この時期の黒岳ペアリフトの始発時間は6時半、最終は5時半です。
この間の11時間に黒岳から北海岳を回り旭岳まで行き、北鎮岳、桂月岳を踏
んでリフト山頂駅まで帰るのは、コースタイムを単純計算すると680分つまり
休憩なしで約11時間です。ぎりぎりなので、どうすべきか悩みながら歩き出し
ました。
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今回歩いたコースがピンクのラインです。
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リフト駅から歩き出すと、出発した層雲峡はまだ雲の中です。
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黒岳から石室へ向かいます。石室の建物が小さく見えています。
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石室からは道を左に取り、お鉢の底へ下りていきます。
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紅葉のじゅうたんの上に、無数のチングルマが風に吹かれて揺れ、思わず
立ち止まる美しさでした。
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お鉢の底と、目線が近くなります。
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渓流を二度、渡渉しました。オショロコマが住んでいそうな清流です。
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道の脇には、大きな雪渓が口をあけ、たくさんの雪解け水が流れ出ています。
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北海岳山頂から、お鉢の反対側の北鎮岳と凌雲岳が見えます。
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お鉢を右に見ながら、旭岳を目指します。
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遠くにトムラウシが見えてきました。数日後にはあの頂に立っていると思うと
わくわくします。
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縦走路からやっと旭岳が見えてきました。前を行くのは、リフト駅からずっと
一緒に歩いてきたドイツ人青年です。
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間宮岳から旭岳へ下り坂を下りていきます。
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逆に旭岳から、登ってくる人もいます。この少年少女は「帯広農業高校の
登山部」の仲間で、石室でキャンプすると言っていました。
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裏旭のキャンプサイト近くまで下りてきました。このお二人もキャンプサイトへ
行くそうです。
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一緒に歩いたドイツ青年と時間を計算しながら、相談しましたが、残りの
コースタイムを計算すると私の足では、5時半のリフト最終時間がぎりぎり
なので(余裕時間は30分ありましたが、お昼の休憩で使うとしてぎりぎり
でした) 私はここで引き返し、ドイツ青年はそのまま旭岳へ往復すること
にして、ここで別れました。
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間宮岳から見る、北鎮岳、凌雲岳、黒岳です(左から)。
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北鎮岳の登りにかかりました。
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北鎮岳の斜面には紅葉した葉っぱがはりついています。
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北鎮岳に登った後、縦走を続け、凌雲岳を過ぎました。この山に登りたい
のですが、トレースも見当たらず、次回に残しておくことにしました。
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午後になるとお鉢の周りで、あちこちで雲が突然湧いて来ました。
どういうメカニズムなのか、目の前に突然雲が現れるので不思議です。
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石室からは、桂月岳に登りました。今日は日曜日なので石室はたくさんの人であふれています。
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このあと、石室の管理人のおじさんとしゃべっていて、明日白雲岳に行くと
言うと、最近白雲湖や周辺で、頻繁にヒグマが目撃されているので
十分注意するように言われました。
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桂月岳山頂から、黒岳を見たところです。台形の変な形です。
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下山中に見た黒岳中腹の紅葉です。例年より10日ほど遅れていると
石室の管理人さんが言っていました。
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結局リフト駅には3時20分過ぎに着きました。あのままドイツ青年と一緒に
旭岳まで往復しても、十分間に合ったと思います。旭岳往復は
次回の楽しみに取って置きます。
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この層雲峡商店街の左の「黒岳の湯」に
入って疲れを取って、出てきたら温泉の前のベンチに座り、あのドイツ青年が
疲れた顔で、ビールを飲んでいました。
彼も北鎮岳、桂月岳を回り、5時にリフト駅に着いたそうです。
仕事のこと、休暇のことをいろいろとしゃべり、別れましたが、後で気がついたのですが メールアドレスを渡せばよかったと、後悔しています。
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3銀泉台から白雲岳縦走 9月13日
銀泉台への林道は、普段は通行自由ですが、紅葉シーズンはマイカーの
通行は禁止されています。
大雪湖レイクサイト駐車場から シャトルバスが20分隔で、運行されて
います。(バス料金は500円、駐車料金は一応200円の協力金ですが、自由)
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ピンクのラインが歩いたコースで、銀泉台から赤岳経由して白雲岳
そして緑岳へ途中まで行き引き返しました。
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駐車場の大雪湖レイクサイトです。白樺の森の中に椅子とテーブルが
置いてあり、とてもきれいで気に入りました。下山した後椅子に座り
周りを眺めていると、寝てしまいました。
※この森の中に、ヒグマの親子が生活していて、夜にはここを散歩するので
ここで車中泊は大変危険ですと、案内の方がおっしゃっていました。
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銀泉台です。バスはここまで。赤岳への登山口です。
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しばらく登るとすぐに紅葉の景色が現れました。
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赤岳の紅葉です。
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これも赤岳の紅葉です。
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登りながら、次々に紅葉の景色が現れます。
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グリーンとのコントラストがきれいです。
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雪渓もまだ残っていました。
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紅葉の絨毯のようです。
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赤岳山頂からは、お鉢の淵がみえました。
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続いて白雲岳への縦走です。月面のような景色ですねえ。(行ったことはありませんが)
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途中いくつかピークをすぎました。
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標識の修理をしている人も居ました。
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白雲岳の紅葉です。
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これも白雲岳の紅葉で、いろんな色がちりばめられていました。
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白雲岳山頂(2229m)です。この山頂でシャッターを押してあげた青年は
指を3本差し出すのでわけを聞くと「旭岳、北鎮岳に続いて北海道で3番目
に高い山」だそうです。
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白雲岳から見た旭岳です。
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トムラウシ山も近くに見えました。
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赤岳のほうへ一旦引き返し、今度は緑岳へ向かいます。
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道の脇には谷が見えています。
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ほとんど平地なので、どんどん歩けます。前から人が来ましたが、実際は
かなり距離があります。
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小泉岳から緑岳への途中で休憩している人です。私もここで休憩して
引き返しました。
※時間も早く、コースもフラットなのでもう少し行こうと思いましたが、昨日
お話した黒岳石室の管理人さんが「緑岳手前の白雲岳避難小屋周辺の道で
最近ヒグマが頻繁に現れているので、白雲岳、緑岳へ行くのなら十分注意
するように」と言って下さいましたので、最初から適当なところで引き返す
つもりでした。谷から谷へ餌場の移動時に尾根道を横切るのでしょう。
奈良県の世界遺産大峯奥駈道でも、月の輪熊がよく横切ります。
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下山道から、赤岳を振り返ると 紅葉の中に赤岳がそびえていました。
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4 トムラウシ 9月15日
9月14日は移動日とし、3日間お世話になった、層雲峡公共駐車場と別れを
告げました。去年登ろうとして、駐在所のおまわりさんに熊が危険といって
登山を止められた「ウペペサンケ山」のある糠平湖を過ぎて士幌町に入り、
温泉に浸かったあと 食料を調達して「トムラウシ林道」に向かいました。
「トムラウシ林道」は、関西周辺では ほとんどお目にかからなくなった酷い
凸凹の砂利道が20キロ以上も続く、凄いダートコースでした。
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林道途中にある「望岳台」から見た「トムラウシ山」です。
いよいよ明日登山します。
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林道終点の駐車場は、原生林の真っ只中で 今日は私一人で貸切状態
のようです。夜は不気味かもしれません。
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晩御飯と明日の朝ごはんの私宅をしていると、さっそくキタキツネ君が
挨拶にやってきました。
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明日の登山に備えて、早めに布団に潜り込みました。
明日の登山は一人きりだなあと考えながら眠りました。
夜中に「蝦夷鹿」の大きな甲高い声で何回か目を覚ましましたがそのまま
寝入ってしまいました。
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ところが明け方午前3時頃から、観光バスを先頭にたくさんの自家用車が
やってきて、私の周りで大騒ぎが始まり、たたき起こされました。
後で聞くと、皆さんは8キロほど離れた「トムラウシ温泉国民宿舎東大雪荘」
に泊り、深夜というか 夜明け前にやってきたようです。
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皆さんは4時前後に、真っ暗な中ヘッドランプを点けて出発していきました。
私は朝ごはんを作って食べて、支度して夜が明けた午前5時過ぎに出発しました。
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写真では周りは、真っ暗ですが、実際は明るくなっていて道も良く見えます。
午前5時5分出発しました。みんなは既に出発した後なので、観光バスの
運転手さんが、見送ってくれました。
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赤いラインが、今回歩いたコースです。「トムラウシ短縮登山道登山口から登りました。
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旧道は通行禁止なので、尾根に近い「新道」を歩きますが、紅葉が進んでいます。
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次第に低木地帯に入ってきました。
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コマドリ沢周辺で、団体ツアー客をはじめ、何組かのグループを抜かしました。
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ハイ松地帯に入り、周囲の眺めが一段と良くなりました。
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雲がどんどん取れていきます。とてもきれいなところです。
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「前トム平」を過ぎました。きれいな高原です。
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「トムラウシ公園」に着きました。まさに公園の名にふさわしいきれいな場所です。沼が点在し、小川も流れています。
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公園の周りは紅葉が進んでいます。
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「ウラシマツツジ」の紅葉と苔のミドリがとてもきれいです。
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シマリスが私の周りを付いてきました。人に慣れているようです。
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山頂がいよいよ近くなってきました。大きな雪渓も見えます。
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山頂直下では、「ピー!」と言う声が時々聞こえてきます。
「ナキウサギ」なのでしょうか。
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山頂に到着です。午前9時35分、出発して4時間30分でした。
数人のおじさんもほぼ同時に着きました。
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休憩の後、そのまま直進して山の反対側へ降りると「北沼」がありました。
神秘的できれいな沼でした。沼手前の道を左に行くと「十勝岳」への
縦走コースで、その道を歩きました。
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十勝岳への縦走コースを行きます。ここらあたりも「ピー」というナキウサギの声が聞こえてきます。
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暫く歩くと、登ってきた登山道と合流して、分岐点の標識があります。
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トムラウシ山頂を一周して、下山すると、途中で追い抜いた団体ツアー客の人が登ってきました。
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このツアー客をガイドしているツアーガイドの女性と顔を合わせてびっくり。
いつも自宅近くの「岩湧山」の縦走路「ダイヤモンドトレイル通称ダイトレ」で
トレーニングのトレイルランをしている「関西ツーリスト、ツアーガイド」の知り合いの女性でした。
お互いにびっくり。大阪から遠く離れて北海道の山の中でばったり会うなんて。
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下山してすぐに「くったり温泉レイクイン」で汗を流し、食事とコインランドリーを求めて 帯広市に向かいました。
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5 雌阿寒岳 9月16日
毬藻で有名な阿寒湖のまわりに、雌阿寒岳と雄阿寒岳があります。
雌阿寒岳はマチネシリ(女山)と呼ばれ、雄阿寒岳はピンネシリ(男山)と
アイヌ語で呼ばれるそうです。
今回は、活火山の雌阿寒岳(1499m)にオンネトウ(沼の名前)から登りました。
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オンネトウ野外キャンプ場に登山口はありました。見つからなくてずいぶん探し回りました。
白樺と赤蝦夷松の森を抜けてゆきます。
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登り始めるとすぐに、樹林帯は終わり、禿山になりました。
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麓は晴れていましたが、山の上は雲に覆われて何も見えません。
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山頂に着きましたが、じっと座り雲が晴れるのを待つ人たちがいます。
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山頂は風がとても強く、私も岩陰に座り込んで雲が晴れるのを待ちました。
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突然雲が晴れて北の方角に阿寒湖が見えました。
活火山なので、白い噴煙も上がっています。
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阿寒湖からの尾根伝いの登山道もはっきり見えます。
ちょうど登ってきた人に聞くと、阿寒湖から3時間との事でした。次回は私も
登ってみようと思います。
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火口の底に「赤沼」が見えました。周りの人から「ウワー」と言う声が上がりました。
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火口底の一段高い場所の「青沼」と向うは「阿寒富士」です。
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進入禁止の火口にマスクとヘルメットをつけて下り、なにやら調査する人が
いました。危険な仕事ですねえ。
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下山する頃になると、雲はすっかり取れました。煙のようなものは噴煙で
硫黄の臭いがとても強烈です。
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下山道の途中で「阿寒富士」への分岐がありました。ジグザグの登山道が
見えます。木が一本も無く、砂礫の山のようで一旦スリップすると麓まで
滑り落ちそうな強烈な印象です。今回は寄り道せずまっすぐに下りました。
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登山口のオンネトウ(沼の名前)が見えてきました。
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活火山の雌阿寒岳は、かなり眺めの良い山でした。
帰宅して部屋のカレンダーを見るとなんと雌阿寒岳の「赤沼」「青沼」が写っていてびっくりしました。
ANAカレンダー9月のページです。雲の無い時に上空からはこんな風に
みえるのかと感心しました。
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6樽前山と風不死岳(ふっぷしだけ) 9月17日
樽前山(1,041m)、風不死岳(1、102m)はともに支笏湖の周りにあります。
雌阿寒岳に登った後、足寄から帯広を通り、日高山中の静かできれいな
「道の駅樹海ロード日高」で泊り、あくる日に支笏湖へ向けて出発しました。
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日高といえば、サラブレッドのふるさと。道路のあちこちにサラブレッドの
牧場があります。車を止めてカメラを向けると、馬たちが、興味津々と寄って
きます。
(一応牧場に出入りしている人に写真を撮るために近づく許可は頂きました。例の口蹄疫の問題がありますから。)
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今回歩いた、樽前山のコースです。駐車場をスタートして、樽前山東山経由
風不死岳まで行き、引き返す予定でしたが、道を間違えて、森の中に踏み込
んでしまい、動きが取れなくなり、やむなく引き返したので、時間が余り
樽前山を一周しましたが この一周コースはとても楽しく、結果的にこちらの
ほうが楽しかったと思います。
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登山口から、既に山頂らしき姿が見えています。
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登山道には、視界の妨げになる森がなく、常に遠くを見ながら歩きます。
とても気持ちのいい 登山道です。
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すぐに外輪山の「東山」山頂に着きました。雨量計のようなものが設置して
あります。
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そのまま縦走して、正面の「風不死岳」へ向かいます。
正面の尾根道をそのまま、最後まで登りきったのが間違いでした。
尾根道の途中から、右に下り分岐まで歩き、そこから再度登るようです。
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ここは「ピーク923峰」と言う場所です。支笏湖が見えています。
残念ながら ここまで来てはいけなかったのです。
この後このピークを進み、森の中に入ってしまい、身動きが取れなってしまい
ました。
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見えている尾根道を引き返し、右折れして 溶岩ドームを半時計回りに
一周しました。
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溶岩ドームは、今でも噴煙を上げています。硫黄の臭いがとてもきつく
不気味な雰囲気です。
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西山の山頂にたどり着くと、ドームの向うに「東山」が見えました。
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さらに歩くと、ドームの南側では「ゴオー」という大きな音とともに、噴煙が
吹き上げている近くを通ります。
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外輪山を一周して、東山まで戻れば ドームの向うに「西山」が見えます。
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「風不死岳」手前の草原の中の道を 右方向へ歩き、駐車場へ戻ります。
支笏湖を眺めながら歩く、気持ちのいい道でした。
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ここの駐車場は、80台前後止めれますが、満車になると、林道入り口の
ゲートが閉められて、進入できなくなるそうです。
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駐車場には「樽前山コース案内図」がありました。この山は 視界をさえぎる
ものがなく、景色を楽しみながらとても楽しく歩けて、お勧めコースです。
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その後「洞爺湖温泉」に入り、さっぱりして洞爺湖畔の「有珠山噴火記念公園
駐車場」で寝ていたら、夜突然に花火が上がり、びっくりして飛び起きました。
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7 函館の休日 9月18日、19日
今まで車中泊を続けてきましたが、溜まった洗濯物とメールと疲労の処理の
為に函館で、ホテルに泊ることにしました。
この街で、心身ともにリフレッシュして、青函海峡をフェリーで渡り、
東北の山々を巡る旅に出かけます。
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函館港を見下ろす坂道の紅葉写真です。
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
函館と言えば坂道と港。坂道といえば「八幡坂」です。
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八幡坂は、さまざまなコマーシャルの撮影に使われた観光人気スポット
ですが、沢山の観光客の途切れた一瞬に撮影しました。
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坂道の街路樹は、紅葉が始まっていました。さすが北海道。
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旧函館公会堂です。
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聖ハリストス教会も沢山の人でした。ハリストスはロシア語でキリストの
意味だそうです。
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遺愛幼稚園の建物も、きれいに管理されていました。
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函館港の倉庫街が商店街になり、観光スポットです。
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運河には観光ボートが行き来しています。
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港を見ながら、コーヒータイムです。
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五稜郭タワーにも上りました。
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函館奉行所は元は、八幡坂の上のほうにあったらしいのですが、
観光用に五稜郭に復元されました。20数億円の費用とか。
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五稜郭のお花畑には、ラベンダーをはじめ、沢山の花々が咲いていました。
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函館市の北方にある 大沼公園です。
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駒ケ岳(1131m)は、かなり長時間待っても ついに雲が取れずでした。
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この観光船は、船上でティーパーティをしていました。
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トラピスチヌ修道院には、修道女手作りのクッキーを売っていて、
食べてみましたが とてもおいしかったです。
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礼拝堂で、日ごろの不摂生の懺悔をしました。
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有名な函館朝市です。といっても一日中ひらかれているようですが。
イカやサザエ、ホッケの干物を焼く臭いが渦巻いています。
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函館朝市名物「イカ釣り」です。テレビで取り上げられてから、大人気で
順番待ちの行列が出来ていました。
吊り上げたイカはその場で刺身にしてくれ、その場で食べれます。
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2009年の北海道の旅ページは、ここから入れます。
http://yochanh.sakura.ne.jp/tabi/index.html
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旅の思い出トップページは、ここから入れます。
http://yochanh.sakura.ne.jp/tabi/index.html
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2 北海道への山旅記録 2009年
黒岳から北鎮岳往復 8月11日
黒岳から石室を通り、カムイミンタラを見ながら縦走し、北鎮岳まで往復
してきました。
もともとこの日の予定は「ウペペサンケ山」へ登るつもりで、糠平村へ行った
のですが、林道の入り口が分からず、聞きに入った村の駐在さんが
「ウペペサンケは入る人も少なく、熊も多い。むしろ二ペソツ山の方が
人も多く安全だから、そちらを勧めますけど、一応道も教えます」
ということなので、二ペソツへ回ったけど、こちらも道はひどく熊看板が
あちこちに立っていて、車も全然止まってなかったので、急遽黒岳へ
回る事にしました。そのためスタートがかなり遅れました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
黒岳からカムイミンタラを見ながら縦走し、北鎮岳まで往復することにしました。
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ロープウエーのあと今度はペアリフトに乗ります。
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登山道は リフト駅が標高1500メートルなので、黒岳1985メートルまで
わずか485メートルの登りで約1時間強です。
こんなへんてこな岩を見ながら上りました。
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ここでもシマリスがチョロチョロと出てきては、こちらをじっと見ています。
餌をねだっているのでしょうか。
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すぐに黒岳山頂です。沢山の家族連れがお弁当を食べていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
山頂から少し下ると、石室があります。テント場でトイレ、水場もあります。
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雄大な「カムイミンタラ」を見ながら気持ちよく歩きます。
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所々に黄色い場所があります。噴出した硫黄なのでしょう。
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この「神々の庭」には雪解け水が流れる渓流もあり、音を立てて
水が流れています。最初からこちらに来て、もっと遠くまで歩けばよかったと
反省する事しきりでした。
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お鉢平展望台には「この下には有毒ガスが噴出している有毒温泉もあり
危険だから降りないでね」と書かれていました。
しかし雄大な眺めです。
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お花畑にはチングルマの風車が大量に揺れていました。
花の季節にはすばらしい景色でしょう。
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縦走路を気持ちよく進みます。
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北鎮へはこの雪渓をトラバースします。
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北鎮岳山頂です。(2、244メートル)
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北鎮から見下ろす「カムイミンタラ」です。
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昨日歩いた「間宮岳」「中岳」がすぐそこに見えます。
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来た道を振り返ると、黒岳の特徴ある山の形も道の先に見えています。
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引き返して、石室に立ち寄り、コーヒーを沸かして呑みました。
途中で道連れになった人が、ここで紅茶を飲むといったからです。
正面は桂月岳です。
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黒岳山頂はすぐそこに見えます。
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沢山の人がテントを張って、望遠鏡で何か観察していました。
聞くと「ヒグマ研究会」の人たちで、先ほどまでハイ松地帯にヒグマがいて
それを写真に撮っていたということでした。画像を見せてもらいました。
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リフトは最終6時発です。その少し前に乗りましたが石室でキャンプをする
人達がどんどん登ってくるのにはびっくりしました。
ロープウエー駅に着くと 日が暮れかかっていました。
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黒岳、北鎮岳の植物はここから入れます。
http://yochanh.sakura.ne.jp/sanyasou/index.html
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「北の国への旅 2009」 トップページはここから戻れます。
http://yochanh.sakura.ne.jp/tabi/index.html
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十勝岳温泉から十勝岳往復
十勝岳は、普通白金温泉の「望岳台」から登るコースが一般的です。
前日旭岳から下山した時に、駐車場で隣り合わせた札幌から来た女性
グループに「十勝岳へ登るのなら、望岳台からよりも、十勝岳温泉から登る
ほうが、ずっと近い」 と教えていただいたのです。
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二つの登山地図をつなぎ合わせて、眺めてもなんとなく十勝岳温泉からの
方が近いような気がします。高度を調べたら、望岳台より十勝岳温泉の方が
約300メートルも高い場所にあります。そこで今回は十勝岳温泉から登る
事にしました。(この日は移動日で、明日は黒岳へ登るべく今日中に層雲渓
へ移動する予定なので、少しでも早いほうがよかったのです。)
望岳台から、美瑛岳経由で十勝岳へは、次回の楽しみに残しておく事に
しました。
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登山道入り口には、さっそく歓迎看板がありました。
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なにやら殺伐とした 登山道です。途中でお会いした人に話を聞くと
ほとんどの人は「富良野岳」へ登るようで、十勝岳へ登るのは私一人
のようです。
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高度を上げていくと、こんな変てこな 噴火で千切れた山が見えてきました。
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登り始めて約2時間で、稜線に出ました。向こうに見える山が富良野岳です。
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尾根路を歩くとあちこちに雪渓が残っていました。
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すぐに着いたのが「上富良野岳」(1893メートル)です。
向こうに見える尖った山が十勝岳です。
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十勝岳を正面に見ながら、なにやら殺伐としたガレ場の尾根を進みます。
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すぐそこに見えるのが上ホロカメットク山で、その山頂の向こうに
尖った形の 十勝岳が見えます。
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上ホロカメットク山(地元の方は上ホロ山と呼んでいました)山頂です。
標高1.920メートルと書いてあります。
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上ホロを越えて暫く尾根を進むと、右前方に「上ホロカメットク小屋」が
見えてきました。
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誰もいないと思って歩いていたら、先行者に追いつきました。この方は
十勝岳から美瑛岳を回ってから、望岳台に降りるといわれてました。
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十勝岳直下まで来ました。山頂の人影も見えます。風が強く冷たい風なので
長袖シャツの上に ウィンドブレーカーを羽織りました。しかし山頂から下りて
きた若いカップル(イタリアから来たといってました)はTシャツ一枚なので
驚いて「寒くないのか」と聞いたら、笑って「全然寒くない」と言いながら十勝岳
温泉のほうへ 去っていきました。若さが違うのか、白人は体質が違うのか。
とにかくおじさんは 寒かった。
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十勝岳山頂(2077メートル)です。天気もよく周りの景色が良く見えました。
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十勝岳の噴煙です。昨日登った旭岳からもこの噴煙が見えました。
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北のほうを見ると、美瑛岳、美瑛富士の向こうにトムラウシが見えます。
昨日間宮岳で出会った若者は、白雲岳からトムラウシを越えて ここ十勝岳
まで行くと言って別れました。食料は4日分持っていると言ってましたが
大丈夫なのでしょうか。
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歩いて来た道を振り返ると、上ホロ山、上富良野岳の向こうに
富良野岳が見えます。
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お昼ごはんを食べる為に、上ホロ小屋に立ち寄りました。
3,4組の私と同年代らしい夫婦連れと若者グループが、食事中でした。
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小屋のまわりはお花畑で、雪渓は水場になっています。
ちなみにこの少し先のハイ松地帯で熊の糞を見つけました。
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お弁当を食べていると、シマリスが出てきて足元でじっとしています。
ご飯が欲しいのか、人なれしていました。何もやらないとそのままハイ松
の中に消えていきました。
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これがヒグマの糞です。少し小さ目なので 子供でしょう。
となると近くには母親も居たということですね。
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下山して、層雲峡への移動前に望岳台へ行ってみました。残念ながら
雲と噴煙に覆われて「望岳」出来ませんでした。
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ここの駐車場で、昨日旭岳駐車場で野営していた青森から来たおじさん
(一月以上車で寝泊りしながら放浪していました)に再会し握手を交わした
後で 僕の歩いたコースを話すと
「そのコースも面白そうだなあ」と考え込んでいました。
彼は望岳台をスタートして、美瑛岳から十勝岳へ廻り、望岳台へ下山する
予定らしかったのですが、考え込んでいました。
2万5千分の一地図を見て僕が出発した「十勝岳温泉駐車場」のほうが
ここ望岳台より300メートルも高いことを見つけたのも彼です。
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彼の車は、三菱デリカを改造したもので、窓ガラスの内側には網戸を付けています。
昼間でも夜でも読み書きできるように、小さな机と椅子もあります。雨の日のために、
車にターフ(覆い)が簡単に取り付くようになっています。いろいろ工夫していました。
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大切山系旭岳周辺を歩く 8月9日
旭岳(2,290.3メートル)は北海道最高の山です。
付近一帯を大雪山系と呼ばれ、その中央の高原地帯を「カムイミンタラ」
(神々の遊ぶ庭)とも呼ばれ、その美しい景色に 沢山の登山客が日本中
から集まります。ツアー募集も沢山あります。
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大雪山系のルートマップです。私はカムイミンタラとは、お鉢平と呼ばれる
中央の狭い領域を考えていましたが、実際にここへ来てみてもっと広い範囲
をさしているのではないかと考えるようになりました。
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旭岳ロープウエーを降りると、すぐに姿見の池が見えます。
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その上には すり鉢池があり、旭岳はしきりに噴煙を上げています。
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その隣の鏡池の横を登っていきます。
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夫婦池は鏡池とすり鉢池の二つの池をさす言葉だそうです。
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このあたりには、まだ低木が生い茂っています。蝦夷シマリスが人馴れ
しているのか、足元にまで出てきます。
ここらあたりまでは、遊歩道が整備されて、家族連れでも楽しめます。
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池を過ぎるとすぐに 火山礫のガレ場になり、殺伐とした雰囲気です。
「この先は登山装備が必要です」と注意看板が立っています。
ここは6合目付近です。道は滑って歩きにくい道ですが両手でストックを
突いているので 滑らずに歩けました。
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音を立てている噴煙の脇を抜けて歩きます。硫黄の臭いが鼻をつきます。
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9合目です。道は相変わらずガレ場の連続です。
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山頂間近です。人の話し声も風に乗って聞こえてきます。
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有名な金庫岩です。この四角い岩が見えたらもうすぐ山頂です。
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山頂には沢山の人がいました。歩き出して池を見ながら登ってきて
2時間弱でした。しかしほとんどの人がここで引き返すみたいです。
ここから先が きれいな「カムイミンタラ」なのに もったいない事です。
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山頂から裏旭のほうを見ると 雪渓があちこちに残っているのが見えます。
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旭岳から見た熊が岳と間宮岳及び中岳です。
今日の予定は、間宮岳を越えて中岳まで往復です。
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裏旭へは、ガレ場が続き 滑って危険なので 雪渓を降りました。
一歩ずつ、ステップを切りながら安全に降りれました。
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雪渓を降りきって 振り返った旭岳です。
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キャンプ場の向こうに熊が岳が続きます。テントは一張りでした。
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熊が岳から間宮岳を見たところです。
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間宮岳山頂です。2103メートルです。
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間宮岳から カムイミンタラ越に 北海岳を見たところです。
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間宮岳からは例の沢山の方が 遭難されたトムラウシ山が良く見えました。
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縦走路を行く人です。何人かの人とお話しましたが、一人は黒岳リフトを
今朝6時に乗り、歩き出してこの「カムイミンタラ」のお鉢平と呼ばれる
環状の縦走路を半周して、旭岳まで行きこれから残りの半周をして黒岳
へ帰るということでした。「東京から3日間の夏休みで来てこんなに晴れて
とてもうれしい」とおっしゃってました。
別の大きなリュックを背負った人に聞くと、旭岳から白雲岳へ行き、トムラウシ
まで行くという人が二人いました。
最後に話した若者はなんと、トムラウシを越えて美瑛岳も越えて、十勝岳
まで行くと言っていました。食料は4日分持っていると言ってましたが
大丈夫なのでしょうか。服装も、ジーンズにシューズ履きで さほど
大きくもないリュックを背負い 歩いて行きました。
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縦走路にはあちこちに残雪がありました。人の顔に見えます。
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中岳付近から見下ろす「カムイミンタラ」です。本当に神様が遊んでいそうな
感じのきれいな場所です。天気がよかったから、良く見通せたのでしょう。
雲にまかれたら まるで方向を見失いそうです。
左側の高い山が、北鎮岳で、次回反対側の黒岳から登る事にしました。
今日は ここで引き返します。
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ニセコ 「チセヌプリ」 8月8日
ニセコアンヌプリのすぐ北側に、比較的小さな山がいくつか連なっています。
その中の「チセヌプリ」(1,134.5メートル)に登りました。
チセヌプリの麓には「長沼」「神仙沼」の二つの沼があり、沢山の湿原植物が咲く事で知られています。
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羊蹄山周辺の地図です。西側に「スキー場で有名な「ニセコアンヌプリ」がありその北側に「チセヌプリ」があります。
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コース地図です。二つの沼を見ながら登り2時間下り1時間40分とあります。
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登山口兼神仙沼入り口です。観光バスが着き沢山の観光客がぞろぞろと下りてきました。皆さん沼めぐりがお目当てです。
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神秘的な神仙沼です。ウッドデッキの遊歩道しか歩けません。
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次の長沼です。正面の山が「チセヌプリ」です。
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分岐です。正面が「チセヌプリ」ですが、背後に「石楠花岳」があり、右は湯本温泉です。
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登山道から、ニセコ連山が見えます。左が「石楠花岳」です。
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ジグザグの道を登ります。次第に山頂が近づきます。
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山頂到着です。
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チセヌプリ山頂から見た「羊蹄山」です。昨日登った真狩村は右手です。
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チセヌプリ山頂から見た「石楠花岳」です。良く見ると樹海の中のジグザグの登山道も見えます。
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下山して再び「長沼」を今度は反対側から見たところです。
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ニセコ連山の案内板です。
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正面の上部に、頭だけ出した「イワオヌプリ」が見えます。予定では、この山も登るつもりでしたが、この後ニセコから旭川まで移動予定なので、時間の関係で 断念しました。
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ここまで歩いてもまだ頭が見えています。
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ちなみに「イワオヌプリ」とは「硫黄を吹き上げる山」というアイヌ語だそうです。
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登山口に戻ってきました。
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羊蹄山 8月7日
羊蹄山(1、893.4m)は美しい裾野をもつ山で、蝦夷富士とも呼ばれます。
山頂には大きな噴火口の跡が3つあり、父釜、母釜、子釜と呼ばれています。
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今回登ったコースは「真狩」(まっかり)コースで、他にもヒラフコースとかいくつもあるようです。
今回の駐車場と登山口は、標高約400メートルです。山頂までは約1500メートルを
まともに登る事になり、かなりハードなコースでした。
(※ちなみに旭岳はロープウエーを利用すれば実質600メートルの登山で山頂に立てます。
同じく黒岳もリフト利用で480メートル登山です。)
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麦畑越に見た、蝦夷富士「羊蹄山」です。ひろい裾野です。
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羊蹄山自然公園キャンプ場の奥に、登山口があります。
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裾野は見通しの、まるで効かない森の中をひたすら歩きます。白樺などの森はとてもきれいでした。
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六合目あたりまでくると、少し下界が見えてきます。
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9合目あたりは、火山礫のガレ場が続き、ちらほらと花が咲いています。
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9合目あたりを登ってくる登山者です。下界の景色もかなり広く見えました。
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左上に見えるのが、羊蹄山避難小屋です。9合目付近に分岐があります。
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真狩コースを登ってきて、外輪山との出会いです。ここから外輪山を一周できます。
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山頂にはあちこちに「お花畑」があり、いろいろな高山植物が短い夏に咲き乱れていました。
※今回の旅の高山植物「北の山の花たち」は別のブログに載せています。
http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/kita_hana/
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外輪山を行く登山者達。かなり狭く危険な箇所もあります。
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外輪の周囲にはこのような、道標があります。天気の悪い日など雲に巻かれたら、方向を見失う事もありそうです。
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大きな父釜です。右上あたりが最高地点です。
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左が母釜、右が子釜です。父釜の西側外部にあります。
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父釜の東側には、常に雲が渦巻いていて、雲がとれる時はありませんでした。
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登山口から外輪出会いまで4時間かかりました。そこから外輪を1時間ほど歩いて写真をとり、
1時間休憩して、下山は3時間。合計9時間かかりました。
駐車場に着いて休憩していたら、下山途中に出会った 走りながら登ってきた若者がもう下りて着ました。
聞くとニセコのリフト会社で働いているスキーの選手で、登り2時間半、下り1時間半
合計4時間の驚異的なタイムの若者で、驚きました。
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札幌市内をあちこち行った写真です。今回の旅の主目的が「北の大地の山歩き」なので あまり一般的な観光写真がありませんが、勘弁願います。
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札幌といえば時計台。札幌に移動したのが夜だったので、さっそくカメラを持って出かけましたが、沢山の観光客が記念撮影したり、写真を撮っていました。
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大通り公園のテレビ塔。夜間はライトアップされていました。テレビで見る東京タワーのようでした。
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「ボーイズ ビー アンビシャス」 少年よ大志を抱け
クラーク先生は、北大構内にいらっしゃるものと思っていましたが、こんなところで羊と仲良く、されていました。
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羊が丘公園のひまわりです。風が強く葉も花も揺れ動いています。
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羊が丘公園には教会もありました。
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札幌ドームを見下ろす「羊が丘公園」には本当に羊がいました。
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関西に住んでいるとあまりお目にかかる機会は少ないのですが、東京や北海道では「花畑牧場カフェ」(タレントの田中義剛さんが牧場主の会社)は凄い 勢いらしいです。札幌中心部にもあちこちにお店がありました。
お店の人に聞いた 一番人気の商品「生キャラメルをかけたアイスクリーム」を頂きました。甘くて美味しかった。
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夜の大通り公園で、夏祭り「盆踊り大会」をやっていました。
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なんかこういうお盆の風景は、日本全国変わりませんねえ。
さすがに唄っていたのは「江州音頭」とか「河内音頭」ではなく、「北海盆唄」とかでしたが。
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今回の旅の フェリー発着場がある、小樽市の風景です。
明治から昭和の初期にかけて、小樽は国際貿易港として栄えました。
運河界隈には、そのときの名残の石造りの倉庫、建築物が建ち並んでいて
文化財に指定されています。休日のこの日、沢山の観光客が運河界隈に
あふれていました。
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ここは「カフェ」の看板が上がっています。
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運河沿いの船着場です。
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古い倉庫がたちならんでいますが、中はほとんど改造されてお店がおおいようです。
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運河を巡る観光船です。最近流行の「人力車」もたくさんいました。
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カモメも人慣れしています。
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少し分かりづらいのですが、中央で二羽のカモメが大きな声で喧嘩しています。
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この倉庫も今は食堂です。
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石造りの建築物が並びます。
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突然馬車が出てきました。これも観光用です。
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ほとんどが お店です。
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小樽といえば、港町。「ウニイクラ丼」を食べました。
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羊蹄山に登った後、小樽の山手を通りかかると、展望台があり、夜景がきれいに見えました。
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この花火の写真は、観光用ポスターをカメラで写しました。夏には花火大会もあるようです。
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十勝岳に登るとき、道路から垣間見た風景は お花畑があちこちこに広がる風景でした。
山歩きの合間に、お花畑を見に行きました。
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天気がよくて、ラベンダーが満開で、十勝岳に雪が残っていれば このように見えるらしいです。
畑の中に この看板がたっていました。
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ラベンダーは盛りを過ぎて、刈り取られたところがおおかったのですが、少しだけ 残っていました。
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ラベンダー畑です。
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一本一本のラベンダーです。
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ラベンダー尽くしの一つ、「ラベンダーソフトクリーム」です。
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ここは国道脇の、美瑛町立「ぜるぶの丘」です。花はラベンダーではなくて全てサルビアの花です。
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これも「ぜるぶの丘」のサルビアです。
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「かんのファーム」です。
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同じく「かんのファーム」です。
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同じく「かんのファーム」です。
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これは突然「ビール麦」です。
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ファーム富田は観光農園で、沢山の大型観光バスが詰め掛けます。
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ファーム富田で花の手入れをする人たち。このような日ごろの努力があるから、きれいに咲くのですねえ。
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ファーム富田の中に在る「ドライフラワー」の館です。
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ドライフラワーが巧みに、アレンジしてありました。
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ここも沢山の人が詰め掛けていました。
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富良野にある、ひまわり畑です。
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ここは観光農園でもなんでもなく、単なるひまわり畑ですが、通りすがりの人が沢山、写真を撮っていました。
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これだけひまわりが集まると凄い景色です。
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大型観光バスも、徐行しながら見て通り過ぎていました。
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これは「ピュアホワイト」という、とうもろこしの一種で、最近テレビでよく見かけます。
湯がいただけのを、かぶりつきましたが、とても甘く美味しかったので お土産に買いました。
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1 北海道への山旅記録 2008年
1 斜里岳 2008年7月17日
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事前に用意した登山地図。登りは旧道の谷道コースで、下りは新道の尾根道コースの予定だ。
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登山口へ向う林道の入口標識。
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林道終点の登山者用駐車場に到着。
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新しい標識が建っていた。
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登山口から山道に入る。9時15分スタート。
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早速ヒグマに注意だと。「最近頻繁に目撃されています」とも書いてある。
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最初の分岐で旧道の谷道コースへ。全身に熊除けベルやら鈴をジャラジャラ鳴らして歩く。
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こちらは方丈の滝というのだそうだ。滝には名札がぶら下げてある。
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これは霊華の滝。沢筋の道なので滝が多い。
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二股の滝もある。滝を見ながら歩いてどんどん高度を上げる。岩は濡れて滑りやすい。
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尾根が近づいたのかと思ったが違っていた。雲が流れてきてまわりが見えない。
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「胸突き八丁九合目」と書いてある。ここからが きつい登りだった。
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急登をしばらく続けると尾根に出た。丁度12時だ。歩き出して2時間45分。
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馬の背と書いてある。ここから山頂まで もうすぐらしい。
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主道を歩く。雲は晴れるどころかますます濃くなる一方だ。風も出て とても寒い。
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お社がある。その向こうに見えるピークが山頂だろう。
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山頂に到着。12時30分。歩き出して丁度3時間15分だ。
ここでお昼のお弁当を食べる。山頂でもう一人のおじさんがお弁当を食べているので話をするとその方
は名古屋から来られたそうだ。
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丁度そのとき 雲の中から沢山の人影が現れた。よく見ると自衛隊の方たちだ。
挨拶をされるので 「ヒグマに怯えながら登って来ました」というと
「もう大丈夫です。われわれが安全に登山口までお送りします」とおっしゃられた。
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食事も終わり、名古屋から来られたおじさんと二人 下山開始する。
下山は 新道の尾根道を行くが なんと自衛隊の方たちも新道を降りてくださるそうで安心だ。
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竜神の池に立ち寄る。自衛隊の方たちも立ち寄っていかれた。
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新道の尾根道は 這い松地帯で いかにもヒグマの巣だ。
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ところが 自衛隊の方たちが前と後ろに歩いてくださるので 怖い者無しだ。
ボディーガード付きの登山だ。
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一緒に歩く名古屋のおじさんも鼻歌交じりで ご機嫌だ。登りは一人きりでとても怖かったそうだ。
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一瞬雲が薄くなったので 振り向くと山頂が見えている。
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またしても雲に覆われてしまう。どんどん尾根道を下る。杯松は相変わらず続くがもちろんヒグマは大丈夫だ。
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熊見峠到着。いかにも熊が出そうな杯松地帯だったが、今日はボディーガード付きなので安心だ。
一人で下山するときはとても怖いと思う。
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熊見峠から下二股までも這い松地帯が続く。アップダウンを繰り返しながら30分以上歩く。
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這い松地帯を出て白樺の森に帰ってきたところで自衛隊の方たちは わき道へ入っていかれた。
丁重にお礼を言って お別れした。
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登山口の清岳荘に帰着したところで名古屋のおじさんともお別れした。
彼も車中泊をしながら北海道の山旅を続けるという。
下りもあちこち寄り道したので3時間15分かかった。
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夕方離斜里の町を車を走らせていると雲の切れ目から斜里岳が顔を覗かせていた。
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2 斜里岳の花々 2008年7月17日
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千島薊(ちしまあざみ)に止まる蝦夷白蝶
このアザミは 北海道以北に生息するそうだ。
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苔桃の花 草に見えるけどこの植物は立派なツツジ科の木である。
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チングルマの果実。これが子供の持つ風車に見えることから「稚児車」と名づけられて
「ちごぐるま」から「ちんぐるま」に変化したそうで、これも草に見えるけどバラ科の木だそうである。
秋の紅葉もきれいだ。
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千島桔梗は横に咲き 花弁の内側に白毛が生えているのが特徴だ。
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雌阿寒金梅は北海道の固有種で雌阿寒岳で発見されたのが名前の由来だとか。
南限が羊蹄山だそうである。
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丸葉下野(まるばしもつけ)は高山帯に生息する落葉低木だが、北海道固有種の
「エゾノマルバシモツケ」や「エゾノシロバナシモツケ」との違いがよく分からない。
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千島風露は風露草の仲間で 本州の四国風露、白山風露や南アルプスの高嶺郡内風露と同じ風露草だ。
この千島風露は名前のとおり、北海道の固有種らしい。
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千島金梅草は北海道大雪山以北、以東に生息する固有種で 近い仲間に
北海道南部や本州の高山帯の「信濃金梅」があるそうだ。
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ニッコウキスゲは全国的に分布している。
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車百合は葉が車輪のように輪生するところから名づけられた。
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蝦夷ツツジ は北海道のみならず 本州中北部にも生息するらしい。
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四葉塩釜は葉が四枚数段にわたり輪生するのが特徴で 本州中北部や北海道の高山帯に生息する。
花弁が鳥の嘴のように鋭く尖っているのが特徴だ。
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大伶人草はクリーム色の伶人草だ。伶人とは雅楽の演奏者を意味するが
その楽人が被る烏帽子の形に似ているのが名前の由来とか。
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長葉北薊(ながばきたあざみ)は北海道だけではなく、本州の高山帯にも生息している。
薊の仲間ではなく、キク科トウヒレン属の植物で 木曽駒ケ岳で見た黒トウヒレンに良く似ている。
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黄金菊(こがねぎく)別名秋の麒麟草。本州の高山帯にも生息する。
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ジャンボ蕗 これは私が勝手に付けた名前で、生まれて初めて北海道の山を歩いているときに
であった大きな蕗で、非常に驚いた。大人の傘くらいの大きさなので、本州にはこんなジャンボなものは無い。
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御前橘は本州の高山帯にもどこにでも生息している。白山の御前ヶ峰で発見されたという。
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浪来草(なみきそう)は乾燥した砂地に生育するが 海岸沿いにも生育することもあるという。
浪が打ち寄せるような姿で 花の形は立浪草と似ている。
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矢車草は背丈1メートルを越える多年草で 花の形は「マルバシモツケ」に似ている。
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3.羅臼岳 2008年7月20日
せっかく登山口まで行ったのですが ヒグマのために。。。。。。
登山口に「最近ヒグマが頻繁に出没しているので 当分入山禁止とします」
とバリケードが立ててあり、残念ながら今回は 中止した。
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羅臼温泉付近の登山口の登山道案内標識。残念ながら入山を中止した。
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湖の付近には蝦夷鹿が道路まで普通に出てくる。
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羅臼自然センターのヒグマの剥製。こんなでかいやつと山の中で鉢合わせはしたくないものだ。
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これも自然センターに展示されている縞フクロウの剥製。羽を広げると2メートル前後ある。
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羅臼漁港からは国後島がすぐそこに見える。早く返せ。
終戦のドサクサにまぎれてソビエトが突如不法占拠したままだ。
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知床峠からも国後島は見える。この後知床へ行った。
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