山種だそうだ。
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梅鉢草は秋の高原の花だ。梅鉢とは、家紋の梅鉢紋に似ているからだとか。
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これがあちこちの沼地に一斉に花開いていた 羊草だ。
この花は羊の刻に咲く(午後2時頃)というのだが 朝から咲くという話もある。
睡蓮も正式には羊草というらしい。改良した園芸種が睡蓮だとか。
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こちらが釣鐘ニンジン。背が高い。岩沙参、蕎麦菜も共に似ていて「桔梗科」の仲間である。
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高山で秋に良く見かけるかわいらしい花だ。深山こごめ草。
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これも秋の高山の定番、深山秋の麒麟草。いたるところに咲いていた。
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吾亦紅(われもこう)は 割れ木爪が正式な名前らしい。平安時代に頭に巻いた帽額(もこう)が語源らしいのだが
それとこの花とどんな関係があるのだろう。
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こちらは 我が家の裏山の岩湧山でも良く見かける葉場山火口(はばやまぼくち)
もう少し秋がふかまるとこの花は薄い綿毛を沢山つける。それを集めて火口にしたという。
葉場山とは 山の中の共同の草刈場らしい。
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とても綺麗な花で、薄雪草と思う。花の中心部が 少し枯れたようにも見えるのですが。
エーデルワイスの仲間らしい。
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岩菖蒲(いわしょうぶ)は変わった形でびっくりした。
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白い花の中心が次第にピンク色になってくる。
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最後には赤い花となる。始めは別々の花と思い写真を撮っていた。
ところが 同じ茎の隣り合った花が白と赤なので これは面白いと調べたら同じ花だった。
葉が菖蒲と似ていて細いというだけで、百合科の植物だ。
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尾瀬のいたるところに稲穂のように垂れていた。これはナンだろう。
どうも油萱(あぶらがや)の枯れた穂のようだ。
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次は日光白根山へ
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9-3. 日光白根山  9月13日

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3.日光白根山 その1
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丸沼高原ロープウエーは標高1400メートルから2000メートルへ一気に運んでくれる。
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ロープウエーの駅を出ると登山口がある。この鳥居を潜る。
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二荒山(ふたらさん)神社があるので山の安全を祈願する。
なんとこの神社は 古代出雲王家第八代主王の八千矛王(記紀では大国主と書き換えられた)
をお祭りしているので びっくり。
※今回の上州山旅で古代出雲王家ゆかりの神社が沢山あったので 別ブログで取り上げます。
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始めは綺麗な森の中を歩く。
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綺麗な森の中を歩くので気持がよい。この道は「自然観察遊歩道」の一部のようだ。
あちこちに案内標識がある。
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今日は日曜日なので人が多い。遊歩道の散策をする方も多い。
道を譲って頂いてどんどん進む。
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遊歩道はここで終わり、登山道が始まる。
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森の中の急坂をどんどん登る。かなりきつい坂だ。
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しばらく歩くとすぐに樹林帯を抜けた。
考えたら当たり前のことだが、標高2000mからスタートしているのだ。
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山頂らしきピークが見えてきた。
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西のほうに雲がまとわりついた山が見える。武尊山か。
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道は次第にガレ場になってきた。
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よく滑るし、先行者が落石する。またしてもヘルメットを忘れた事を後悔する。
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南西の方向に見える山は赤城山か。
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突然頭上に黒くもが現れた。凄まじい風が吹き付けだした。
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何回か倒されそうになった。ストックで体を支えながら歩く。
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強風でまともに目を開けられないほどだ。しばらく進むと祠がある。
二荒山神社奥宮とかいてある。山頂に近いのだ。
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あのピークがサミットだろう。
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強風の中、岩場では四つんばいになりながら登っていく。
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サミット到着。風が強くまともに立っていられない。
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隣のピークへ行くと五色沼が良く見えそうだ。
しかし強風の中 あんな危ない記念撮影をしている。命知らずな若い人たちだ。
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私も行ってみる。五色沼が良く見える。綺麗な沼だ。これからあそこへ降りていくのだ。
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今まで立っていた山頂にはどんどん人が登ってきている。
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沼への標識が無いので一旦先ほどの奥宮まで引き返すと分岐標識があった。
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何人か前方に歩いているのであの道が沼へ降りる道だろう。標識は全く無いけど歩いていこう。
あの崖の先から急降下するのだろう。
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日光白根山 その2へ続く
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3.日光白根山 その2
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南東の方角に湖と高い山が見える。中禅寺湖と男体山だ。湯の湖は前白根にけられて見えないはずだ。
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北のほう、中央奥は燧ケ岳だろう。
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しばらく歩くとヤットまともな標識が出てきて安心する。
キョロキョロして写真を撮っているうちに 周りは誰もいなくなった。
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急斜面をジグザグに急降下する。ヤット先行者に追いついた。
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登山道の数メートルさきで 白いケツを向けて食事中のやつがいる。こちらを振り向こうともしない。
失礼なやつだ。こういう増えすぎたやつらはどんどん駆除しないと山から幼木がどんどん消えていく。
尾瀬では駆除が始まっていたのに。
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いつか森の中に降りてきた。
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急降下が終わると平地に出た。
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どうも地形的に 河原のようだ。水はないけれど。
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しばらく歩くと前方に赤い屋根が見えてきた。
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避難小屋だ。先行グループは全員五色沼へ行ってしまった。
小屋の中で休憩していたグループもここから沼へ行くという。
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小屋の前に分岐標識がある。よく見えないが「前白根」と書いてあるのは 山を指しているので
せっかくなので前白根へ行く事にした。
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不明瞭な急斜面には 赤いテープが点々と付けてあり、15分ほどで迷わずに尾根に出れた。
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振り返ると先ほどまで居た 白根山が見える。
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前方のあのハゲヤマが前白根だろう。
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一旦下ってから また登るようだ。
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凄いガレ場に出て来た。ペンキの矢印が無かったら困るところだ。
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前白根山山頂到着。向こうに見えるのは奥白根山だ。
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この南側の道から若い人が登って来た。聞くと「日光湯元温泉から登ってきて、これから奥白根山へ行き
また湯元へ引き返します」と仰った。
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北の方角へは五色山への縦走路がある。行きたいけど、道はたぶん不明瞭で標識も無いと思えるのでやめた。
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北に見える中央の山は やはり燧ケ岳だろう。
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山の上から今まで歩いて来た道を見下ろすと、沼へ直接降りる道が見えている。
地図にも書いてあるのであれを降りよう。
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この分岐だ。避難小屋まで戻らなくても ここから沼へ直接降りれそうだ。
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この峠から沼へ急降下する。向かいの山は奥白根だ。
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ところが道は不明瞭で参った。
しかし道に迷っても 下っていけば当然沼へ出れるし、所々に赤いビニールテープを巻いてくれてある。
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水場の標識があった。沼のほうを向いているので 私が今立っているのが下から登ってくる道なのだろう。
とても道には見えないけれど。
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日光白根山(奥白根山) その3へ続く
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3.日光白根山(奥白根山) その3
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不明瞭な道なき道を降りていくと、案の定沼に出た。
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しばらく歩くと標識があった。あの水場への案内だ。
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沼の淵の道を歩いていく。正面が奥白根だ。向こうに人が見えるのでそちらへ行ってみる。
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食事中のご夫婦に聞くと、この沼の端から北へ歩くと峠を越えたら阿弥陀池があり
そこからロープウエーの駅へ戻れるという事だ。安心して私も少し休憩する。
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振り返ると前白根が見えている。
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休憩の後峠越えの道を行く。先行者の女の人が居たが あっという間に消えた。
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この峠越え道も赤いテープの目印が頼りだ。
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しばらく登ると峠に出た。
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振り返ると前白根の禿山が見える。
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峠を下ると阿弥陀池に出た。
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阿弥陀池の北側の座禅山を越えればロープウエー駅だ。
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座禅山への道から振り向くと どんどん人が登ってくる。
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よく見るとその向こうの奥白根から阿弥陀池へどんどん人が降りてきて、渋滞しているようだ。
さああの渋滞がこちらに来ないうちに急ごう。
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このすり鉢状の底が 座禅山の火口だそうだ。急いで通り抜ける。
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やがて自然観察路の遊歩道に出た。
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どこまで歩いても同じ景色だし、花もほとんど見当たらないので 途中からショートカットして駅へ向う。
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山頂駅に到着して振り向くと、奥白根山(日光白根山)は雲に包まれていた。
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下りりのロープウエーは雲の中だった。
大勢の人たちはまだ こちらへ向って歩いているのですんなりとロープウエーに乗れた。
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ロープウエー山麓駅に降りて、お腹が減った事に気が付いた。
お昼は歩きながら菓子パンを一つかじっただけだ。

駅前の茶店のおじさんが「今からピザを焼きますよ」と言うのでピザを頼んだ。
ピザ釜に薪を放り込んでピザを入れてしばらく待つ。
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出来上がったピザはとてもおいしかった。
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実際に歩いた記録。
8時にスタートして14時30分帰着、30分のお昼休み。6時間の歩きだった。
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高度と距離の記録。アップダウンがきつかったので やはり累積高度差は1000mあった。
距離は思ったより少なく11キロほどだった。
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次は男体山へ
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9-4. 男体山    9月14日

4.男体山 その1
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神社の駐車場に車を止めて この階段からスタートする。
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日光二荒山(ふたらさん)神社の社務所で登拝手続きをする。男体山はこの神社の持山で
かつご神体だそうだ。

神社の由緒を呼んで非常にびっくり。出雲王家第八代主王(大名持ち)八千矛王
(記紀では大国主と書き換えられた)、皇后の多岐津姫(神社の由緒では同じ宗像三姉妹の
田心姫と間違えて書いてある)、と皇子の味鋤高彦の御三方が祀られているのだ。

※ 別ブログで詳しく取り上げます。
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登拝料500円を支払うと 巫女さんがこのお守りをくれて身につけるようにおっしゃる。
それと登拝の注意事項を述べられた。お守りを首に掛けていざ出発。
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ここが入口だ
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立派な参道を行く。九州の英彦山を思い出した。
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すぐに1合目到着。ここは男体山遥拝所だ。山頂までお参りできない人はここで遥拝するそうだ。
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ここから山道が始まる。
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綺麗な森の中を歩く。鹿から樹木を守るためほとんどの木に養生メッシュが巻いてある。
神社の神域で神の使いの鹿を殺すわけには行かないからなあ。
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2合目の標識がなかなか出てこないなあと歩いていたら、いきなり3合目でここから林道歩きだ。
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工事用の林道なので 工事車両が丁度出勤していく。
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中禅寺湖の周りに雲が涌いているのが見える。
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ここからまた山道だ。ここは4合目。
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ドウダンツツジの紅葉を楽しんで歩いていたら
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突然道がえらいことになった。
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五合目の避難小屋は巣どうりして急ぐ。
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しきりに雲が流れていく。天気予報では晴れなのになあ。
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正面の巨岩の上に標識が乗っている。6合目と書いてある。
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ガレ場は続く。
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そしてガレ場は なおも続く。
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そして樹林帯もなかなか抜けれない。
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ようやく7合目まで来たが、ガレ場は続く。
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ペンキの矢印があり、大いに助けられる。
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突然鳥居が現れた。
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8合目の標識があった。
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小さな祠もある。
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そして長かったガレ場もようやく終わった。
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男体山 その2 へ続く
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4.男体山 その2
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再び雲が出てきて盛んに流れている。
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ガレ場が終わったら、今度は粘土質の山道で崩れやすく、延々と補修の跡が続いている。
大変な仕事だなあ。神社の山だから神社がお金をだしているのか、やはり日光市が
工事をしているのだろうなあ。
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樹林帯はまだ抜け出せない。もうとっくに二千メートルを越えているのだが。
雲が黙々と湧き上がっている。
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ヤット樹林帯を抜けたと思ったらまた樹林帯に入る。
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ようやく樹林帯を抜けたら青空が出た。このまま晴れてくれたらいいのだけど。
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樹林帯を抜けたら今度は火山岩の砂礫層だ。非常に滑りやすい。
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砂礫層は続く。滑らないようにゆっくり登る。
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雲の中に何か剣をもった像が見える。神社なのでお不動さんではないだろうし。
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鳥居が出迎えてくれた。ともかく山頂に着いたのだ。
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お不動さんに見えたのは 大国主つまり出雲の八千矛王なのだ。威厳があり、凛々しいお姿だ。
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そのまま奥へ進むと なにやら空中に光るものが突き出ている。
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岩に刀が突き刺さっている。近寄ってみると何方かが奉納された宝剣らしい。
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その又奥にも道は続いているが、別方向からの登山道なのか、雲に隠れてよく見えない。
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時々雲の切れ目から見える西向いの高い山は外山だ。
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雲は次々に湧き上がっては流れていくが、消えてくれない。
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時々見える北の方角の山は 昨日登った前白根山だろうか。
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お昼ごはんのお弁当を食べながら いくら待ってもくもは次々に流れてきて 消えてくれない。
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そこで 景色は諦めて下山する事にした。次々に人が登ってくる。
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あのややこしいガレ場に差し掛かると急に晴れたり
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ガレ場の途中で突然雲にまかれて周りが良く見えなくなったり
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慎重に下山してやっとガレ場を安全に抜けた。下りも長かったなあ。
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それからは 紅葉を楽しんだり
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美しい森の景色を楽しんだり
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珍しい「白根葵」の大群生(鹿に食べられないように柵で保護されていて花は既に終わっていた)を見たり
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ようやく1合目の遥拝所に帰着した。
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無事に下山して拝殿へお礼に行くと 丁度巫女さんがお賽銭の回収をされていたので
なんかまずいものに出くわしたようで、そのまま退出した。
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別の鳥居門から退出する。こちらは車の進入路のようだ。
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神社の無料駐車場に帰着した。中禅寺湖に面しているのでしばらく湖を眺めて過ごした。
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実際に歩いた記録。
8時にスタートして 15時に帰着。山頂で30分の昼食。6時間半の歩きだった。登り3時間半、下り3時間。
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高度と距離の記録。歩行距離は9キロ弱と短かったが、標高差は軽く千メートルを越えていた。
1200mもあったので、かなりタフなコースだった。
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次は 赤城山へ続く
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6-5. 赤城山  9月15日


5.赤城山 その1
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ビジターセンターに8時過ぎに着いたけど、まだしまっていたので地図を貰ったり道が聞けなかった。
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まず大洞地区へ行こうと思った。赤城といえば国定忠治。彼の像があるらしいので見たかった。
センター前の三叉路を元来た道へ引き返す。
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大桐地区への入口が分からず 道を行ったりきたりしていたら、民家の中から人が出て来た。
背後から「どちらへ行きたいのですか」と声がしたので振り向くと、なんと金髪で
青い眼の女性が立っていた。びっくりしたけど「大洞地区の忠治の像を見たいのです」
というと 「この家の横の狭い道を進んでください」と仰ったので 厚くお礼を言って分かれた。
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大洞地区のメインストリートだ。みやげ物屋とか旅館が立ち並んでいる。
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その奥の広場に国定忠治の像はあった。沢山お賽銭が置いてあった。
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続いて大沼の湖岸の国道を歩いて 「赤城神社」へ向う。あの赤い橋がそのようだ。
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正面の鳥居を潜る。
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境内の拝殿へ進み、山の安全を祈願する。
神社の由緒書きの看板が無いので たまたま通りかかった巫女さんに聞く。

すると社務所から 神社の由緒書きを持ってきて頂いた。それを見てびっくり仰天。
なんと出雲王家の宇佐分家「宗像家」の豊玉姫(魏書にヒミコと書かれた2番目の姫巫女)
とイ二エ王(記紀では崇神と書かれた)との間の皇子「豊来入彦」が祭神なのだ。

※詳しくは別のブログ「古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて」に載せます
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神社を出て再び国道を北へ歩くと分岐点に「黒檜山登山口」があった。

その前に神社の境内に居た参拝客の方に「赤城山登山口」を尋ねたら
大笑いされた。このあたりの山は皆赤城山というらしい。
私が今から登ろうとする山は「黒檜山(くろびさん)」というのだそうだ。
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登山口は国道に面していてすぐに分かった。
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いきなりゴロタ石と熊笹の藪がお出迎えだ。
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凄い登山道だ。いや道ではなく、崩れたゴロタ石の斜面を獣道のように歩いていく。
所々の赤いテープが道の目印だ。
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最初の尾根に出た。大沼が見える。
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尾根を形成しているゴロタ石の間を 今度も注意深く歩いて登る。
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二つ目の尾根に到達した。先程より大沼が上から見下ろせる。
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猫石と書いてあるがどれが猫なのか分からない。
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なおもゴロタ石の道は続く。
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3回目の尾根に出た。かなり高いところから大沼を見下ろせる。
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ここに来てようやく山頂らしきピークが見えてきた。
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なおも ゴロタ石は続く。
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しばらく行くとようやくゴロタ石は終わり、笹薮になった。勾配も緩やかだ。
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分岐標識がある。山頂から一度ここへ戻って来たから 次の駒ケ岳へ進むらしい。
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着いた。赤城山のサミット、黒檜山頂上だ。しかし展望場所はさらに進むらしい。
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赤城山その2へ続く
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5.赤城山 その2
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山頂から茨く行くと展望場所に着いたが、雲が取れない。
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すぐ周りの山でさえ良く見えない。まして遠くの山は無理だ。
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何時までたっても雲は取れないので、次へ向う事にした。
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よく晴れていたら こんなに周りの山々が見えるそうだ。残念なり。
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駒ケ岳へ向う途中に鳥居と祠があった。黒檜山大神と書いてあった。
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今までのゴロタ石道と違い、道はよく整備されている。
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時折 雲の中から駒ケ岳と思われる山が顔を覗かせる。
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広場に出た。広い笹の原だ。
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駒ケ岳を見ながら歩く。
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駒ケ岳はすぐそこだ。道はとてもよく整備されていて歩くのが楽しい。
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最後の登りもきれいな階段だ。黒檜山登山道が嘘のようだ。
しかしあれはあれで ゴロタ石が道の崩壊を防いでくれているのだろう。
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駒ケ岳のサミットに到着したとたん雲が流れて来た。全く回りは見えない。
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雲の中で ハーモニカの演奏をしている人が居る。周りに人が集まっている。
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駒ケ岳の道は 下りもとてもよく整備されている。鉄階段や
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木製階段や
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石畳の道もありびっくりだ。
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湖岸の国道に出て来た。
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覚満淵を抜けて ビジターセンターに向う。
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この覚満淵と言うのは 湿地帯で 小尾瀬と呼ばれているらしい。
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ビジターセンターでは 食堂があり丁度お昼なので「赤城ラーメン」なるものを頂いた。
時間があるので 午後からは榛名山へ向う事にした。

畑の中を走っていると 黒檜山とその右に駒ケ岳が見えていた。
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実際に歩いた記録。
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歩いた距離と高度の記録
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次は榛名山へ
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9-6. 榛名山  9月15日


6.榛名山
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ビジターセンターに駐車した。すぐ横に榛名山が見える。
標高は1400mだそうだが、このあたりは高原で既に1100メートルある。
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駐車場をうろうろ歩いていたら登山口はすぐに見つかった。
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沢山の人が歩くのだろう。ふみ後はしっかり着いていて、ビニール紐が所々に巻いてあり迷う事は無い。
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歩き始めて30分ほどで建物が見えてきた。
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中学生らしき団体が遠足で来ていた。
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富士山神社と書いてある。誰が祀られているのか見ると なんと「此花咲くや姫」とある。
イクメ大王の母君の阿多津姫なのだ。驚いた。
※ 詳しくは別ブログに載せます。
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そこからさらに階段を上る。
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山頂にも富士山神社があった。
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午前中に多かった雲はすっかり取れているが、近くの山しか見えない。
よく晴れていれば 赤城山(黒檜山)はもちろん、白根山、武尊山、谷川岳が見えると看板に書いてある。
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ロープウエー山頂駅に降りてきた。
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榛名湖が光っている。
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こちら側も近くの山しか見えない。よく晴れていれば浅間山が正面に見えるそうだ。残念なり。
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下りはたまたま発射ベルの鳴っていたロープウエーに飛び乗った。420円なり。
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あっという間に山を降りた。駅から見上げた榛名山だ。
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榛名湖の反対側から見た榛名山。形が富士山に似ているので榛名富士とも呼ばれるそうだ。
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山道で咲いていた「黄花秋桐」
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こちらは山薄荷(やまはっか)。ハッカはミントの和名。紫蘇科の植物だ。
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釣鐘ニンジン、こちらは岩沙参と違い背が高い。
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実際に歩いた記録。
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高度と距離の記録。高度300mは私が松江市で生活しているときに毎日散歩がてらに歩く嵩山とおんなじだ。
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次は 「尾瀬、日光、上州の風景」 へ
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9-7. 尾瀬、日光、上州の風景

7.尾瀬、日光、上州の山旅で見かけた風景
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尾瀬
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今回の山旅の基地となった「尾瀬高原ホテル」の玄関風景。
「夏が来れば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空」と垂れ幕が玄関に張ってある。
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大量の山関係の服や装備やパソコンなどを置きっぱなしにした部屋。
部屋にはバストイレ、洗面質が付いていて、料金は11000円。民宿でも8500円はするので、
値段の割には非常によいホテルだった。それと無線ランはホテルロビーのみで使用できるのだが
私の部屋はロビーの近くだったので 部屋でも無線ランが使えてよかった。

それとこのホテルのよいところは 朝食は普通どこでも朝7時だが、ここは朝五時45分
から食べられるので 山歩きにはとても助かった。六時半には出発できるので 行動範囲がぐっと広がった。
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尾瀬への南からの玄関口 鳩待峠。
鳩待峠には食堂や山小屋、山岳救助隊のベースなどがあり、とてもにぎわっていた。

このほか尾瀬へは北東から沼山峠、北からは御池
から燧ケ岳超えにも尾瀬へ入れる。しかし当初計画では 御池に泊まり燧ケ岳超えで
尾瀬に入り、沼山峠へ出てバスで御池に帰る計画だった。
しかし直前の豪雨で 受戒ラインが崩れ御池へは直接入れず、沼山峠へのバスも林道崩壊で運休、さらに
燧ケ岳から尾瀬沼ビジターセンターへの山道も閉鎖という事で 鳩待峠から尾瀬へ入った。
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尾瀬の湿原地帯の沼には 羊草の白い花があちこちで 満開だった。
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尾瀬の散策を楽しむイタリアからのカップル。とても楽しそうだった。
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日光白根山
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日光白根山への玄関口のひとつ「丸沼高原ロープウエー」山頂駅を降りると 自然散策路が整備されていた。
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全部回ると二時間程度のコースらしい。冬のスノーシュートレッキングも盛んらしく、
コースのあちこちに頭上三メートルくらいのところに案内標識があちこちにかけてあった。
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自然観察散策路にはあちこちに 植物の説明看板があり、季節の花の名前をいろいろ教えてくれる。
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日光
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雲のたなびく中禅寺湖、ここは標高が1200mあるので、高原気候だ。平地が晴れていてもここは
雲に覆われることもあるだろう。
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戦場ヶ原の展望デッキからは 湿原地帯が見渡せるが、湿地帯の中へは入れない。
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見渡す限りの湿地帯(というより、草原にしか見えない)が広がる。

戦場ヶ原とは 戦国時代の合戦場と思い込んでいたが、違うようだ。
男体山の大蛇と赤木山の大ムカデがこの地で死闘を繰り広げたという神話に基づくものらしい。

当麻のケハヤとノミの宿祢の相撲話のような ばかばかしい作り話の類だろう。
関東地方はほとんどいずも系豪族により開拓されてきた。
それと土着の豪族との争いの話だろう。
※詳しくは別ブログ「古代出雲王朝ゆかりの地を訪ねて」で取り上げようと思います。
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こちらは湯の湖の湯滝レストハウスへ向かう遊歩道だ。
たくさんの中学生が歩いていった。
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戦場ヶ原から眺める「日光白根山」の頂は 雲に巻かれたままだった。
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湯の湖も先ほどの中禅寺湖と同じく 雲が流れていた。
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赤城山
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赤城山ふもとの大沼の大洞地区は旅館お土産物やが立ち並ぶ一角だ。
この町の中に「国定忠治」の記念碑が建っている。
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大洞地区の大沼にはボートが並べられて、観光客を待っている。
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大沼の向こうには 雲が途切れたときに地蔵岳が見えた。
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大沼の湖岸からこの赤い橋を渡れば「赤城神社」だ。立派な神社だった。
この神社の由来に着いても「古代伊豆も王朝ゆかりの地を訪ねて」に載せます。
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大沼の端の覚満淵も湿地帯で有名らしい。大きな沼の周りの遊歩道をたくさんの人が歩いていた。
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榛名山
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榛名山の足元には榛名湖が広がる。高原の美しい湖だ。
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湖に面して榛名山のふもとは榛名湖公園となっていて、観光施設があり観光客を待っている。
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榛名山へ登るロープウエーもあり、たくさんの観光客でにぎわう。
公園から見上げる榛名山はきれいな富士山型だ。
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馬に乗り 公園をぐるっと一周する観光施設もあり、みなさん楽しそうだ。
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榛名湖には観光用のレジャーボートもたくさんあるがこちらは暇そうだった。
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榛名山と反対側の榛名湖湖畔には宿屋、土産物屋が並んでいる。
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その商店街には コスモスの花が風に揺れていた。
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風に揺れるコスモスの花と、榛名湖と、榛名山。
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その商店街からさらに峠を越えて進むと、榛名神社がある。
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この神社はもともとお寺だったそうで、作りも雰囲気もお寺だ。
明治維新の政府が あのばかげた「神仏分離令」なるものを出したため
あわてて神社にしたというかんじだ。祭神を見てもワケがわからない。
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という事で尾瀬日光常習の風景を終わります。
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