今日からいよいよ九州の登山が始まります。南の端「開聞岳」です。
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かいもん山麓ふれあい公園の駐車場に車を止めて歩き出しました。
今回はこのコースの通りに歩きました。
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昨夜の宿「道の駅いぶすき」から池田湖を通ると開聞岳が正面に見えます。
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かいもん山麓公園はきれいに整備されています。
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登山口です。
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登山道は、南国らしい熱帯林のような樹林帯を抜けていきます。
もう蝉が鳴いているのにはびっくりです。
「開聞や 蝉鳴きわたり 夏ちかし」
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五合目を過ぎました。
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2時間近く登るとこのはしごが現れました。9合目付近です。
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9合目です。あと400mです。
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いよいよ山頂間近です。樹林帯を抜け出たあと、登山道は螺旋形を描くので、
下界の景色は 歩いているうちに どんどん変わります。
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山頂です(924m)。約2時間半の登りでした。
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残念ながら急に雲が出てきて下は見えにくくなりました。
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足元の池田湖でしょうか。
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山頂には神社もありました。御嶽神社です。安全を祈念して下山開始です。
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昨夜開聞岳の写真を撮った、有名撮影スポット「長崎鼻」もみえますが、急に雲が出て、
雨がパラパラッときました。
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山道のあちこちに「丘タツナミソウ」がさいていました。
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下山して駐車場に着き、着替えていると 隣に駐車した車から同年輩の女性が出てきて
「登って下りるのに どのくらい時間がかかるのか」と聞いてこられました。
夫婦二人で車中泊しながら 旅行してきて、今日は 旦那が一人で開聞岳に登り、
自分は洗濯を済ませ、することが無く とても退屈だ といろいろ話しかけてこられました。
旦那は出かけたばかりだと言うので、この調子だと 夕方まで話し相手されられると
危険を察知し そうそうに出発して 景色のいい場所でお昼ご飯としました。
今夜の宿「霧島温泉郷」へ出発です。
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鹿児島市内からは どこからでも良く見える 桜島です。
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海沿いに鹿児島市を抜けたあたりに、奇妙な(失礼)うどんやさんを見つけました。
増築に次ぐ増築と言う感じの建物で、近くの人に聞くと 地元では有名な うどん屋さんだそうです。
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その隣には、黒酢屋さんの壷がずらりと並べられていて、これも圧巻でした。
しばし見とれた後、いざ霧島温泉へ。
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1-3 高千穂連峰縦走 (1700m) 6月1日
今日は 南九州の屋根と言われる。霧島連峰をいよいよ縦走します。
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ブルーのラインが縦走したコースです。結果的に新燃岳の直下と思われる地点に迷い込み、
なんとか引き返しました。
下山してから聞いたのですが、新燃岳にはもちろんのこと、噴火の影響で獅子戸岳から
新湯温泉への下山道も閉鎖されているとのことでした。
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えびの高原登山口です。ミヤマキリシマは満開です。惜しむらくは天気ですが、
こればかりはどうしようもありません。
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満開の花を眺めながら、登っていきます。遠くの丘は、黄色く禿げていて硫黄の
影響なのでしょうか。
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暫く歩くと、先行者に追いつきました。このグループは、本格的に雨具を着たところだそうです。
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それから暫く歩くと、すぐに霧島連峰の主峰 韓国岳(からくにだけ)1700mに到着しました。
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そこから縦走を開始します。あちこちにミヤマキリシマが咲いています。
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縦走路の間違いではないのかと思うほど、一気に高度を下げてどんどん下っていきます。
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一気に400mほど下ったようです。それから暫くは緩やかに上ります。
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案内図では、韓国岳から獅子戸岳(ししこだけ)まで70分とありますが、実際は90分を超えました。
雨でぬかるんだ急斜面を下るのが大変です。
ここは獅子戸岳山頂1429メートルです。
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引き続き新燃岳へ縦走しようと歩き出しました。
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ところが「新燃岳は噴火のため危険なので入山禁止です」と看板がたっていました。
この付近でどうするか考えていたら、3人連れのグループと出会いました。
そのうちの一人が大阪府和泉市から来られた、川合さんでこのあと一週間の山旅を
ご一緒することになるとは、この時点では思いませんでした。
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それでもちょっとだけと自分に 言い訳をしながら進むと、分岐です。
「直進は大幡山、右折は新燃岳、新湯温泉」とあり、いくら地図とにらめっこしても、
自分がどこに居るのか 分かりません。
とにかく右折して、進みました。
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案の定トラロープで、通行止めのバリケードです。直進は新湯温泉、左折れが新燃岳と
見当をつけて、もう少し進むことにしました。
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暫く進むと、ミヤマキリシマの群生地にでました。ふみ後も次第に不明瞭になり、しかも
雲が渦巻いていて、前後左右同じ景色なので、これは危ない、迷ったら帰れなくなると、
縦走を断念して引き返しました。
案内図では、獅子戸岳から新燃岳まで30分とありますが、もう1時間半近く歩いています。
雲が渦巻いていて、新燃岳の噴火らしきものはまるで分かりません。
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もと来た道をそのまま引き返すことが出来ました。やれやれ、駐車場が見えてきたと思ったら、
空は晴れていました。なんか変な天気です。
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車で新湯温泉へ行ってみました。ひっそりとした秘湯と言う感じですが、左横の新燃岳への
登山道は、「噴火のため閉鎖する」とあり、バリケードで封鎖されていました。
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結局9時間近い縦走でも、新燃岳には近づけず、雲の中にミヤマキリシマの咲いた姿を堪能しました。
駐車場のおじさんに、私が道に迷ったことを言うと「獅子戸岳からどうやら大幡山、
大幡池のほうに歩いたようだ。その途中で分岐したと思われる。しかし新燃岳は、
毒ガスも噴出しているので、近づいたらいけんよ」としかられました。
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九州に着て始めての縦走は、雲の中での山歩きとなりました。
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1-4 暴風雨の高千穂峰(1.574m) 6月2日
高千穂河原駐車場では、曇り空でした。前日は雨でしたので、念のためにレインウェアーを
着てスタートしました。結果的には これが大正解でした。
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登山案内図です。青いラインが歩いたコースで、高千穂河原から高千穂峰まで行き、
更に縦走して二子石までいく予定でした。
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天孫降臨斎場です。なんと読むのでしょうか?
(熊野本宮大社では「斎場(ゆどの)」 沖縄では 「斎場(セイファー)」と呼ばれていましたが)
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登山道に鹿がいました。えびの高原でも跳ねていました。
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登るにつれてミヤマキリシマがきれいに咲いています。
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満開に近いのですが、天気がよければもっときれいのに。
天気には勝てません。
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道も次第に急坂になってきました。
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火山岩のガレ道です。
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尾根に出たあたりから、風雨が急に強くなりました。
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雲で周りの様子が良く分かりませんが、たぶん御鉢の淵なのでしょう。風速40メートル
前後と思われる強風(沖縄ではもっと強い台風に何回か遭遇しましたが)が左から吹き付けて
、息も出来ないほどです。
腰を落として低い姿勢で、両手のストックで体を支えながら全身することにしました。
幸い尾根道の幅は広く、4メートル前後あります。
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お鉢を抜けると、嘘のように風と雨はおさまり、静寂の中雲が静かに流れていきます。ここが山頂のようです。
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鳥居の向うに、小さな祠もありました。背後には避難小屋があります。
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鳥居です。ここで無事下山をお願いしました。
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やがて、登山者がやってきました。聞くと「ほとんどの登山者はお鉢の淵で強風のため、
引き返した」とのことです。私が「更に縦走をする」と言うと、「これから先は 道も悪く
天気も悪いのでやめたほうがよい」と忠告されたので 地元の方の忠告に素直に従うことにしました。
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帰路にお鉢に差し掛かると、前にもまして強風と雨。慎重に通過しました。
お鉢を過ぎると嘘のように、風と雨はおさまっています。不思議な場所でした。
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下山して、反対方向の「中岳」へ登ろうかと思いましたが、どうせ雲の中何も見えないと思い、
中止して阿蘇へ向かうこととしました。
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大浪池登山口に差し掛かると、青空ではありませんか。駐車場に車を入れてあわてて上り始めました。
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駐車場からは、30分ほどで大浪池に到着しますが、来てみるとここも一面の雲が流れて 何も見えません。
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大浪池のほうを いくら見ても雲しか見えませんでした。
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駐車場に戻ると、またしても青空です。ここも 不思議な場所でした。
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今夜の宿「道の駅阿蘇」へ向かいます。
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1-5 阿蘇高岳(1.592m) 6月3日
霧島連峰で天気に恵まれず、暴風雨の中、縦走しましたが、6月2日の高千穂峰のあと
移動した、熊本県はからりと晴れほっとしました。
「道の駅阿蘇」はで着たばかりの新しい施設でとても気に入り 結局2泊しました。
あくる3日に、阿蘇高岳に上りましたが 阿蘇登山口のうち、仙酔峡から登りました。
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阿蘇高岳の登山案内図です。この図のとおりに仙酔尾根を登り ロープウェイ 横の遊歩道で下山しました。
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仙酔峡に登る山道で 駐車場すぐ下のお寺です。日本では珍しい「ストゥーパ」(仏舎利塔)があったので、
写真を撮りました。後ろに高岳が見えています。
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昨日、一昨日と一緒だった大阪府和泉市から来られた川合さんとこの日も一緒に上ります。
ここが高岳仙酔尾根の登山口です。
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下から見ると、尾根はかなり急ですが、とりあえず登ってみることにしました。
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はじめから、かなり急ですが石が溶岩で固められているので、逆に歩きやすく感じました。
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前を行くグループにすぐに追いつき、抜かせてもらいました。
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登るにつれて、次第に急勾配になるのが 分かります。
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追い越させてもらったグループです。半分近くが女性のパーティーでした。
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すぐに別のグループに追いつきました。またしても追い越させていただきました。
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上りながら左手の尾根(高岳北尾根と言うと思います)で、前々日滑落事故があり、
一人亡くなられたと聞きました。(昨夜入った地元のお風呂屋さんでおじいさんに聞きました)
その現場検証が行われていました。白い服の二人組みが見えます。
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やがて、噴煙が見えてきました。
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右手のロープウェーは休止中です。ロープを支える橋脚はガスでさびて鉄筋が露出し、
割裂してぼろぼろです。
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尾根道に出て休憩していると、富山県から登りに来た方に「天狗の舞台」という岩場
につれていってもらいました。このアングルで、真っ赤に咲いたミヤマキリシマの向うに
見える天狗の舞台岩が 有名な写真スポットだそうです。
その方は、学生時代は山岳部で 休みのたびに日本アルプスを縦走していたそうです。
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高岳山頂(1592m)です。中岳のほうに噴煙が見えています。
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中岳へ縦走を始めると、一瞬 雲が流れてきました。
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正面に見える中岳へ、たくさんの人が歩いています。
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中岳山頂です。(1506m)
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更に縦走を続けますが、火口は見えません。
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縦走を続けます。アップダウンが少なくとても歩きやすい道ですが、周りの景色は荒涼としています。
馬の背のやせ尾根と言われる付近です。
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噴煙を上げていない火口も見えます。
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結局このコースからは、噴煙を上げている火口は覗けないのが分かりました。
「火口西口」と呼ばれる西側のロープウェーから見えるらしいです。
正面に 見えている下山道で下りました。所々に見えているコンクリートの箱は噴火の時の退避小屋です。
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下山中に、登りの仙酔尾根を見上げると、とても急坂なのが良く分かります。
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阿蘇神社は立派なお社でした。旅の安全を祈願しました。
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「道の駅阿蘇」の夜の風景です。植木がたくさんあり、しかもライトアップされていて
とてもきれいで、設備も新しくてきれいで、2泊しました。
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あくる日に、久住連山へ向かう途中に山並みハイウェイから降り返った阿蘇高岳です。
左側のギザギザ山は根子岳です。
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1-6 久住連山 (1.786m) 6月4日
道の駅阿蘇から、今日の目的地 ミヤマキリシマの名所久住連山へ向かいます。
8時前に「牧ノ戸峠」に着いたのですが、2〜3百台は入る大きな駐車場は大型バスをはじめ、
たくさんの車で ほぼ満車でびっくりしました。
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山並みハイウェイの風景です。ゴルフ場のようですねえ。
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このような風景が、続きます。
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牧ノ戸峠公共駐車場はほぼ満車、危ないところでした。
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今回歩いたコースです。(青いライン) 久住山から星生山(ほっしょさん)を回って降りました。
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牧ノ戸峠登山口です。ここは標高1330メートルと書いてあり、久住山まで
ほんの400メートルほどの登りなので、ツアーバスが多いのだそうです。
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暫くは樹林帯の中です。
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突然丸坊主の山になりました。周りの1700メートルを超えるいくつかの山々もみな坊主です。
徳島の「剣山」「次郎笈」あたりと似ています。
正面は久住連山最高峰の「中岳」(1791m)です。
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噴煙の右側に、坊が鶴へ向かう道と、縦走者の姿が見えます。
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久住山山頂へは、特に危険な箇所もなく、簡単にたどり着けました。(1787m) ツアーバスが多いはずです。
スニーカーの人が多いのにも、びっくりです。
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このあたりの山は、全て坊主頭でしかも 道がはっきりと見えるので、まるで公園のようです。
(しかし雲や霧に巻かれると怖いだろうなあと思います)
星生山(1762m)の向うに噴煙が見えます。
お弁当の後、星生山(ほっしょさん)へ向かいます。
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振り返ると久住山が見えます。その下は有料トイレです。(100円)
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次第に噴煙が近づいてきます。
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星生山山頂です(1762m)。久住山とほとんど同じ高さです。
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尾根道を縦走しながら、下へ向かいます。ところどころにミヤマキリシマがさいていますが、
全体的には2部咲きか3部咲き程度で、10日遅れだそうです。
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硫黄岳の噴煙です。硫黄の強烈な匂いが流れてきます。
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もと歩いてきた道に出ましたが、上から見ると箱庭のようです。
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所々に池も見えました。
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沓掛山を超えるときに少し渋滞していました。
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久住山にもたくさん、イワカガミがさいていました。
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ハルリンドウも咲いていました。
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牧ノ戸峠まで下りてきたら、車が駐車場からはみ出て、道路にあふれていました。正面は黒岩山(1503m)です。
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再び山並みハイウェイを走り、今日の宿「道の駅湯布院」へ向かいます。
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湯布岳は湯布院の町からとてもよく見えて、登りたくなるような外観です。
由布院の道の駅で、一泊した後、湯布岳に登りました。
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由布院の駅です。赤い、かわいい電車が止まっていました。構内の観光案内所で、
お風呂屋さんと、食べ物屋さん、湯布岳の情報を教えてもらいました。
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駅舎から見ると、正面に湯布岳がそびえています。予定を変更して、湯布岳に 急に登りたくなりました。
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観光案内のパンフレットです。登り2時間半と書いてあります。
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教えてもらったお風呂屋さん(もちろん温泉です)で、久住山の疲れを癒し
和風レストラン「ねんりん」で久々においしい料理をいただきました。
道の駅「湯布院」で車中泊し、翌日湯布岳に登りました。
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6月5日土曜日は快晴です。たくさんの人が登山に来ています。
無料駐車場は8時前に既に満車。向かいの有料駐車場に停めました。
(下山してみたら、この広い有料駐車場も満車で道路にたくさん車があふれていました)
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1時間ほど登ると、樹林帯を抜け出して、見晴らしの良い、気持ちのいい道になります。遠く久住連山も見えます。
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2時間ほどで、西峯、東峰分岐の「マタエ」に到着しました。
東峰は、比較的安全に登れるようで、すごい渋滞です。西峯は岩場の連続で
鎖場が続いているのが分かります。空いているので西峰に向かいました。
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西峯に上りながら東峰を見ると、たくさんの人が東峰に行列を作りながら
登っているのが見えます。
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とはいえ、西峰も鎖場の連続なので、そう簡単には登れません。鎖に取り付く
順番待ちが続きます。
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山頂です。(1584m)「マタエから15分で山頂」とパンフレットに書いてありましたが、
実際には30分かかりました。鎖場の順番待ちでなかなか、登れないからです。
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休憩もそこそこに、早々に引き上げます。下山時の渋滞が気になったからです。
しかしとき遅く、大量の団体さんが登ってくるので、なかなか下りれません。
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すぐそこに、マタエの合流点が見えていますが、鎖の順番がなかなか回ってきません。
東峰に登ると、さらに渋滞がひどくなりそうなので、東峰は断念して下山することにしました。
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麓まで下りると、さらにたくさんの人が、登っています。さすがに人気の山です。
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火曜日からずっとご一緒させていただいた、和泉市の川合さんとお別れし、国東半島へ向かいました。
途中で振り返ると、湯布岳がきれいに見えました。
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1-8 国東半島六郷満山 (500m) 6月5日午後
九州最後の日の午後は、大分県国東半島の山岳修験道で有名な「六郷満山」のうち
いくつかを訪ねてみることにしました。
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国東半島は、とても大きくて広く わずか半日で見れたのは「熊野摩崖仏」と
「天念寺の無明橋」の二箇所だけでした。
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最初に「熊野摩崖仏」へ行きました。長い石段を登ります。
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石段を登りきると、突然摩崖仏に出会います。大きな二体は、大日如来と不動明王です。
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こちらが不動明王です。普通は怒りの形相ですが、このお不動さんは柔和なお顔です。
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石段の一番下には「胎蔵寺」があり、そこにもお不動さんの石像があります。
この寺は六郷満山の拠点のひとつだそうです。
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「よう来たと、汗をねぎらう、摩崖仏」と言う 句碑がありました。
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胎蔵寺から天念寺へ向かう途中、きれいな棚田で田植えが行われていました。
あまりにもきれいなので、暫く見とれていました。
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天念寺の駐車場から、有名な「無明橋」が崖の上に小さく見えます。
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登山道入り口には、「この先非常に危険なので、一般の人は入ったらいけんよ」と書いて
ありましたが、自己責任で入らせてもらうことにしました。
上の岩場には鎖が取り付けられていました。狭くて、とても危険です。
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やっと岩場の尾根に出てきました。「無明橋」はそのピーク岩のすぐ向うです。
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「無明橋」は心に迷いがあったり、気持ちに迷いがあれば 怖くて渡れないといわれています。
石橋の幅は1メートル弱で、すぐ下は数十メートルの谷底です。
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慎重に慎重に。
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天念寺から、海岸へ向かう途中に温泉があったので、ゆっくり湯に浸かっていたら、日が傾いていました。
海岸には「道の駅国見」と言う施設があり、ビーチに面したとてもきれいな施設で気に入りました。
ここでしばし休憩の後に、大阪へ向かって出発しました。
さらば、九州の山々。
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2. 九州山旅 2011 初夏
2-1 大阪から高千穂へ
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6月5日 大阪府河内長野市の自宅を、午前6時に出発。
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関門海峡を行く、巡視艇。今日は曇り空だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
熊本インターで降りて、国道57、325号で南阿蘇を通過。
以前から行きたかった 南阿蘇の「一心行の大桜」に立ち寄る。
この看板が正面にあった。
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若葉茂る大桜。来年チャンスがあれば来よう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
高千穂町に入ると「トンネルの駅」なる施設があり、焼酎の貯蔵施設らしい。
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高千穂の有名な「高千穂峡」(タカチホ ゴルジュと英語看板もあった)
しかしこんなきれいな景色は、ほんのわずかの距離しか続かない。がっかり。
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見上げると橋が3本交差していた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
続いて 高千穂神社に参拝。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
天の真名井(あまのまない)も見学。天孫降臨のときこの世には水が
無かったので、ここに水を湧かせたのだそうな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
続いて 櫛フル神社にも参拝した。
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ここは以前からぜひ入ってみたかった場所である。
「筑紫の国、日向の、タカチホの、クシフル峰」と神主の祝詞にしばしば
でてくるから、どんなところなのか、興味を抱き続けていた。
元来この神社はなくて、御神体が 背後のクシフル峰だったらしいのだが
江戸時代に、領主がどうしても社がほしくて建てたのだとか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今夜は、予定通り 道の駅「高千穂」で宿泊。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここには「観光案内所もあり、あちこちの登山ルートも教えてもらった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2-2 諸塚山、二上山 (1341m) 6月6日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
諸塚山に登るべく、六峰街道(ろっぽかいどう)へ入る。六峰街道は六つの
山をつなぐ山岳林道である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
六峰街道からの朝景色。高千穂の町は雲の中。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
諸塚山登山口には、鳥居がある。
この山にも「天孫降臨」伝説があるとか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
諸塚山山頂(標高1342m)までは40分で登れた。
残念ながら見通しは利かず、直ちに下山。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
二上山は天孫降臨伝説の山。登山口にも説明看板がある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
山道を登っていくと、中腹の岩の下に神社が。
道は更に上へと続く。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
岩肌を縫うような階段が続く。景色はとてもいい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
二上山山神社はまだ上だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
二上山山神社の更に上に道は続く。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
二上山山頂(標高1200m)は見通しがきかない。隣の東峰も同様だ。
直ちに引き上げて、高千穂町内から 北へ向かう。明日の予定の祖母山
登山口の尾平を下見に行くためだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
天岩戸神社の前を通る。アマテラスさんの像が迎えてくれる。
この方が皇室の祖といわれるアマテラスさんなのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ついでに、天の岩戸神社も見学。
この奥に天岩戸(あまのいわと)があるらしい。
神聖な場所らしく、見学は不可である。
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天の安河原宮まで歩いていった。
天岩戸に隠れたアマテラスさんを如何ににして外界へひっぱりだすか、
ここの岩屋で神々が集まって 相談したらしい。
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岩屋の奥から 外を眺める。
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しかし天孫つまりアマテラスさんの孫のニニギが神様として始めて高千穂に
降り立ったというのに、それ以前になんでアマテラスが隠れたという天岩戸が
ここにあるのだろう。矛盾だらけで、なんか嘘っぽい話だが、まあ昔話だ。
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祖母山登山口の尾平を見た後、二つ岳(ふたつだけ)を歩くつもりで
二つ岳林道へ入る。
この棚田は、その林道入り口にあり、とてもきれいだ。
ちょうど田植えをしておられた。
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ここから二つ岳林道へ入る。
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とても狭いくて荒削りな林道だ。どうにもこうにも、林道が狭すぎて
走りづらい。側面の岩に擦りそうだ。地図で見ると歩くには遠い。
もう5時を廻っているので、あきらめて引き返す。
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今夜も道の駅高千穂泊。ここはトイレもきれいで廻りも静かだ。
コンビニもファミレスも近くにあり、便利だ。この写真は道の駅近くの風景です。
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2-3 祖母山 (1756m) 6月7日
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前日に高千穂町から山越えして登山口の尾平(おびら)まで下見に行った。
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尾平越えトンネルを豊後大野へ出たところから見た祖母山。
しかし、ここから道は急激に下り、谷底の尾平登山口があり、あとで
調べると尾平の標高は600メートル。つまり尾平から登ると1.150メートルを
登ることになる。気合を入れてから、高千穂に引き返す。
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しかし、6月7日は未明からかなりの雨。高千穂から尾平まで行くのも大変だ。
道の駅高千穂の観光案内所で聞くと、高千穂町にも登山口があるという。
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高千穂町にある、祖母山登山口の北谷は標高1.100mあり、比較的簡単に
登れそうだという情報を道の駅高千穂にて入手。
道の駅で一緒になった名古屋から来られた方と、相談の結果 雨の中を
二人で一緒に登ることにした。
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高千穂町北谷の登山口は、林道をかなり走る。そのおかげで
標高は1100メートルと、あと550メートル登るだけだ。強い雨の中では
短いコースのほうがありがたい。
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登りは千間平コースで登る。歩き始めてしばらくすると千間平に到着。
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同行の名古屋の方としばし休憩。ここらあたりから、道はかなり険しくなる。
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更に歩くと 三県境界だ。大分、熊本、宮崎の三県境界だ。
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国見峠に来た。ここで北からの神原コースと合流する。
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国見峠のお地蔵さんが、雨の中で歓迎してくれる。
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降り続く雨の中、更に険しい道をのぼりようやく山頂到着。
歩き始めて 約2時間かかった。
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しかし あいにくの雨で、残念ながら周りは何も見えない。
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山頂には祠がいくつかありました。
軽く食事を取り、直ちに下山。今度は風穴コースを下る。
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降り始めの風穴コースは、岩肌が多い。道も険しいが、ロープがあちこちに
フィックスしてあり、安全に下れる。
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風穴に到着しました。
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風穴へ降りる。もちろん梯子がかけてあり、安全だ。
間違えて穴のそこへ降りたけど、途中から外へ抜ける道がある。
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風穴を出てから かなり激しく降りしきる雨の中をひたすら下山します。
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風穴コースをどんどん下るとやがて、林道へ出た。駐車場までもう少しだ。
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雨は強く降り続いている。回りの景色はほとんど見えなかったが、雨の中
二人で歩いたので、安全に歩けました。
登山口の東屋の中でわれわれを待っていてくださった奥様に 熱いコーヒーを入れていただきました。ここで名古屋から来たおじさんと
握手して分かれた。寡黙な方で、またどこかで会いたいとおっしゃっていた。
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2-4 涌蓋山 (わいたさん 1500m) 6月8日
涌蓋山 (わいたさん 1.500m)
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筋湯温泉街奥の ひぜん湯駐車場(料金300円)から赤いラインで登った。
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ひぜん湯駐車場から橋を渡ると登山口。
向こうの広場には、昔山小屋があったそうだが、数年前の大洪水で管理人
夫婦もろとも、押し流されたそうだ。
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登山口には天狗の像?がたっている。
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しばらくは、牧場の中を登る。
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やがて斜面には、ツツジが現れる。曇り空でしきりに雲が流れる中を登る。
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振り返ると筋湯温泉街と、地熱発電所が、雲の切れ間に見える。
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涌蓋山女岳に到着。降りてこられた御夫婦としばらくお話。
福岡から来られて、私と同じ駐車場に車を止めたとか。
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女岳から男岳を見るとすぐそこに見える。雲がしきりに流れてくる。
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斜面のツツジを見ながら、男岳山頂へ登る。ツツジは少し早いようだ。
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涌蓋山山頂にはたくさんの人がパーティ。
私がぬかるみの道を2時間かけて登ってきたけど、ぬかるんだ道の
足跡は先行の2〜3人のはず。
不思議に思い、その方たちに聞けば、ひぜん湯と反対側に林道が走って
いて、そこからだと1時間程度で来れるらしい。
記念写真のシャッターを押してあげたら、みなでお礼に 食べきれないほどの
お菓子を下さった。
「行橋市登山の会」のみなさん、ありがとうございました。
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涌蓋山山頂には祠もあった。
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下山中、男岳から女岳を見下ろす。しきりに雲が流れる。
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下山中ちょっと寄り道して、途中から気になっていた禿山に向かう。
勝手に牧場の中を歩かせていただく。
すぐそこに見えるが、なかなか近づかない。
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山頂には「みそこぶし山」と書いてあった。
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八丁原地熱発電所がすぐそこに見えて、ゴオーという音も聞こえる。
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みそこぶし山からの下山中、正面に涌蓋山が見える。
右手に筋湯温泉街や、ひぜん湯登山口がある。
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銀色に輝く無線反射板を必ず「左手に見ながら降りて来い」と
ひぜん湯のオバアに、何回も念を押されているので、間違えないように下山。
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涌蓋山で見た山野草の花
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イワカガミ
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春リンドウ
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白スミレ
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黄色スミレ
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三つ葉ツチグリ
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2-5 大船山 (だいせんざん 1.786m) 6月9日
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大船山(1.786m)は久住連山の一部で、久住山と同じ標高だ。
九州に来てはじめての快晴、梅雨の晴れ間だ。
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長者原(ちょうじゃばる)から「坊がつる湿原」を経由して大船山まで往復。
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長者原へ向かう途中の「牧の戸峠」から見た「阿蘇山の噴煙」。
中央の高岳右から盛んに上がっていた。
写真を撮りつつ、隣にいた写真撮りのおじさんに話しかけると、
「こんなにきれいに阿蘇が撮れるのは年に数回」らしい。
その方は阿蘇に惹かれ、横浜から移住したとおっしゃっていた。
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長者原登山口の犬。8時30分にスタート。
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駐車場で知り合った、地元の方二人とともに歩く。
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「雨が池」を通過、たくさんの人だ。
雨が池は文字通り、雨のあとだけ池になる 湿地帯だ。
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更に進み 雨が池越え(峠)から振り返ると、長者原の建物群の向こうに、
昨日歩いた涌蓋山の男岳、女岳が並んでいるのがよく見える。
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やがて行く手に、坊がつる湿原と大船山が見えてきた。
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「坊がつる湿原」に到着。ここもたくさんの人だ。
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湿原では沢小車(さわおぐるま)がお出迎え。
写真を撮っていたら、通りかかった男の方が この花について
説明してくださった。
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沢小車の花。風に揺れてとてもきれいだ。
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やがて分岐点で登山道が 二手に分かれる。私は右の大船山へ。
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尾根の「段原(だんばら)」に到着、山頂はすぐそこに見える。
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山頂へ向かって歩くと、ツツジがたくさん咲いている。満開少し手前か。
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山頂に到着。360度のパノラマだ。ちょうど12時。3時間半かかった。
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一昨日歩いた祖母山が南に見える。
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その少し右側には阿蘇山(根古岳、高岳)。噴火もかすかに見える。
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もちろん久住連山も目の前だ。
去年登った「久住山」「星生山(ほっしょさん)」も目の前だ。
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湿原のはずれに法華院温泉が見えるので帰りに寄ってみよう。
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登ってきたルートもよく見える
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山頂には「御池」もある。
約1時間景色を楽しみ、お弁当を食べてから下山。
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北大船山にも立ち寄る。ここも1700メートルを越えていた。
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帰りに「法華院温泉」へ寄ってみた。なんとも雰囲気のある「標高1300メート
ルの天空の温泉」であった。おじさんたちや、中年夫婦、山ガールで満員だっ
た。(ちなみに今日は休日ではござんせん)
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往路には、人があふれていた「雨が池」も帰路には誰もいない。
ゆっくり景色を楽しみながら歩けた。15時。
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長者原ビジターセンターの駐車場に帰着したのは16時30分。
お昼休み1時間をはさんで 約8時間の歩きだった。
大船山の帰りに平治岳(ひじだけ)をまわって帰ると、11時間の歩きらしい。
帰りの温泉でお話した方(山口から来られた人)に聞いた。
次回はぜひトライしよう。
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2-6 黒岳 (1587m) 6月10日
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雷雨の黒岳(高塚山1587m)
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男池(おいけ)湧水群にある駐車場からスタート。
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雨の登山道を一人で 静かに進む。
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きれいな「破れ傘(ニシノヤマタイミン傘)」の群生に見とれながら歩く。
とても気持ちがいい。雨はまだ小降りである。
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次第に雨が激しくなり、途中で下山する人に何組か出会う。
皆さん「次第に本降りになるので、もう途中から、引き返しました」との事。
ほとんどの方は、黒岳ではなく、ツツジで有名な平治岳を目指していた。
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「ソババッケ」に着いた。雨は相変わらず強い。
ソババッケとは誰も意味が分からないが、地元の方に聞くと
「そば畑」がなまったものらしい。
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雨に霞む平治岳も次第に見えなくなる。
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ますます雨が強く、下山者が多い。この御夫婦も引き返してきたとの事。
ソババッケは池になりつつある。
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やがて 分岐に来る。私は黒岳へ。
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タコのような木を乗り越えて更に進む。
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突然激しい雷雨にかわり、雷が光りだしたので直ちに退却する。
雷さんには以前 真夏の「大峰奥駈道」で死ぬほど痛めつけられたから、
もうこりごりだ。
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車に戻り、しばらく待機していると雨と雷が弱くなったので、男池湧水園地の
遊歩道を散歩することにした。
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整備された遊歩道。
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こんこんと湧き出す男池湧水群。
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岩に絡みついた巨木もあり、圧倒される。
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「名水の滝」まで歩いて引き上げた。
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明日は英彦山の予定なので、移動して「道の駅うきは」へ向かう。
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2-7 激しい雨のため英彦山を中止 そして帰路へ 6月11日
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そして帰路へ
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6月10日の夜は、近づく台風と、前線の影響で「道の駅うきは」で車中泊して
いた車に 一晩中激しい雨がたたきつけ、しかも強風が車体を一晩中
揺すってくれた。
夜が明けても、激しい雨は一向に止まないし、大分県に「大雨洪水警報」
が出たので今日の英彦山登山は、山道崩壊の危険あり、と判断して 登山は
中止して帰路に着くこととした。
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久留米市内で たまたま信号で止まったら、「鯉取りまーしゃんの店」と
書いてある。あの有名な「鯉取りまーシャン」の息子さんがやっている
お店だ。車を止めて写真を撮らせてもらった。感激だ。
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※鯉取りまーシャンは、真冬の筑後川に裸で潜り、冬眠している鯉のそばへ
そっと近づくと、体温に誘われて擦り寄ってくる鯉を、鯉に気づかれないうちに
まーシャンが、両わきの下と両ひざにはさみ更に顎にも挟んでそっと
水から上がり、いっぺんに5匹もの鯉を捕まえたという有名な話である。
北九州の人なら誰でも、知っているのではないだろうか。
私は今は亡き 開高健の本で知った。
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雨に煙る耶馬溪。なかなか雰囲気がある。紅葉の時期に来ようかな。
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この後千円高速道路で 無事に 帰阪した。
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山歩きトップページはこちらです。 http://yochanh.sakura.ne.jp/yamatabi/index.htmlーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3. 九州山旅 2015 春
3-1 はじめに
今回はフェリーに乗って九州へ渡りました。
2010年、2011年に引き続き3度目の九州です。
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大阪南港に着いた。フェリーが見えた。
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チケットを購入して乗船を待つ。ATC,WTCの前が乗り場だ。
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今回はスタンダードタイプの個室が取れた。乗船券込みで26000円なり。JAF会員割引価格だ。
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出向してブッフェディナーを済ませて 甲板に出ると 和歌山市あたりの町の灯が見える。
ちなみにブッフェ料金もうれしい「シルバー価格」で1280円なり。※通常価格は1580円。
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あくる日は良く晴れた。
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別府へ向って一直線だ。正面に山が見える。
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正面の別府の町並みの背後の山が、最初の目的地の「鶴見岳」だろう。
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1.鶴見岳へ
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3-2 鶴見岳 (1375m) 5月26日午前
鶴見岳 その1
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フェリーを降りて、別府の街を通り抜けて、すぐに鶴見岳へ向う。
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前もって別府観光案内のページから取り入れた登山地図。
ロープウエーの駐車場に車を止めて、下山はロープウエーに乗り、別府市の観光収入増加に
寄与しようとしたがいかんせん、駐車場入口は、ゲートが閉まり がちがちに鍵がかけられて
いてどうすることも出来ない。
なにもあそこまでせんでもええのにと思うくらい厳重だ。
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方針転換し、往復歩くことにした。地図を見て登山口へ急ぐ。
どうもここからクルマで上がれるようだが自信が無かったが 地元ナンバーのワゴン車が登っていったので
後を付いていった。
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広い駐車場に出た。
地元のワゴン車の方の隣に止めてその方にお話を聞くと 親切にいろいろと教えていただいた。
このあと登る「万年山」の情報もいろいろと親切に教えていただき、
さきほど非常に嫌な気分にさせられた「別府ロープウエー」の嫌な気分も吹き飛んだ。
大分の人は非常に親切だ。このあと万年山でも実感する。
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登山口である神社へ行くまでに二つの道がある。右は林道と石段、左は神社への車の道らしい。
往路は左の道から行くことにした。
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コンクリート舗装の道をしばらく登っていく。
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すぐに神社に着いた。
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この神社は「御岳権現」と書いてあるが 正式には「火男火売神社(ほのおほのめ)」というらしい。
徐福が最初に和国上陸したときは「火明かり」と名乗り、二度目に筑後平野に上陸したときは
饒速日と名乗り、宗像家市杵島姫との間にもうけた次男をホホデミ(火火出見)と名づけたので
いかにも徐福とその子孫物部家を祀る名前のようだ。
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神社の裏手に登山口がある。
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標識は整備されていて迷うことは無い。
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林道を横切る。
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分岐点があり、ここを過ぎたあたりから急坂となる。
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こういう立派な標識が山頂まで続く。毎年トレイルラン大会でもあるのだろう。
あまり頻繁に出てくるので時にはイラつく。「なんや、まだたったそれだけしか歩いていないのか、がっかり」
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山頂付近に来てはじめてキリシマツツジが現れた。
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広場に出た。正面に恵比寿さんが祭ってある。
さすが、古代出雲王家の分家「宗像家」の地元だなあ。出雲王家の言代主を祭ってあると思ったが
歩いていくと何のことは無い、七福神めぐりだそうだ。さすが徐福の地元だ。
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鶴見岳 その2へ続く
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鶴見岳 その2
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ここは山頂ではないような雰囲気なので、遊歩道を歩いていく。
ロープウエーの駅が見える。足場がかかっていて営業していないのかもしれない。
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遊歩道には七福神めぐりと書いてある。
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弁天様、ヒンドゥーのサラスワーティーだ。
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ツツジの花の向こうに由布岳の特徴ある山容が見えてきた。
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山頂神社と書いてある。登山口の神社の奥宮なのだろう。
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山頂に到着。周りはアンテナだらけで 雰囲気は非常に悪いが 眺めはよい。
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遠くに見える山は阿蘇高岳のようだ。
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別府湾も見える。
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先を急ぐのですぐに下山する。
木々の間からチラチラ見えるのは「城嶋高原パーク」だろう。
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この山は人気の山なのだろう。平日なのに沢山の人が次々に上ってくる。
中には金髪のカップルもいて「コンニチワ」と声をかけてくる。
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神社に戻ってきた。
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今度は表参道の石段を降りる。
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ここに出てきた。ここからは林道を降りる。
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実際にあるいた記録。
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高度と距離の記録。
高度は675mで 歩行距離は5.6kmだった。
歩き出したのが8時ちょうど、山頂着は9時45分、駐車場帰着11時。
登り1時間45分、降り1時間15分。
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次は万年山 その1へ
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3-3 万年山 (はねやま 1140m) 5月26日午後
万年山 その1
鶴見岳で知り合った地元の方に、親切丁寧に万年山への生き方と駐車場への入り方を
教えて頂いた。下山して直ちに万年山へ向かう。
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教えていただいたとおりに走り、簡単に駐車場到着。
山歩きの準備をしていたら、下山したこられた方が隣の車だった。私の和泉ナンバーの車を
ご覧になり、「この山へ来たことがあるのか」と聞かれた。初めてだというと
ご親切に地図を頂いた。
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大分の人は皆さん親切だ。これが頂いた地図だ。
ぐるっと周回してお花畑まで見て回るように勧められた。
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13時20分スタート。はじめは林道を歩く。
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関西では見慣れない「道祖神」が祀られている。山歩きの安全をお願いする。
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林道を歩いているうちに 左手に万年山が見えてきた。
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沢山の人がどんどん降りてくる。
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しばらく歩くと道は牧場の中を通る。牛はいない。
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やがて万年山の手前にミヤマキリシマ群生地が見えてきた。帰りに寄ってみよう。
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やがて道の両側にミヤマキリシマが現れてきた。
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沢山の方が休憩している場所に来た。
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ここが分岐点のようだ。
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周回コースの案内図もある。
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まずは山頂へ向う。
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登る途中で振り返るとすばらしい景色が広がる。玖珠町の方角だ。
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山頂に着いた。下から見上げたとおり、台地になっている。
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右が三俣山、左が大仙山平治岳だ。
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すぐそこに見えるのは 前回登った涌蓋山だ。
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由布岳は形に特徴があるのですぐ分かる。
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さあここから二重の台地を西へ向って長い縦走だ。
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万年山その2へ続く
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万年山 その2
万年山その2
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山頂が二段になった台地を西へ長い縦走だ。初めのうちは緩やかな下りだ。
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そのうちにアップダウンを繰り返す。
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そのうちにまた平坦になり、
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道の両側にミヤマキリシマが現れるがどの花も皆元気が無い。
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時々不思議な場所が現れる。
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何も植物が生えていない場所がある。
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かなり道を下ると何か標識が見えた。
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道は続いているが、周回コースはここで右折れだ。
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急坂をどんどん下りてきたらここで右へユーターンして林道へ入る。
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林道をしばらく登ると、
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ゲートを潜った。
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その先にミヤマキリシマが現れてきた。
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案内図にあった「お花畑」だ。
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さすがにこのあたりのミヤマキリシマはきれいだ。
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お花畑の端で右折れする。
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ミヤマキリシマの向こうに先ほど歩いてきた万年山が見える。
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目の前をパラグライダーが駆け抜けていく。このあたりにグランドがあるのだろう。
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お花畑が終わると長いリンドウのダラダラ登りだ。
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やっと分岐点に戻ってきた。やれやれだ。
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分岐点には避難小屋もあった。
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往路で見たミヤマキリシマの群生地へ岐路に立ち寄ってみたけど、ここの花は勢いも無くしょぼかった。
やはり先ほどのお花畑の花は綺麗で勢いがあった。
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午後1時20分にスタートして駐車場帰着は 4時40分。約3時間半かかった。
広い駐車場は空で 私の車だけだった。
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実際に歩いた記録。ミヤマキリシマのお花畑はかなり遠かった。
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アップダウンを繰り返したので 累積標高差は約450m、歩行距離は約10キロだった。
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平治岳 その1へ続く
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3-4 平治岳(ひじだけ 1643m) 5月27日
平治岳 その1
前夜は広くて綺麗な「道の駅玖珠」でぐっすり寝た。
コンビニで朝食を済ませて平治岳へ向う。
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クルマを走らせていると 平治岳が見えてきた。右は三俣山だ。
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午前7時過ぎに駐車場到着。九州の登山口駐車場は どこもひろくて無料なのがいい。
関西地方や 信州の一部のように 山へ来る連中からお金を巻き上げる根性がいやらしい。
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ネットで手に入れた 平治岳への登山ルート。私の手元の「九州百名山」の地図と同じだ。
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ゲートでオバアに清掃協力金100円を渡して、大そうにお礼を言われて遊歩道へ入る。
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橋を渡る。
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男池湧水群の水を集めた川の水だ。湖の水は少し先で「名水の滝」になる。帰路で見に行こう。
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はじめは平坦な森の中を気持ちよく歩く。
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次第に新緑がまぶしい急坂になる。
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次第に険しくなるが、新緑はすばらしい。思わず見上げてしまう。
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牛なんかいないのに有刺鉄線のゲートを入る。
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隠し水ポイントに到着。沢山の人が水を容器に詰め込んでいる。
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すばらしい新緑の道を進んでいく。
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ガレ場ではペンキの目印に助けられる。
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ソババッケに到着。ソババッケとは地元の言葉で「蕎麦畑」の意味だと前回聞いた。
前回はここで雷雨に打たれて 黒岳登山を中止した。今日はすばらしい青空だ。
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沢山の人が休憩している。
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目指す平治岳も見えている。
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しばらく進むと 黒岳、平治岳分岐点に来る。
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右へ分岐してしばらくは平坦な森の中を気持ちよく歩く。
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平治岳 その2へ続く
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平治岳 その2
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突然急坂になる。ソババッケが標高1000m前後だから、あと600mを急ピッチで登るのだから当然だが。
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道は不鮮明だから 目印の赤テープが頼りだ。
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上に登るにつれて木々の背が低くなる。
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他の道からの合流もある。しかしこのあたりは踏み跡が交錯していて分かりづらい。
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峠に出た。
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目の前に久住連山が正面に見える。
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湖の峠から平治岳へは 登り専用道と降り専用道があると、二つの立て札がある。
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どうもこの二つの道は九電で整備したようだ。すばらしい会社だ。
それに比べると関西電力はろくに仕事もしない高給取りが事務所でふんぞり返って偉そうにしていて
高い電気料金だけをふんだくるどうにもならん会社だ。エライ違いだ。
登り専用道で登り始める。
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登り専用道を登りながら振り向くと ようやく北大仙山の奥に大仙山が顔を出した。
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このあたりほとんどつつじは虫に食われて花が咲いていない。
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山頂付近でようやく花が姿を現したが勢いが無い。みなショボイ。
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山頂に着いたと思ったが 山頂ではなかった。
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右にピークが見えたのでそばにいた人に聞くと「あれが平治岳ですよ」と教えていただいた。
その方はこのあたりの植生に詳しく「2年ほど前から大仙何とか虫が大量に発生して
このあたりや九重連山のミヤマキリシマは大打撃です」とおっしゃった。
どうりで花にいきおいがなくショボイのだ。
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ピークは遠くに見えたが歩いていくと10分もかからなかった。
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ようやく山頂に到着した。
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ぐるりと回りの山が見渡せる。すばらしい眺めだ。
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元気の無いミヤマキリシマの向こうに久住連山が見える。一番右が三俣山だ。
ツツジの花が元気ならもっとすばらしい景色なのだが。
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北大仙山の奥に大仙山が見えている。
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平治岳 その3へ続く
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平治岳 その3
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黒岳がすぐそこに見える。
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駐車場も見えている。
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周りのツツジの花は皆元気が無い。
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坊ガツル湿原もすぐそこだ。私の好きな景色だ。
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テントも沢山張られている。
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周りを見渡してもツツジの赤い花を探すのが難しいくらいさびしい景色だ。
ピンク一色の景色を期待して吸収に来たのに、あんまりだ。
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下り専用道で下山開始だ。
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この大きな岩の手前のツツジも 本来ならピンク一色だろうに。
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大戸越えに戻ってきた。沢山の人が休憩しているのが見える。一段と人が増えたようだ。
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峠に着いて振り返ると 登り専用道のあちこちで渋滞しているようだ。
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ソババッケに戻ってきた。まだ何人か休憩している。これから登るのだろう。
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新緑の美しい森の中を気持ちよく下山する。ケヤキ、コナラ、ブナなどの新緑がきれいだ。
※ぶなの南限は島根県の大万木山と思っていたがここにもブナがあり、びっくりだ。
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遊歩道を回って帰ろう。
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森のあちこちに巨木がある。
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久しぶりに名水の滝を見て帰ろう。
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滝の轟音が聞こえてきた。
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ここで川を渡る。
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水しぶきが頭の上から降り注ぎ、冷たくて気持ちいいが、カメラが濡れて困る。
ここから道路を歩いて駐車場へ帰る。
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実際に歩いた記録。
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高度と距離の記録。高度差は800m、歩行距離は10kmだった。
スタートは午前8時、帰着は午後1時過ぎ。
休憩無しで歩いて約5時間かかった。1時間当たり約2キロだった。
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次は英彦山 その1へ
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3-6 英彦山 (ひこさん 1200m) 5月28日
英彦山 その1
英彦山は修験道野山で有名である。正面の表参道は整備された石畳の道らしいが、尾根の縦走路は
険しく切り立った岩場で、鎖場の連続らしい。
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登山者用駐車場はもっと上のほうにあるらしいのだが、修験道の道はやはり鳥居を潜ってスタートだ。
銅の鳥居(かねのとりい)を午前8時にスタート。
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石畳の道を歩いていく。
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道の両側は 坊と呼ばれる修験者たちの家になっていて、何とか坊と説明看板と説明文があり
読みながら登っていくのも面白い。
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しばらく登ると車道を横切る。みんなが車を止める別所駐車場はこのあたりらしい。
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今度は石の鳥居を潜る。
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参道の石段をひたすら登る。
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ふと横を見ると見たことのある花が咲いている。九輪草の群生だ。
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見たことの無いピンクの九輪草も咲いている。栽培園芸種なのかもしれない。
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黄色の九輪草も初めて見た。
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奉幣殿に到着した。広い境内だ。
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お参りして山歩きの安全をお願いした。
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社務所では沢山の方の話声が聞こえていた。何をしているのだろうか。
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境内奥の鳥居を潜りさらに登り続ける。
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さらに石段は続く。
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大きな岩を削った階段や
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鎖場を登っていく。
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そして石段はさらに上へ続く。
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時々木々の間から 山頂らしいピークが見えてきた。
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長い鎖場を登りきると
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中宮に到着した。説明看板を読むと なんと宗像三姉妹が祀られているという。
山岳修験の山に 出雲王家の姫方が祭られているのにびっくりだ。
ここは五合目らしい。
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尾根道に出た。
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道が左右から合流してくる。
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石段はさらに続く。
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行者堂に到着した。ここに来てやっと修験の山らしくなってきた。
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英彦山 その2へ続く
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英彦山 その2
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祠の中の石造が壊れている。役行者像が安置されていたのだろうか。
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こちらはお地蔵さんなのだろうか。
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奥の鳥居を潜りさらに進む。地図を見るとこの行者堂は8合目か9合目付近にある。
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頭の上が開けてきた。うっそうとした樹林帯を抜けたようだ。
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周りの景色が良く見えるようになってきた。
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さらに階段は続く。最後の登りのようだ。
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山頂に到着した。お堂がある。
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横に西へ行く道がある。先ほど老夫婦が杖を突きながら歩いていかれた。車道が近くにあるのだろうか。
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お堂の中へ入り、無事到着のお礼と、これからの危険な道の安全をお願いする。
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お堂から出ると正面に阿蘇と思える山並みが続く。
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こちらの山は昨日登った平治岳のようだ。
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隣の南岳へ歩き始める。
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南岳から英彦山中岳を見返す。お堂も見えている。
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南岳にも小さな祠があった。
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ここからいよいよ縦走が始まる。気合を入れて出発だ。
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早速鎖場の連続だ。
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鎖の向こうは切り立った崖だ。
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周りの景色は抜群に綺麗だが、足元は見ないほうがいい。足がすくんでしまう。
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横を見ると山頂付近の尾根が見える。
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道路の縁石のような石が散乱している場所に出た。
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この場所は「材木石」と呼ばれる場所で、安山岩の柱状節理らしい。
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道は俄然不鮮明になり、慎重に踏み跡を探すが、なかなか踏み跡も不明だ。
時々木の枝に付けられたビニールテープが助かる。
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道間違いしないように恐る恐る降っていたら 突然下から人が上ってこられた。
一安心して その方ら今後のルートの概略を聞かせていただいた。親切な方だった。
大南神社をぜひ見るように勧められた。
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英彦山 その3へ続く
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英彦山 その3
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分岐に降りてきた。奉幣殿と鬼杉への分岐だが ここから大南神社へいけると手書きの案内板がある。
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早速大南神社へ向う。
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鎖場の先に 突然岩をくり貫いた穴に建つ神社が見えた。
手を合わせてから引き返し先ほどの分岐から鬼杉へ向う。
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この道も不鮮明な道でビニールテープの目印が頼りだ。
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突然目の前が開けて 鬼杉が現れた。
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樹齢1200年と書かれていて凄い迫力だ。ここでしばらく休憩する。
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鬼杉の横の標識に「大南神社へ」と書いてあるのでそちらへ進むと先ほどの大南神社に戻ってきた。
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今度は中へ入りちゃんと参拝させていただいた。
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先ほどの分岐点へ三回目に戻り、今度は奉幣殿へ向う。
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杉の植林帯の中を降る。ここでも信仰の山の木を切り倒している。無残な光景だ。
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衣池に到着。湧水の池らしい。
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川を渡り、さらに進む。
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案内看板に 磨崖仏と書いてあるので行ってみることにする。
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あの巨岩に何か彫ってあるらしい。
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高さ60メートルの空中の岸壁に 阿弥陀、大日、釈迦の三佛の梵字が掘り込んであるらしい。
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引き返して奉幣殿への道を歩いていると今度は 虚空蔵と看板が出ているので行ってみる。
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登っていくと 窟の奥に何かある。
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虚空蔵菩薩が安置されている。手を合わせてから引き返す。
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引き返して山道を歩いているとやがて左手に 奉幣殿の建物が見えてきた。
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奉幣殿到着。やれやれ分岐点からの長いトラバースもヤット終わりだ。
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そして今度はあの長い石段を降っていく。
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銅の鳥居に帰着した。午後1時45分だ。8時にスタートしたから5時間45分かかった。
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実際に歩いた記録。
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高度と距離の記録。高度累計は約850m、歩行距離は9.3キロだった。
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市房山へ続く
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3-6 市房山 (1722m) 5月29日
市房山 その1
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市房山は熊本県水上村と宮崎県西米良村との県境に位置する1722mの山で今回の登山旅行では
最高峰である。そのぶん 険しいことが予想され、心して登ったが やはり険しかった。
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今回事前準備した登山地図(九州百名山から)山頂から北側の尾根道は崩壊して 通行禁止らしい。
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クルマで山に向う途中 市房ダムからみた市房山。中央の一番高い山だ。
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林道終点の駐車場。途中の案内標識が整備されていて迷うことはなく、綺麗な道だった。
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他のクルマはなく、今日は私一人だけのような気がしたので登山届けに記入して投函する。
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整備された山道を歩き出す。7時45分出発。
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新緑の鮮やかな自然の森(植栽林ではなく)なのでとても気持がいい。
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左下から右上へ市房神社への参道があり、それにここで合流する。
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参道らしく石畳の道だ。
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このあたりの森も巨木の森だ。この巨木杉は夫婦杉とかいてある。
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八丁坂と書いてある。長い石段が八丁 約800mほど続くのだろう。
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巨木の森は続く。いろんな巨木を見ながら進む。
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神社の建物が見えてきた。市房神社だ。
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今日はこの山に入るのは私一人だけのような気がするので 山歩きの安全祈願をしてから、進む。
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神社の横手からさらに上へ進む。
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木々の間から標識が見えたのでわざわざ近づくとこの標識だ。
こいつにだまされた。当然この標識の前を進むものと思い歩いていくとまたもとの道に戻ってしまう。
これを2回繰り返してしまった。
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この標識の位置は間違いだ。こんな標識は無いほうがよいと思う。
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こういう木の梯子が かなり延々と続く。青木鉱泉から観音岳へ登るドンドコ沢を思い出した。
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休憩コーナーがあったがそのまま通過する。
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持参の地図には6合目展望所とかいてある。
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しかし木々の間から ホンの少ししか見えないのでそのまま通過する。
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平坦な道になったので、やれやれと思ったのもつかの間だった。
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再び急坂になり、その急坂が続く。
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右手前方に尾根が見えてきたので、いよいよ尾根筋に出て景色がよくなるぞと喜んだのだが、
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ジグザグ道になり、尾根に出るのはまだお預けだ。
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市房山 その2へ続く
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市房山 その2
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結局尾根筋に出ることなく、ジグザグを繰り返しながら上っていく。
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8合目標識も、まだジグザグの途中だった。
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ジグザグを繰り返しているうちに、気が付くと樹木がまばらになっている。
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周りの景色も良く見えるようになってきた。
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9合目の標識も出てきた。さあいよいよ最後の登りだ。
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しばらく登るとピークらしき場所が見えてきた。さああれがピークだ頑張ろう。
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ところがそのピークに行ってみると、次のピークが見えてきた。
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いよいよあれがピークかな。
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やっと山頂に到着だ。10時半を少し回っている。歩き出して3時間強だ。
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水上村が見える。
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遠くに見える山並みは阿蘇の山並みか。
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登山道のようにみえるが、上ってきた道ではないので 西米良村からのコースだろう。
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登ってきた尾根道が見えている。
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さあ引き返して、駐車場に帰ってから お昼ごはんとしよう。
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尾根道を歩いていると いつも私が歩く大好きなコース「世界遺産大峯奥駈道」に雰囲気が良く似ている。
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登るときには気が付かなかったが 急坂に木の根っこの階段があった。
このあたりで下から上ってきた人に出会う。福岡から来た方で一人で登ってこられたらしい。
しばらく立ち話をしてから 分かれた。
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急坂のくだり道なので 滑落事故を起こさないように慎重にゆっくり降りる。
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下り道で見ても やっぱり五合目標識の位置はおかしい。
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やがて巨木の森に帰ってきた。
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市房神社に戻ってきた。安全に帰れたお礼をして再び降りるが、もう危険箇所はこの辺りからは無い。
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駐車場に帰着。午後1時過ぎだ。私の車以外に留まっている車は 先ほどすれ違った福岡の方だ。
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駐車場でお昼ご飯を食べて コーヒーを飲んでいたら 福岡の方が降りてこられた。
新たに入れたコーヒーを 二人で飲みながら、いろいろと楽しい山の話をして分かれた。
その方は今から福岡へ帰るということだった。
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来る時には気が付かなかったが、林道をクルマで下っていると鳥居が見えた。
ここが神社への参道の入口らしい。つまり正式な登山口なのだ。
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さらに林道を下ると 市房キャンプ場があった。
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キャンプ場から振り返ると、市房山が見えていた。
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実際に歩いた記録。
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高度と距離の記録。高度差は950メートル、距離は7キロ弱。
歩く前に駐車場の高度を見ると700mくらいだったので、「今日は高度1000mコースだ」と
気持ちを引き締めて歩き出したのだが、やはり歩き応えがあった。
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最終章 そして大阪へ
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3-7 そして大阪へ
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山旅を終えて 今度は「古代出雲王朝」のゆかりの地を尋ねて回った。
西都原古墳群、西都市都万神社、宮崎市小戸神社、宮崎市生目神社、鹿児島県隼人市鹿児島神宮
を訪ねたあと、志布志港から大阪南港へフェリーに乗る。
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都萬神社 3世紀中ごろイ二エ王が第2次東征を宣言し、和国の各地から大勢の物部系豪族が
続々と終結し、大和の磯城王家、出雲王家をもしのぐ勢いを見せた都萬豊連合王国の首都の
西都原にある都萬神社。
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イ二エ王はじめ幾多の豪族たちが眠る 西都原古墳群
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詳しくは 「古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて」に載せています。
yochanh.sakura.ne.jp/kodaiizumo/index.html
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帰りは志布志港からフェリーに乗ろうとしたが、土曜日の夜で個室が取れず
やむなく「デラックスツインルーム」とした。
写真の整理をしたかったので、デスクとスペースが欲しかったのだ。
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雨に暮れ行く志布志港
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あくる日は晴れていい天気だ。
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そして大阪市南港フェリーターミナルに戻ってきた。
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山歩きトップページへはここから入れます。
http://yochanh.sakura.ne.jp/yamatabi/index.html
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ウエブのトップページへはここから戻れます。
http://yochanh.sakura.ne.jp/
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九州山旅 2015春 おわり
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